ホモ中将
ホモ軍人将棋における『ホモ中将』は、どこかの公国軍三男坊のように『戦いは数だよ兄貴!』などという泣き言は言いません。
『責めの要』
『ホモオブホモ』
『実質最強ホモ』
など、様々な二つ名を持つ彼。
そんなホモ中将を掘ることができるのは、敵の『ホモ大将』しかおりません。
それ以外のホモは、彼を止めることすらできません。
せいぜいが相打ち止まりです。
大暴れする彼に、焦った敵がホモ大将をぶつけてきたとき。
それはこちらの勝利が決まる時です。
敵のホモ大将を確定するとき、それは同時に味方の『ホモスパイ』が活動を始めるときなのですから。
味方のホモ大将は闇に隠れ、『ヒャッハー』どもがひたすら敵のホモスパイをあぶり出せばそれで終了。
味方のホモスパイが敵のホモ大将を掘り、味方のヒャッハーどもが敵の『ホモスパイ』を掘ってしまえば、勝ちはほぼ確定です。
何故なら、敵にはこちらのホモ大将を掘る術が失われたのですから。
ホモ大将とホモスパイを失った敵ホモなど屁でもありません。
ホモ大将の電車道が始まるのです。
また、前述の『ホモヒコーキ』で紹介したコンボは最強の一つです。
敵の『動くホモ』はホモ中将が掘り、『動かないホモ』はホモヒコーキが掘る。
味方のホモヒコーキが掘られたとき。
それは相手が『ホモ将官』であると確定出来た時であるのです。
そこにすかさずホモ中将が突っ込めば、相手が『ホモ少将』の場合、こちらが掘ることができます。
相手がホモ中将の場合は引き分けです。
そしてこれが最も重要なことです。
相手がホモ大将の場合は、こちらのホモ中将は掘られてしまいますが、相手のホモ大将を確定できたことになるのです。
何度も繰り返すように、確定されたホモ大将は、味方『ホモスパイ』の的となるのです。
ホモ中将は、こうした運用がセオリーなので、プレイヤーによっては、あえてホモ中将に『総司令部』を守らせ、前線にホモ大将とホモ少将を出陣させる、あるいはホモ将官三名を全て出陣させる作戦を取る者もいます。
その場合に気をつけなければならないのは『ホモ地雷』の存在です。
ホモ中将のあまりの強さにハイになったプレイヤーが陥ってしまう罠。
それは一歩も動いていない敵を安易に掘りに行ってしまうこと。
それがホモ地雷であった場合、こちらは最も強力なホモを失うことになってしまいます。
それさえ注意し、随行する部下のホモを厳選すれば、言葉通り『無双』となる。
それが『ホモ中将』なのです。




