呪い75-家帰宅
代はやっと家に変える事が出来た。
「ただいまー」
「おかえりー……遅かったわね……どこまで買い物に行ってたの?」
「買い物何て行けてねえよ……全くせっかくの休みなのにあの議員がくそみたいなことをしやがった……」
その言葉に詠美は怒りに燃える。
「何それ……契約では貴方の都合で良いって言ってたじゃない……ルール違反は良くあるけど……議員の世界ではそうなのかもしれないけど……でもそれはあからさまな違反をしていいとは私には思えないんだけど?」
声の覇気がある。
実の息子が酷い目にあることは慣れているが、だからと言って許しているわけではないという表れだろう。
代は頭を掻きながら
「まああからさま? って訳でもなかった風は装っていたよ? 装っていただけだけど……その後暴走族に俺を正義の鉄槌としてボコって来たけどねえ」
「フーン……そうなんだー……」
そう言って家の中に入っていった。
代は何も考えずに家に入り、靴を脱ぐと
詠美が当然の様に包丁を持って外に出ようとした。
「え? 何してるの?」
「殺す」
「えええ……」
正直止めようとしても止めなくとももうすでにいなくなっている為に、報復なんて出来る訳がないとは思うが包丁を持っている母親が路上を跋扈している事を想像すると面倒くさい事になると思って
「ああ、その暴走族もう鬼ヶ島さんに拷問後にマフィアの組織に特攻させて死んだから別に良いんじゃない?」
「そう……次はとっ捕まえた奴を鬼ヶ島さんにちょっと借りようかしら?」
「そうですかあ……まあいいけど……腹減ったからご飯喰っていい?」
「いいわよ」
仕方なさそうに包丁を懐に仕舞い、家に入っていった。
そして、代は台所に向かうと
そこには彩夢と雛子と佐那がそこにはいた。
「お前等なんでいるの?」
「ご飯食べてるの」
「おはぎもっと欲しい」
「美味しい」
そう言って3人はご飯を食べている。
すると代美が
「良いじゃない、アイドルが居候先に来るとか凄く興奮する!」
そう言ってミーハーな態度を取る代美に代は
「よかったね」
とだけ言ってご飯を食べ始める。
「ああの……あのおお!」
「サインなら後で上げるし、握手も上げるよ?」
「俺の息子とも握手しない?」
代は代美に頭を打たれて、代美は喜びながら
「ありがとうございます!」
と3人にお礼を言った。
「はあ……てかお前等そんなに有名なの? 俺アニメしか見てねえから正直あんまり知らんのだけど?」
「そもそもドラマのヒロインやってる時点で有名ってことに気付こうか?」
彩夢の言葉に代は
「そうか……すげー」
あんまり分って無さそうだった。




