ホモ騎兵
『ホモ騎兵』
彼が掘ることができるのは『ホモ工兵』『ホモスパイ』のホモだけです。
正直弱いです。
長槍構えたり鉄砲抱えた相手ホモに馬に乗って突っ込むなんて罰ゲームにもほどがあります。
しかしながら、彼には最大の武器となる『特殊移動』があります。
これは、『ホモタンク』と同様の動き。
そう、前には二歩進めるというものです。
この特徴は、たんなるヒャッハーである『ホモ尉官』どもとは異なり、様々な場面で活かすことができるのです。
まず、わかりやすいのが『虎の威を借りるキツネ』戦法。
繰り返しますが、ホモ騎兵は青少年のアイドルであるホモタンクと同様の動きをすることができます。
彼が二歩動き、友軍のホモタンクはあえて一歩ずつでしか進まない。
そうした動きをすれば敵はどう思うでしょうか?
痺れを切らした敵の『ホモヒコーキ』がホモ騎兵を遠方から掘りに来たらこちらのものです。
近くに味方の『ホモ将官』がいれば、ホモ騎兵を掘った敵のホモヒコーキは、次のターンで味方のホモ将官に掘られてしまうでしょう。
敵に渡す『自軍のホモ情報』を最小限に抑えて。
また、敵に逃げられたとしても、そいつは『ホモヒコーキ』だと確定できます。
それは大きな成果なのです。
また、守りにおいても彼の機動力は優れています。
特に優れているのは『ホモ工兵』と『ホモスパイ』の迎撃です。
こちらの『ホモ地雷』を破った敵のホモ工兵は全力で逃げるでしょう。
逃げ足の早いのが彼の特徴ですから。
しかし、ホモ騎兵も負けてはいません。
『前進二歩』は、『ホモ工兵』の退路を塞ぐ可能性を秘めているのですから。
また、こちらの『ホモ大将』が相手に知られた時に、敵の『ホモスパイ』がこちらの『ホモ大将』と接敵する前に掘ってしまうことも可能です。
『前に二歩』。
そこには無限大の可能性が秘めてられているのです。
それが『ホモ騎兵』なのです。




