放課後
別作品として投稿していましたが、本編にこっち側のキャラが出て不親切に感じたのでこっちで投稿しました。本編の日常話でこっちのキャラが出てきますので・・・ 紛らわしいので順番を入れ替えました
現代に興味のない方はプロローグまで飛ばして下さい
授業終了のチャイムが鳴り響いた
「よし、今週はこれで終わりだ、来週もしっかりサボらず来るように」
「起立!礼!さようなら!」
「「「さようなら!」」」
おっしゃあああああああ!ようやく今週の学校が終わったあああああ!
「一也!准!一緒に帰ろうぜ!」
「おう!俺は了解だ!准はどうだ!」
「僕はまぁ別にいいけど・・・」
「よし!決まりだな!とりあえず適当に話しながら帰ろう」
俺の名前は雨乃龍斗、宮柄高校に通う普通の高校生だ、ちなみに今話してるのは横井一也と東郷准、二人とも同じ趣味を持った俺の友達だ。
「なぁところで今日の数学分かったか?」
俺がそう聞くと二人の表情が曇った
「おい・・・せっかく学校終わったのに勉強の話はやめろよ・・・」
「同感・・・少なくも僕はさっぱりだったよ」
おっとやっぱり勉強の話はNGか、やっぱりアニメの話でもするか
「じゃあさ、今週の夢世界見た?」
夢世界とは今期注目の深夜アニメだ
「おお!勿論見たぜ!まさか主人公が夢の王の息子だったなんてな!」
「うん!その事実を知って絶望的状況だったのを最弱だと言われてた能力で覆したのは本当に燃える展開だったね!」
確かにあのシーンは最高だったな!ネットでもあのシーンはかなり評価高かったし
「でもやっぱりあのシーンも・・・・・」
こうしていつものようにアニメの話をしながら帰宅すること約十五分
「おっと俺はもう家に着いたから、明日のことはナインでなー」
ちなみにナインとは同時多数テレビ通話等が可能な無料アプリだ
「「おーじゃあまた明日」」
「おう!」
家に着いたけど鍵は当然掛かってるな、まぁ基本的にウチの家族は鍵はいつも持ってるからな、それにこの時間は親は家にはいない・・・・でも一応ただいまは言っておこう
「ただいまー」
『おかえりー』
いつも通り親は家にいないのに何故か俺の部屋から聞こえてくる声・・・・まあ犯人はあいつだろう、俺はダッシュで階段を駆け上がった
「おかえり」
「おい悠斗!お前毎度のことながらなんで俺の家にいるんだよ!鍵閉まってただろ!」
「HAHAHAまあ細かいことは気にするな!禿げるぞ」
「全然細かくねえよ!それとそんぐらいじゃ禿げねえわ!」
こいつは中沢悠斗、これでも一応俺の幼馴染で親友だ、幼馴染ではあるが男だ、ちなみにこいつは一週間程前まで行方不明になっていたがいつもの調子でしれっと戻ってきた、それ以来何故か毎日のように不法侵入を繰り返しやがる、身体能力も人外化してるしな
「まあ、いいじゃねえか、それよりゲームでもしようぜ」
「別にいいけどさぁ・・・・」
そしていつものように夜まで対戦し続けた、ちなみに結果は完全敗北だった・・・・畜生
「じゃあ、帰るなー」
「その前に言っとくけど後で明日のこと決めるからしっかりナインみろよー」
「オッケー」
さあ、悠斗は帰った、でもそろそろ親も帰ってくる時間だから今のうちに少しだけ宿題終わらせよう
そうこうしているうちに親が帰ってきたどうやら今日はぬい屋の牛丼らしい
直ぐに食べきってナインで会議を始める
『よーし明日なにするか決めようぜ』
『基本的な三択は家、ゲーセン、カラオケだよね』
『俺は外で遊びたいが』
『『『お前(君)が無双状態になるから却下だ(で)!』』』
『お前ら理不尽だな!?』
『俺はゲーセンがいいな、カラオケは先週行ったし』
一也の意見はゲーセン
『まぁ確かにそうだな、じゃあ先週行ったカラオケは選択肢から外そう』
『俺は家がいい、皆でいろいろとアニメ見たり動画見たりするのも楽しいと思うし』
俺の意見は家だ
『僕としては、ゲームセンターに生きたいかな、皆で音楽ゲームとかやって得点を競うのも楽しいから』
そして准の意見もゲーセンだ。今のところゲーセンが2で家が1
『後は悠斗が決めれば決まるけど』
『ゲーセン』
『即答ですね!?』
思わず敬語使っちゃったよ!?
『だってゲーセンなら家にいるよりは体動かせるだろうし?』
『ほんとにオマエは体動かすの好きだな!?』
『まあ、いい取りあえず3:1でゲーセン決定な』
ということで明日はゲーセンに行くことになった
『じゃあ集合場所と時間はいつも通りで、皆また明日な、おやすみー』
『『『おやすみー』』』
よし!明日早く起きる為に今すぐ寝るか・・・・でもその前にアニメ見てもいいよね?