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呪い139-釈放交渉

「どうだ? 危険人物だろ?」

「どこが?」


代には鬼女の言葉が理解出来なかった。


「おかしいなあ……十分分かると思ったけど」

「え? 別に普通じゃない?」

「頭から血出てるけど?」


涼子の言葉に代は


「ああ……これは頭を撃ち抜かれたから」

「いやその時点でどう考えても異常でしょう!」

「俺もあいつの頭を警棒で貫いたからお互い様だろうし」

「そこは公平なんだ……」


そして、話を続けた。


「で? いつ解放されるんだ?」

「まあ後2週間かな? で? 頼み事って」

「あいつを釈放する事かな? ここでのルールを教えて貰ったから一応はお礼として交渉程度なら」


その言葉を聞いて鬼女は


「まあ別に構わないけど……今後どうするのそいつ?」

「あんたのせいで捕まった事になったんだからそっちで面倒見て欲しいぐらいなんだけど?」

「だがあいつは私が見る限りだと倫理観が完全に崩壊している……外に出すのはかなり危ないからこっちで様子を見るのは良いが……元に戻るかどうか……」

「別に死んでも生き返るし鉄砲玉にでも使えば?」

「お前結構容赦ないな……」


その言葉に代は呆れながら


「倫理ぶっ壊れたのは全部呪いのせいでもあるが人の事を殴る癖にそれを正当化するこの社会が悪い……元からぶっ壊れているならともかくそれを作り上げたのは今まで関わってきた奴等だろ? 性格を変えろという前にそういう性格にした奴等に責任を取らせるべきだ! 俺は悪くない!」

「お前の性格が悪いのは元からだろうが!」

「なら悪いのは親だ!」

「どこの屑野郎共だ!」


と言い合った後


「全く……仕方ない……まあ確かにそれ以外では使いようは」

「まあ後は取り合立てとか? そうすれば恐怖で金を返すとか?」

「足りてるが……まあいい……そこから徐々に制御出来ればいいが」


そして、釈放の件は鬼ヶ島組に任せた。


そして、


「お前の釈放も出来そうっすね」

「マジか……あざーす」


鉄方は頭を下げてお礼を言った。


「人を殺したい?」

「俺を捕まえた奴等は殺したい」

「殺意十分! やっぱり良いな! そう言うの!」


と何故か気が合った。



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