呪い82-鬼ヶ島組のシノギ
眠い目を擦りながらも代は
「だが今日は休みだ! 俺は絶対に今日は遊ぶ! 買い物もゲームもする! 止めてくれるな!」
「いや……止めないけど……何か大変な目に合うわよ……絶対に……断言する」
代はその言葉に詰まる事もなく
「いってきまああああす!」
そう言って家を飛び出て行った。
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代は外に出ると皆が代を犯罪者でも見るような目で見ていた。
「うわあ……絶対に言いふらしたな……」
代は引きながらもいつもの事なので当然の様にゲームショップに行った。
「いらっしゃいませ……お帰り下さい」
「え?」
店員さんは睨み付けながら
「帰れえええええええ!」
そう言って釘を投げて来た。
「いた! いたああ! 止めろ! 客だぞおお!」
「五月蠅い! この人殺し!」
代は入店禁止になっていた。
「おいおい……さすがにこれはないだろ? 今の何……いつものおっちゃんじゃないし……」
この店は鬼ヶ島組の経営するシノギで代の入店も全く問題はなかった。
しかし、人が違い思いっきり追い出される。
代はそのことを考えたうえで
「もしもし? もしかしてバイト雇った?」
鬼ヶ島組に連絡を入れた。
『? この時間だといつものゲームショップか? バイトは入れてそのまま組員ていう手はよく使う手だけど……それがどうしたの?』
「追い出されたから連絡入れた」
『そうか……少し待て』
そして、電話が切れて数分後
「待てええ! 待ってくれえええ! お願いだ! 俺には病気がちの母がいて! 妹の教育費も稼がないと! 元気で高校生の俺が! 俺が稼がないと!」
「はいはい……さよならああ」
そのまま引き摺られて行った。
「さてと、これで買い物が出来る」
自分の不死身である繋がりのある鬼ヶ島組の権力とコネを使って、貧乏であろう家族の働き口を消した。
「いらっしゃいませー! 先程はすみません」
「いえいえ、あんなことするから駄目なんですよ~これでキレるならただの逆恨みですしねー」
そう言って代は毎月貰う最初の600万円の金で気になっていたゲームを買った。
「ありがとうございましたー」
「また来るねー」
そして、代はゲームを買うと次にアニメのブルーレイを買いに行った。
「そうだ! フィギアも買おう!」
当然、鬼ヶ島組のシノギである店を選択。
因みに、母親も一々シノギである場所で買う様にしている。
代は当然の様に買い物を楽しんでいると
「おい!」
「はい?」
バゴオオオオ!!
突如顔面を殴られた。




