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努力を知らない卑怯者  作者: 自宅警備員Lv9999
第四章:ミグレア
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長ーい回想

いつのまにやらブクマ200!!


マジでありがとうございます!!



「聞いてよ!さっき来た新人がもう生意気でさぁ、こっちは善意で止めてるのに、『なんであんたに言われにゃならんのだ?』なんて言ってきてさぁ!」


「うーん、そりゃムカつくねぇ(あんなにグダグダいうのもどうかと思うけど……言ったら怒るし)」


「きっと今頃巣が見つけられなくて森の中を右往左往してるでしょうね」


「ライノバードの巣は見つけ難いからねぇ」


――――――――――――――


「あっ、またいました!」


「おし、追っかけるぞ!」


 ファルが見つけたライノバードを全力で追いかけ、見失った所をくまなく探す。


 そこには確定で巣があるという寸法だ。


「お、あったあった」


「これでもう十個目、卵は25個集まりましたね」


「まだまだ!夜まで稼ぐぞ!」


「はい!」


―――――――――――――


「それに見つけたとしてもライノバードに見つかったら終わりだしね」


「大群に群がられて魔物と戦う羽目になるもんねぇ」


「しかもライノバードの多くは森の奥の上位種がいるところに巣を作るから、魔物と戦いながら探さなきゃいけないのよねぇ」


「きっと今頃ヒイヒイ言いながら魔物から逃げてるわよ」



―――――――――――――


「ヒイ!!ヒイ!!ハア!!ハア!!」


「コウガ様!!遅いですよ!!」


「無茶言うなぁ!こちとら最弱クラスのステータスで鎧付けて走ってんだぞぉ!」


 身体強化でアスリートレベルの身体能力を持っているが、剣を振ったり防御する為には結構な筋力強化が必要で、どうしても重装備になってしまうのだ。


「でも見失っちゃいますって!!」


「チクショーー!!」


 ヒイヒイいいながらライノバードを追っかける二人。


 そこにゴブリン剣士(ソード)の上位種、ゴブリン戦士(ウォーマン)が現れる。


 ウォーマンは厚い筋肉の鎧と巨大な棍棒または大剣を軽々と振り回す筋力が厄介な魔物だが


「邪魔だ!!」


 グチャ!!!


 衝撃を纏わせた右フックによって爆発四散した。


「ハア、ハア、やっと止まった」


「ここが巣ですね。じゃあコウガ様、お願いします」


「はいはい」


 コウガの着ているコート『闇夜』(田中命名)には浮遊魔法が付与されており、着ている人は数分間飛べる。


 完全に飛行出来ないのは魔力消費がエグいからである。


 しかしこのコートは魔法を発動させる操作や空中制御などが鋼牙にしか出来ない。


 ファルの方が手先が器用、だけど飛べるのは鋼牙。なので鋼牙に抱っこされたファルが飛んで取りに行くという方法が取られた。


 最初は俺が取ってくると言っていたのだが、なんかファルが


『絶対私がやった方が良いです!!コウガ様結構いい加減な所があるので絶対数個落としてしまいます!!私が行けば一つも落としません!!だからコウガ様に抱っこしてもらって私が取る方法が一番です!!』


 とめちゃくちゃ推されたので仕方なくこの方法にした。


 手際よく卵を巣から抜き取るファル。


 この時卵を一つ残しておく。


 ライノバードは結構アホなので、卵が0個になってないと盗まれたことに気づかないのだ。


 なので欲張らずに卵を一個残しておけばライノバードは怒らない。



―――――――――――――



「っていうか、Fランクと一緒だったら成功するわけないわね。Dランクでも成功するのが難しいんだから」




「コウガ様がいないと成功しませんでしたね」


「いやいや、ファルの力があってこそだよ」





「まぁ、いい経験になるでしょ」





「めちゃくちゃ簡単でしたね!」


「俺はしんどかったけどな」





「そろそろ逃げ帰って来る頃かしら?」






「………飽きたな。帰ろうぜ」


「まぁクエスト達成に必要な分は取ってますしね」






カランカラン!!


「あ、帰って来たわよ」


「やっぱり逃げ帰って来たわね」




「すいません、先ほど受けたクエストですが」


「はい、違約金は大銅貨2枚よ」


「え?」


「ん?なによ」


「いや、達成してきたから来たんですけど…」


「え?いや、は?」


「はい、ライノバードの卵15個です」


「え?た、確かに……」


「では報酬をお願いします」


「は、はい、大銀貨1枚です」


「はい確かに。あと、受付さん」


「な、なんですか」


「行き過ぎた善意は、ただの迷惑ですよ」


「!!!」


「では」


 ファルはさっさと帰っていった。


 ダンッ!!!!


「くそっ!!」


 受付嬢はカウンターを叩き、ずっと『私は間違ってない…』と呟いていた。

思い付いたけど使いどころがなかったネタその2(続いた……だと!?)


「フゥハハハハハ!!!ついに完成したぞ!!高速変態追尾式ミサイル!!さっそく発射だぁ!!」


バシュルルル………


「よし……これで世界は平和になっ」


バシュルルル……


「あれ?……ミサイル帰って来てね?」


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