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努力を知らない卑怯者  作者: 自宅警備員Lv9999
第一章:王都
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仲間その2 筋肉を愛し筋肉に愛された変態 ゲッツ

「これからよろしく」


「ああ、よろしくなっ」


 このやり取りから数時間。とりあえず三人で宿にいった。


「さて、新しいメンバーのマッスルを祝して、かんぱーい」


「「かんぱーい」」


 とりあえず歓迎会と称した昼食を食べながら、マッスルのステータスを確認する。


「僕のステータスはこんな感じだっ。『ステータス』『開示』っ!!」


――――――――――――――――――――

マッスル·ボディービルダー 天職;筋肉戦士(マッスルマン)


Lv42

ジョブスキル


【鋼の肉体】

 己の肉体を鍛えれば鍛えるほど、防御力が上がる。


【筋肉魔法:かっこいいポーズ】

 己の筋肉を最大限強調するポーズをとることで、5秒間筋力が倍になる。


【金剛羅漢】

 物理攻撃以外を無効化する。


パッシブスキル

筋力強化Lv10 体力強化Lv9


近接格闘術Lv9


――――――――――――――――


「すげえ『筋力』強化するやん」


 つーか、なんだ『筋肉魔法;かっこいいポーズ』って。しかも強いし。


「筋力強化Lv10ですか……。前人未到のLv10がいたとは。驚きですぞ」


 ジェントーさん。俺剣術Lv10っす。


「はっはっは、そんなに誉められて、僕の筋肉も喜んでいるよっ」


 すげぇ脳筋を仲間にしてしまった。


 いや、強いよ?二人とも凄い強いけど性格と性癖で±(プラマイ)0なんだよ。


 おしい男達よ。


 でもまあ、ジェントーの理不尽な強さは並々ならぬ幼女への庇護欲、マッスルの怪力は並々ならぬ筋肉への愛着のせいなんだよな。


 有能な変態って扱い困る。


「さて、これからどうするよ?」


「僕はコウガと戦って思ったのだが、早く腕の変わりを見つけた方いいんじゃないかっ?」


「腕か……そうだよな。接近戦が戦い難くてしょうがない。よし、義手を作ろう。お前らは自由にしてて」


「うむ」「わかったぞっ」



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 義手の原案はもう考えているので、鍛冶屋にいっておっさんに相談する。


「おっさん、この世界で一番硬い物ってなんだ」


 義手は一生モノなので出来る限りいい素材で作りたい。


「人の意思「ああ、そういうのいいんで」……そうだなぁ、アダマンタイト辺りだろうが、あれらは高いんだよ」


 あるのか、ファンタジー鉱石アダマンタイト。


「あ、そうだ!!お前のスキルならあれが使えるかもしれん!!」


「あれ?」


「ああ、鉱山でちょこちょこでてくる物なんだが、えらい硬くてな。どんな力自慢でも欠片すら掘削できない俺が知る中で最硬の物だよ。それが出てきたら掘るのを諦めるくらいの代物だ」


「ふーん、鉱山か。わかった、行ってみよう」


 そんなわけで鉱山に行くことにした。


 二人に鉱山へ行ってくると伝え、馬車にのって近くの鉱山へ行く。(場所はおっさんに聞いた)


 鉱山は岩山で、岩肌の至るところに穴が空いており、沢山の鉱夫が蠢いているので蟻の巣のようだった。


 さっそく鉱夫のおっさんに許可をとり、例の物が出て掘れなくなった坑道に入る。


 ランタンの明かりを頼りに一番奥にいくと闇を凝縮したような真っ黒い岩が露出していた。


 さっそく鑑定。


―――――――――――――――

 タイタニウム 金属レベル10


 魔力が宿った金属。加工の手段がないほど頑丈で高い耐熱性をもつ。

―――――――――――――――


 金属レベル10!?すげぇな。ちなみにアダマンタイトでレベル7らしい。


 形を変える手段がないのも頷ける。


 さっそく【加工】で塊を取り出し、インゴットにする。


 マジックバックとかの荷物入れの購入を検討しよう。


 まあ、最強金属が手に入った。これで最強の魔道具を作るとしよう。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 そのまま鉱山で1日採掘し、3トン近くのタイタニウムを掘り出した。


 馬車6台で街まで運び、着いたころには夜だった。


 タイタニウムは宿の裏に置き、とりあえず今日は寝る。


 翌日、部屋にひきこもって腕を作る。


 素材はタイタニウムと帰りに魔法店で購入したゴーレムコア。


 ゴーレムコアとはぶっちゃけ俺にもよく分からん謎原理で物を動かすことが出来る小さい石だ。


 取り付けた物がラジコンになるようなもんだな。


 これをさっき作った義手に組み込む。そして別に作った肩の部分に共鳴させたゴーレムコアを埋め込む。


 共鳴とはラジコンで言うチャンネル設定みたいなもの。


 そして肩の部分を派生スキル【混合】を使ってもともと肩があった所にくっつけた。


 俺の体と溶接したようなもんなので取れることはない。凄い痛かったしグロかったけど。


 そして肩部分に義手を嵌め込み、結合させる。


 肩部分のゴーレムコアに送られた運動神経の指示が魔力を通じて義手のゴーレムコアへ送られ、謎原理で義手が動く。


 うん、いい感じに動く。慣れるのに時間がかかりそうだが、腕を取り返したぜ!!!


 ついでに義手にいろいろギミックを仕込んでおいた。


 俺はロマンの味方である。


――――――――――――――――

コウガ作魔道具 黒腕


タイタニウム製。ゴーレムコアによって装着者の意のままに動く。


さまざまな武装を搭載。

――――――――――――――――

 断言する。俺は中二病じゃない。

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