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呪い138-危険人物

いきなり殺された少年は息を荒らしながら


「いきなり何しやがる」

「確かめ確かめ」


勝手に納得しながら頷く代に


「確かめるだと……確かお前も呪いだとか言ってたけど……あの男に何かされた口か?」


代は頷き続けながら


「だよだよ……大体皆そんな感じだろ? 呪われた奴は大体面倒ごとに巻き込まれる」


その言葉に少年は


「はあ……お前名前は?」

「四二杉代」

「俺は名倉鉄方だ……」

「うむ、聞いた通りの名前だ」

「名前聞いてたならわざわざ殺さなくても!」

「お前殺された経験は?」

「いや……死なない程度に殴られた事ぐらいしか」

「割に合わねえからだよ!」

「理不尽!」


しかし代は鉄方の鼻を突っつきながら


「理不尽ならいつもこの世に溢れてんだろうが! 特に俺等はそういうのと縁がありすぎるんだから一々こんなことでギャーギャーうっせいぜ!」


そう言って小ばかにすると


「さてと、すっきりしたし取り敢えず一か月間はここで過ごさないといけねえし……るーるおせーて」

「はあ……まあこっから出れるようにしてくれるならさっきのことも許すし教えてもいいけど」

「取り合ってみる、オイそこの看守」


看守はボコボコになりながら


「きざま……やばりおばえは悪魔だ……山本議員の言う通り……許されざる悪だ……無駄な争いを生み出す元凶め」


と見下す様に言い放つが


「面会いつになる?」

「貴様にめんがいなんで」

「え? なんて? もう一回聞くけど面会はいつ? 鬼ヶ島組の事は知ってるよね?」

「ぐぐう!! きざま……そうやって特別な者を使って好き勝手するつもりか……屑め」


しかし代は髪の毛を掴むと


「知らねえよ……いつ?」

「く……一週間後と予定にはなっている……」

「こいつ出せる?」

「ダメだ! こいつは犯罪者で親殺しだ……貴様悪魔を平和な世界に放つ気か……貴様の様な」

「うるせえ……取り敢えず面会時に確認を取る……お前は準備しておけ……あいつ等も名前を知ってるから後は何らかの動きを見せればいいだろう……危険って言ってたっけ? もしかして銃を今持ってるのが?」

「それが何? 悪いの? こっちはボコボコにされてんだよ……撃ち殺す」


バン!


そして、近くにいた囚人を殺した。


「え……」

「そんな……お前……何してやがる」

「え? 殺したんだけど? 俺をボコボコにするから」


代は思った。


「それじゃあ仕方ない」

「お前もな」

「え?」


バン!


血を噴き出しながら倒れた。

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