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呪い141-取り調べ

代は取調室へと移動させられた。


「で? 何? 早く出してくれるの? 釈放?」


当然釈放してくれるか確認するが


「そんな訳ないだろう! 屑!」

「だろうねえ……」


釈放でないと分かると代は足を机の上に乱雑に置いた。


「何だその態度は! 舐めているのか! この俺を! ここの署長だぞ!」


しかし、そっぽを向きながら舌を出す。


「貴様! ふざけるなア!」


バゴオオ!


署長は代の顔面を数十発殴った。


「痛いなあ」

「お前がやったんだろ!」

「は?」


藪から棒に話を進める署長の言葉に話の内容が一切見えなかった。

代はそのことから


(こいつ……頭の中で話を勝手に進めるタイプか……引き出すのに時間が掛かるぞ……)

「ハじゃねえよ! お前自分がしたことを理解出来ているのか!」

「いえ」

「ふざけるな!」


一向に内容が現れず、


「俺が何をしたって言うんですか?」

「何をしただと……お前は自分のしたことの邪悪さに! 最低さに気付いていないのか!」

「気付いてません……いい加減言えよ」

「おらあ!」

「いたあ!」


また殴られる。

一体何を言いたいのか完全に理解が出来ず、理不尽な暴力を受けていた。


「全く……まさかそうすれば俺があんたが尋問している答えが貰えるとでも? これは尋問ではなく拷問であることをそろそろ気づけよ……警察はよお……」

「何だと! 舐めるなよ!」


ゴシャあ!


「痛いよ」


代は回し蹴りで肋骨と尺骨が折れる。


「フン、それが不死身の力か……それであのお婆さんを怪我をさせたのか」

「お婆さん?」

「以前に話しただろ! 覚えてないのか! それにお前が苦しめたお婆さんだぞ!」

「ああ、聞いてなかったわ……てかお婆さんを傷付けた? 知らんが?」

「フン!」


腹に蹴りを入れられて涎が口から溢れる。


「お前にはもう少し口を割らせないとな」


そう言って焼いた鉄箸を代に当てた。


「熱!」


「吐くまでここに居て貰うからな」

「いつまで? 釈放が待ってるんだけど?」

「そんなの俺が許さん! 鬼ヶ島組が何だ! バカが!」

「うわ……言っちゃった……」


するとベテラン警部が署長に


「まずいですよ……鬼ヶ島組は予定日に強行しますよ……こっちの戦力じゃ負けます」

「それなら国家を利用すればいい……正義は必ずそこに存在している」

「いや……しかし」

「なんだ? 俺に逆らうのか?」

「すみませんでした」


代は警部に


「あんたも大変だな」


と同情した。

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