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ゲームオタクが異世界に行く  作者: 名無しのごんべ
スピーム村の物語
2/42

貴族の令嬢現る

転生した場所は国というよりどこかの村だった。どこだここ。あの女神何も教えずにここに置きやがってどうしてやろうか。まずは情報収集か、だが引きこもりだった俺が聞けるのか?そこら辺にいる人に、、、って亜人かよ、話しかけずらいが仕方ないか。

「すみません、ここはどこですかね?」

「なに言ってんだ、ここはスピーム村だよ、頭でも打ったかあんちゃん」

頭は打ったけど、そこまで言わなくてもいいと思うのだが。それに変な名前の村だな。

「ここに俺以外の人間は居ないのか?」

「そりゃいるよ、何人か。亜人の方が少ないと思うぞ」

そりゃよかった。亜人しかいなかったらどうしようかと思った。一つだけ気になることがあった。

「ここにはどんなモンスターみたいなのがいるんだ?」

「スライムとかゴブリンとかウルフとかかな。」

「ありがとう、助かったよ」

亜人は不思議そうに立ち去っていった。次は人間でも探すか。この村には他種族の者が多いらしい。人間がいた。

「すみません、旅には何を持っていったらいいですかね?」

格好いい女性だった。戦士なのだろうか。

「なんだ、見覚えのない者だな、私に話しかけるとわな、無礼な者だ。」

怒られた。何か悪かったかな。どっかのご令嬢なのか?しゃべりが気品がある。

「名乗り遅れました、高梨晴太です。」

そのご令嬢は笑顔を見せて上から目線で自己紹介をした。

「変な名前ね、わたくしはアリナ・アルクレッドですは、知らないとは言わせませんよ。」

「しらんけどあんたの方が変な名前じゃねーか」

「口の悪いサルね、高貴な身分のわたくしに対してその口はないんじゃないの」

「どうせ父親の権力で支配してんだろ」

「そんなことは絶対にしてないもん」

いきなり涙目でそんなこと言われるとは思わなかった。少しだけときめいてしまったおれだった。



そしてゲームオタクはこう思った、

「あーーーゲームしたいよー」

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