呪い38-侮辱煽り
代は次の日、森瀬に話をしようと職員室に向かう。
「森瀬先生いますか? 一昨日の無断欠席の件が昨日話せてないので来たんですけどお?」
職員室には校長がおり
「森瀬先生はまだ来ていない……私からもその話は昨日したのだが別の用件があった為忘れていたらしい……まあ結構重大だったからね」
代は何となく理解しながらも
「その別件って何ですか?」
とわざと聞くと校長は
「このことは君同様プライバシーに関わる事なので話す事が出来ない……取り敢えずここで待ちたまえ……私が森瀬先生を呼んでこよう」
「自分で探しますが?」
「いや、またすれ違いになってはこちらが困る……鬼ヶ島組に今日で決着をつける様にお達しが来ている」
と震えながら校長は職員室を出た。
「大変なんだなあ……教員って」
代は他人ごとの様に教員の席に勝手に座る。
「他の先生はもしかして部活動か? 朝から大変だねエ……俺氏は優雅に代美さんの車で朝早く来てここで寛いでやるぜ!」
と偉そうな座り方で森瀬先生を待っていた。
その時だった。
突如職員室のドアが開いた。
「あ」
「! ちょうどいい! ちょっと来い!!」
坂本がそこには立っていて、代を睨み着ける。
代は面倒くさそうにしながら
「え? でも校長先生にここで森瀬先生を待つように言われているんですがああ?」
とお前の方が校長より下だぞというあからさまな態度を坂本に向けて煽る様に伝えた。
坂本は眉間にしわを寄せながら血管をピクピクとさせて
「テメエ! 舐めているのか! いいから来い!」
そう言って代を首を鷲掴み持ち上げる。
「ググギギギギg!! べえええ! ごがんげるぞおお!!」
「うるせえ!」
坂本は近くに合った鉛筆で代の眼球を刺した。
グシャあ!
「あぎゃあああああああああああああああああああ!」
血をボトボトと流しながら代は鉛筆を引っこ抜くと坂本にぶっ刺そうとする。
しかし、
「くそ野郎が!」
代は腕を掴まれて
ゴキ!!
と坂本の握力で代のヒョロイ腕は関節を外される。
「っだあああああああああああああああ!!」
悲鳴を上げる中、無視して坂本は誰もいない教室へと代を運んだ。
そして、教室に到着するなり、代をぶん投げて代は頭からぶつけながら倒れ込む。
「クぞ! いでえ! てめえみたいな奴って昔はもっと酷かったとか言って自分の行為を正当化する面倒くさい奴なんだろうから分からないだろうけどおおお!」
尚も煽る事を止めなかった。
「フン、黙れ屑……テメエの様なゴミ同然の人間には相応しい教育だ」
と冷たい目で代を睨む。
代は呆れながら
「でええ? 何か御用ですかあああ? ヤリてぃんぽ先生い! 知ってますよお? 今の奥さんとはデキ婚でしょおお?」
代は坂本のプライベートの事まで侮辱しながら訳を聞いた。




