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呪い126-虎次郎の処分
代は離れて暴走族に鬼ヶ島の血を入れた暴走状態怪物と虎次郎のバトルを観戦していた。
暴走族は鋭い長い爪で虎次郎を襲う。
虎次郎は反射的に躱して、壁を蹴って怪物を襲う。
鋭い牙が怪物を噛むが頑丈過ぎる為歯が折れた。
「うっがああああ!」
歯の神経が断裂したのか血を噴き出しながらもがき苦しむ。
しかし、怪物は容赦なく虎次郎男爪で裂き始める。
「止めろおおお! よくも! よくも虎次郎をおおお!」
悲鳴を上げながら虎次郎の姿を見ていた。
「ふひゃひゃひゃひゃああああ! 無様な姿だぜ!」
と代は虎次郎の喰い散らかる姿を見て嬉しそうに感染する。
男は代を見て
「貴様あああああ! よくもこんな残酷な事をおおお! この腐れ外道があああ!」
虎次郎は
「ぐうるる」
と小さく声を上げて静かになった。
「虎次郎……虎次郎! 虎次郎ううううううううううううう!」
男は鳴きながら虎次郎の遺体に顔をうずめながら泣き出す。
代はその姿を見て
「本当にこいつら気持ち悪いよなあ」
そう言ってその場を去ろうとするが
「まった」
鬼女は代を止めた。
代は面倒そうにしながら
「何?」
と聞くと鬼女は
「お前にはもう一つ仕事がある……彩夢の事だ」
と言って代を引っ張って行った。
代は面倒そうにしながらもついて行った。




