表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/97

3 体育後

体育後の休み時間。生徒たちはうちわや下敷きで扇いだり、制服の襟元をパタパタさせている。


 俺はというと下敷きで自分ではなく隣の席の橘を扇いでいる。

体育の後は必ず橘を扇がされる。

橘は長い黒髪を束ねてポニーテールにしている。

あまり見れない姿に少しドキドキする。


 橘の机の上にはシーブリーズがある。オレンジ色。

俺は水色のやつを持っている。

なぜか俺と橘はシーブリーズのキャップを交換している。

強制的に交換させられた。

こういうのはカップルがやるものじゃないのか。


 橘たちの会話から予想するに橘に彼氏はいないらしい。

だがめちゃくちゃモテるらしい。

この前もバスケ部のキャプテンに告白されたとか噂が流れていた。

そりゃそうだこんな芸能人みたいな美少女。




俺もいじめられていなかったら、好きになっていたかもしれない。




そんなことを考えていると


「手、止まってるんだけど」


橘からの喝が入る。

俺は再び手を動かした。

橘のポニーテールが俺の扇ぐ風で微かに動いていた。



感想、レビュー、ブクマ、評価、待ってます!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ