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先を見据える

「へ~」

「へ~って、それだけ?」

「え?、うん、はい」

「まぁいつかは来るものだものね」


いや、驚いてはいる

でも正直


「サービス開始から15年でしょ?」

「そろそろ色んなところにガタが来るタイミングよね?」


俺も夏妃もそろそろ来る予感はしてた


「でもそれだけなら遥君を呼ぶ理由ではないですよね」


まぁそう考えるよな

色々やったとは言ってもしょせんただの一般ユーザーな俺を呼ぶ理由にしては弱い


「・・・・・驚いたり衝撃を受けてほしいと思ってたんだがね。じゃあもう二つ、良いニュースを」


そっちが本命ね


「一つ、次世代VR向けの続編。バトルウォーカーⅡの開発決定」

「ヒャッホウ!」


即座にハイジャンプして夏妃が喜ぶ

こらパンツ見えてるからやめなさいみっともない

・・・・・無地の黒か


「二つ、現在テストプレイヤーを探しているんだが。遥君やってみないかい?」

「ぬ!」


公式からお呼び出しくらったのはこれか


「いいじゃない、遥君参加したら?」

「え・・・うぅ~ん」


嬉しいんだけどこれは少し困った


「何か不都合があったかい?」

「えっと・・・・何時から何時までやるんですかね?」


それが大事


「あ、そっか大学」

「あぁ進学するのか。16時以降とかに調節してもいいよ?勉学は大事だ」

「いいんですかね?」

「問題ないよ。アルバイト感覚でやってもらって構わない」


それならいいか?











----------------------









前向きに検討します

結局そういって結論は出さなかった

そして夏妃の運転で帰宅

俺は助手席に座る


「乗り気じゃないの?」

「乗り気だよ?でも他にすることあるしなぁ・・・・」

「大学なんてサクッと終わらせれそうだけど遥君なら?」


どこの天才だよ

俺はそんな勉学に余裕がある人間じゃねぇよ


「ふ~ん・・・・あ!遥君」

「なんだよ?」

「そろそろ子供作らない?」

「ゴホッ!」


驚きで唾液が気管に入ってしまった


「・・・何言ってんのお前!」

「え~?だって私達そろそろ大学終わるし?洋子も「そろそろ子供作りてぇなぁ」って言ってたわよ?」


こっちの意志も尊重してください


「・・・だめ?」

「・・・・・・・だ、大学卒業したらお願いします。俺が大学卒業してから」

「あと3年待てと・・・・そっちに負担強いるつもりはないわよ?ベビーシッターなり雇えるし」


負担が増えるのは困るがそういう事ではない


「いや、勉学とかそれ以前に自分の子供は自分で面倒見るべきでしょうよ」

「つまり?」

「卒業して心身ともに余裕出来てから子供は作るべきかと・・・・」

「夜の運動会はこれからもOK?」

「・・・・お手柔らかに」

「よっしゃあ!」


この後に知るがこれが墓穴となった

この日から夜の夏妃と洋子がさらに激しくなったわけで

でもそんな激しく愛情を求められることが嬉しいわけで

拒絶できない自分が情けなくも幸福に感じる









------------------







「ってことになったわけだ!」


そしてなぜかゴウダにお互いの近況報告をすることになった


「で?何発よ?」

「何がだよ?」

「ナニがだよ。週間か?日間か?」


誰もいない屋上とはいえ学院でする会話内容じゃねぇなこりゃ


「お前はどうなんだよ?」

「俺?俺は日間」


毎日か、お互い大変だな


「・・・・」

「どうした?」

「女の人ってなんであんな回復早いの?」

「は?」

「だって夏妃も洋子も交代交代で延々続くんだぞ?竿が乾かないレベルだよ」

「ちょっとまて!」


ゴウダのやつ突然神妙な表情になったぞ


「え?日間って毎日一回って意味で言ったんだぞ?」

「え?」

「え?じゃなくてな。普通はこう・・・・お互い一回。いや人によっては数回で終わるもんなんだぞ?」

「・・・・マジで?」

「お前・・・・毎日何回くらいなの?」


えっと・・・・昨日は・・・・

夏妃から始まって

夏妃、洋子、夏妃、洋子、同時、夏妃・・・・・・・


「・・・・・平均5回か6回?」

「2人で?日間?」

「あ、いや1人5回で・・・日間」

「お前おかしいぞ?」

「マジで?」

「普通におかしいわ!え?それいつから続けてんの?」

「う~ん・・・・1年くらいかな?」

「3人揃って絶倫かよ。常人だったら絶対病院送りだぞ?え?ちゃんと最後の方とか出るの?」

「え、イケば出るもんじゃね?」

「10回もやったらイっても出ねぇよ!」

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