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呪い71-挫折する呪いの力

「嫌だああ! やめてえよおおおおおお!! 助て……誰か……いだだがあああああああやあああまええええええ!!」


子供の様に泣きじゃくりながら最後の一人が終わった。

皆が皆、膝を抱えて三角座りで泣いていた。


「うううう」

「ああああああ」

「もうやあああああ!!」


恐怖に包まれた暴走族、痛みに耐えられず怖くて怖くてたまらなくなってしまった。

それを見ていた鬼女は代に


「なあ……代君……こいつらを見てどう思う?」

「凄く……情けないです」


哀れんだ様な目で暴走族を見ていた。


「全くだ……こんなのはお前等が代に与えた死に比べればほんの数個だ……立ったほんの数個……代君……君は一体何度死んで来た?」

「うーん……何度? 知らねえ……この呪いを受けてからずっとですよ? 確か五歳? それからずっと受けてたんだぜ?」

「その時君は挫折した?」

「いやするだよ……でも逃げれなかったんだから仕方ないじゃん……結局逃げれることも出来ずただただ受けないといけなかった……で! 気付いたら慣れていた……それだけっすよ……」


しかし、そんなそんな彼と違い彼ら暴走族は怯えて終わった。

慣れることなく終わる。

鬼女は


「そもそも君は本当に挫折したか? 私が会った時から明らかに変だったぞ? お前が私に言った言葉を忘れたのか? 挫折とは言わせないぞ」

「え? あああ……確か……どうやれば金に換えられるとか女とか抱けるようにするにはとか?」

「子供でそんなことを言える奴なんて殆どいないぞ? 欲望のみに一点として望みをかけるなんて」

「挫折したからそれでもなければやってられなかったんすよ……しかもその頃から人を救おうとか言って来た胡散臭い奴等に声を掛けられてウンザリしてたんすよ」


代は空を見ながら


「まあ全部断ったんですけどねえ……だって怠いじゃん……明らかに苦しんでいる人を見せてその人を助けたいと思わないかい? とかなんかそれが当たり前の様に言われたら子供でも気持ち悪いぞ……しかもなんか知らない人だらけの苦しんでいる人間を見せても同情もないぞ……」

「全く冷たい奴だ……だが君はそれで良かったよ」


そう言って頭を撫でる。

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