死んでその先へ
さてこれからどうするか決めないとな。ゲームだとこの時森を抜けるのだがまだ怖い。なんかそこら辺がうるさいな。ミノタウロスのことを話しているようだ。
いろいろと考えていると、後ろから誰かが刀だと思われる刃物で切りつけてきた。
「こっちに来ないものはいらないよ。」
「待て、待てよ、絶対に許さねえ。」
静かに目を閉じた。
またここかよ、本当についてないな。またあの女神がいるんだろうな。
女神は険しい顔をしていた。
「やっぱり出てきたか、あいつら。」
「誰なんだよ、俺を刺した奴は。絶対に許さねえ。」
「私が転送した過去の人達よ。奴らをとめなければならないか。」奴らに気を付けてまたいってらっしゃい。」
それだけかよ。と思いながらまたワープした。やはりこの村か。ミノタウロスの話でもちきりだった。どうやら皆で討伐しに行くらしい。
「あんたも加わるかい?死ぬ覚悟が必要だよ。」
もう何回も死んでるよ。
「それじゃあ加わろっかな。あまり役に立たないと思うけどな。」
「それは助かる。皆いくぞー。」
みんなが「オーーー!」と言って歩き始めた。ダンジョンについたようだ。ミノタウロスは近くにいるという恐怖が襲い続ける。
やはりいた。かなりでかい。見るからに強そうだ。
ミノタウロスとの総力戦が今始まる。