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呪い18-正しき道とは?

詠美は無表情で主任の手を突き刺すとそのまま包丁を曳いて指を撥ねる。


「ぐいがあああああああああああああああああああ!!」

「主任!! 貴方! 何てことするの! 異常者! 貴方達親子は異常者だわ!!」


桜は出血する主任の手を持っていたハンカチで押さえると詠美を睨み付けながら言った。


「私はね、人々の為に働く人は素晴らしいとか誰かがしないといけないという言葉を聞いて凄いとは思う……だけど私の息子がする必要性をいつも考える……他の者がしているんだからわざわざこの子が頑張る必要性をいつも感じないの……他の奴等も貴方達と同じような事を言われる度にそう考える事が多いわ……だから私は息子のその邪悪だとか人の心がないと言われるのは思うところはあるけど……でもそれでもそれに対しても全く無視して断り続ける事の出来る息子を誇りに思っている……そうでないとこの子は絶対にこの呪いに食い殺されるから……」

「お母さん……おしっこ行きたいからトイレ行っていい?」


代美は感動しそうになったにも関わらず代のその言葉に頭を抱える。


「いいわよ」

「やった……」


そう言ってトイレに走り、


ブリュブリュブリュウウウウウ!!


排泄音が部屋中に響き渡る。


「おしっこじゃねえのかよ!」

「おしっこ+うんこって奴だ!」

「大声で報告するな!」


山本議員は苦渋の表情になりながらも


『なるほど……母親としての愛ですね……母親として心配なのは分かります……私も1人の父親だ……だからこそです! だからこそ今貴方は息子の道をここで正さないと! 喰われるのは呪いを利用されることではなく呪いを悪用しようとする心であることだと私は思う』


主任は出血した手をハンカチで縛り止めるとタブレットを操作して


「これにサインを……貴方達をいま鬼ヶ島組が狙っている……例えそこに自由がなくても……人を傷つけるよりかは確実に良い……これにサインすれば正しき道を歩めるのは確かだ……人は人を救うべき……弱き者を守る為に生まれているんだ……」

「ふーっスッキリした……何これ?」

『代君……これは契約書だ……これにサインをしないと君は間違った道を歩む……子供だから今は分からないだろうけど……人を傷つける事は君の心を蝕む……呪いに喰われるという事は……そういう事ではないのか?』

「フーン……」


そう言ってタブレットを手を取って


「いらね!」


そう言ってタブレットを壁に向かって投げつけた。


バリイイイイイイイン!



「君は……悪の道を歩むのか……仕方ない」


すると銃を持った集団が部屋に入り込み、3人に狙いを定める。

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