呪い31-蹴り飛ばされて学校へ
「どうするって何よ……」
代の言葉に桜は睨み着ける。
「だからさあ? 俺の能力で助けた人間を目の前で殺されて泣き叫ぶ! その姿を俺が見て嗤う! そのサイクルを見る事に必死に頑張るのかな? 俺は別にいいよ? いつまでお前等が壊れずに済むかをここで拝見させて貰うからよ」
主任は代の醜悪さに嗚咽した。
山本議員は悔しそうにしながら
『何をしたかは分かった……そこまで人を救いたくないのか? そこまで人を苦しめるか?』
代は呆れながら
「昨日から言ってるじゃん……しかも俺がしてるんじゃなくて鬼ヶ島組が……」
『同じだろ!』
「ええ……」
代の言葉は無視されて面倒くさそうにする。
すると
『解放しろ』
「く」
「糞おお……くそおお」
勝手に涙を流している三人に
「なんだこれ?」
代は引きながら三人を見ていた。
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そして、代は二人に蹴り飛ばされて
「とっとと出て行け! この外道!」
追い出されるように研究所から出た。
その姿を代美は見て
「え? え!」
唖然としていた。
「あ、代美さん……今からでも学校」
「ちょっと! 今流そうとした! 何があったの!」
「いや学校を」
「でも今はそれどころか」
「俺は学校と言ってるんだ! そっちが最優先事項なんだよ! 馬鹿野郎が!」
「ええ……」
代の怒声に代美は戸惑いながらも学校に送った。




