呪い62-鬼ヶ島組は今も健在!
高美が目にしたのは想像を絶する絶望であった。
「芽衣子……教菜……何でえ……」
何と、黒服の男達に銃を突きつけられて二人は人質にされているようだった。
「編集長……これは一体どういうことですか……」
「昔々あるところにお爺さんとお婆さんがいました」
「何の話をしてるんですか……」
突然桃太郎の話のをし始めた編集長を睨み着ける。
「以下省略で鬼達は村人から奪った金品を返し、桃太郎に降伏をしました、しかし彼ら……いや国や役人はそれを許す事はなく、彼らもまた許すつもりはなかった……彼ら鬼ヶ島から娘を送り桃太郎の暗殺を目論みました……娘は桃太郎を殺す為に人間の振りをして召使として潜り込みました……娘は暗殺の気を伺いましたが恋に落ちてしまう……そして、娘は命令の板挟みになり自殺をしたのである……しかし、それは娘と鬼達の目論み通りになったのでした……娘は最初から死ぬ事を目的に送られたのです……」
「はあ! 何の話だよ! どうしてそんな話を! 何の関係が!」
「つまりは娘は桃太郎の心を折る為……桃太郎が二度と……鬼に唯一叶う勇者の力を削ぐための鉄砲玉として送り込まれたのでした……娘はその思わせぶりな姿を桃太郎に印象付けそして自ら命を絶つことで桃太郎の戦意を喪失させることに成功を収めたのでした! こうして我々鬼ヶ島組は今も尚国や役人と共に権力が途絶えることなく現在も国に悪を望まれて存在するのでしたああ!」
「鬼……組……悪……お前……一体何者だ!」
「察し悪いなあ! 俺はその鬼ヶ島組の人間だ! ここの編集部は俺が作りそして国と役人と鬼ヶ島で操作している! 他の仕事にも俺と同じように鬼ヶ島が入り込んでいる! 情報は武器だがそれらを操る事も立派な武器である! 誤りのある情報を与えて戦力を削ぐための大切ななああ! 俺はその四二杉代の情報を消す為にお前等家族を全て消す事を報告済みだぜえ!」
不気味に嗤う鬼ヶ島組の人員であった編集長に高美は戦慄を覚えた。




