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呪い86-春郎論破? 

クラスに代は投げ入れられて


「いた」


小声で言っていた。


他の皆は怪訝そうな表情で代を見ているが

数分後無視した。


「はーい! 皆座ってええ!」


代は蹲り座ろうとしなかった。


「座りなさい、代君」

「……嫌です」

「どうして?」

「ゴールデンウイークコンクリに生き埋めにされてたから」


それを聞いて他の生徒は明らかにえっ! とした表情になる。


だが皆取り敢えず代のヤバいゴールデンウイークの過ごし方というより悲劇に自分がと考えるとさすがに同情していた。


「えっと……それでも座ってください」

「嫌だ」

「座ってくれないと私の仕事が……」

「それがテメエの仕事なら座らせて見せろ! 先生の意地を見せろや!」


明らかに不貞腐れている代に先生は頭を悩ませる。

その時であった。


「いい加減にしろよ! 四二杉! 人を困らせやがって!」


それを良い事に春郎は代に食って掛かった。


「たかがゴールデンウイークをただコンクリで過ごしただけだろ! どうでも良いだろうが! そんなの!」


その言葉にクラスメイトは春郎にドン引きしていた。


(いや……ゴールデンウイークをコンクリ生き埋めは普通に嫌だろ……倫理的にも精神的にも考えて……)

(こいつ……絶対に人の気持ちが分からない人間だ……)

(まあそういう感じは確かにあった気がする)


先生も春郎の言葉に感謝するどころか完全に引いていた。


(こいつは何を言ってるんだ……)


不死身だから大丈夫だろとかそういう問題ではないことをぶっちぎりで突っ切る春郎に


「お前の様な怠惰な人間を見ているとイライラする! 俺はゴールデンウイークずっとサッカーで全国の為に頑張っていたんだぞ! どうせゴミの様な休みを過ごそうとしたんだろ! 自業自得だ!」

(いや……大抵そうだろ)

(お前も時折サボってたじゃねえか……)


それだけ春郎の株が今かなり落ちていた。

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