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40代主婦が〇〇を始めた話2

作者: カナヤ


新しいことに挑戦するってワクワクするね。

 〇〇を始めてもうすぐ三ヶ月。

 ーー何これ、気持ちいいー、っていう感情がますます膨らんできた。

 

 理由は二つある。

 

 一つはダウンピッキングだけではなくアップできるようにちょっとだけなった事。まだまだ右手の動きはガッチガチ。まだまだ速い動きはできない。最近気づいたのは、ニットとか着て弾くと、音がミュートされちゃう。だから右だけ腕まくりしてるんだけど、

ーーああ、そうか。だから革ジャンみたいなツルっとした服着て弾いてるんだ、と妙に納得。

 

もう一つはゲインっていうスイッチの使い方を知った事。今までアコースティックですか、ってぐらいクリーンな音だったの。最近知人にそこのスイッチの存在を教えてもらって、目からウロコ。8-0みたいに書いてあるタブ譜で弦を開放しても音鳴らなくてなんで?ってなってたの。

 

 えー。そうです。〇〇はエレキギターの事なんです。


 気持ちいい!ってなった、もっと肝心で大きな理由があるの。

 

 それは世界的に活躍する、アノ長身の日本人ギタリストの存在!

 今までは、女優さんと結婚してイギリスに住んでるくらいの知識しかなかった。

 もちろん存在は知っていたが、ピアノ弾きにはあまりピンと来ず(ごめんなさい)、数ある知っている曲も、ピアノで弾いてみたいと思った事がなかったの。

 

 それが、、、である。

 エレキギターで練習してみたら、


ーーなんだこれ、気持ちいい!

 

ゲインというつまみの使い方を知って、音を歪ませると本当に気持ちいい。ロックしてる、って感じ。

 まだまだうまくは弾けなくて、とうとう買い物行く時もフレーズを気づいたら鼻歌で歌ってる。


「そんなの、鼻歌で歌ってる人いないよ?」

と旦那は笑いながらも、自分がおすすめしたアーティストの曲に夢中になってることが愉快なようだ。

 

私たち四〇代後半が高校生の頃流行ってたんであろう(旦那も一瞬バンドで演奏した経験あり)その曲たちに、私は今夢中である。どこを切り取って練習しても、楽しいの要素が詰まってる。

 きっと天才ギタリストが自分が弾いて楽しいように作曲してるからだろうな。もちろん、周りのパート仲間には話が通じない。

 今は知人にギターを借りているがそろそろ買いたくなってきた。

 アニソンもいいが、今はコッチの気分。

 若者みたいな言葉で言うと


「待って、ヤバい、楽しいが過ぎる。」

 ーー合ってる?

 

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