開き直れば最悪でもなかった
「感想プリーズ」
こんにちは忰田洋子18歳です。好きな食べ物は宇都宮夏妃です
今私の目の前には森口悠君がポーズを決めています
学院の制服(女子用)を着て
ちゃうねん、私のせいじゃないねん
私は何も知らなかってん
「めちゃシコ」
「即ハボ」
「お嬢ちゃん~ちょっと校舎裏に行きましょ~」
御門?嫌な予感がするって一足先に逃げた
「これは予想以上に素晴らしいわね」
夏妃は満足そうだ
「なんでお前女装して平気なの?」
素直な疑問を聞く
「え?だってシャワー終わったら服が全部コレにすり替えられてたんだもん。仕方ないじゃん?」
違う、そこじゃない
なんで女装して平気なんだと聞きたいんだ
「あれ?似合ってない」
「イエ、最高に似合ってます」
もうね、悠の姿見てるとムラムラします
「最初は悩んだけどヤケになって着替えたら「イケる!」って思って」
「じゃあ今日はそのまま出かけるのか?」
「問題ないでしょ?」
「バレなきゃな」
「バレないわ。スカートの中は私が守るもの」
いつの間にか現実に戻ってきてた夏妃が答える
悠のスカートの中をのぞきながら
現実に戻っては来たが正気には戻ってないようだ
「それじゃあそろそろ3人で学園祭を散策しましょう」
もうどうしようもない、アタシも開き直って楽しもう