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閑話 王都崩壊への道

約束通り更新します!

でもストックが無くなりました(..)



和弘が離れてから10日が過ぎた


<メルキドサイド>


「ほら今度はあの女の子を攫ってくるんだよ」


勇者は私に非道な命令を下す


「き、今日で何人目ですか、そとそろ・・・」


「お前は僕に負けて何でも言う事を聞くんだろ?ごちゃごちゃ言ってないでさっさと攫ってこいよ」


あの日、こいつに負けてから私の人生は狂ってしまった

毎日の様に城下に出ては若い女を攫う日々

王都では私の事を盗賊将軍や塵将軍と蔑む様になった


「いや、やめて下さい」


「いいから来るんだ!」


「おい!彼女から手を離せ」


「邪魔をするな!」


俺は剣を抜き男を斬る


「ぎゃあぁぁ」


「いやぁぁぁぁ」


「黙れ!貴様も斬るぞ」


「・・・・」


「許してくれとは言わない、こうするしか道はないんだ・・」


私は静かになった娘を馬車に乗せ王都に戻った

「いや!やめて!誰か助けて!」


今日も部屋から女の叫び声が聞こえる

勇者が蹂躙しているからだ

私は耳を塞ぎ


「済まない、済まない、済まない、済まない」


と呟いていた

この国は確実に崩壊しかけている

救世主は現れないのか・・・



<王様サイド>


「勇者殿はまだ討伐に出かけないのか?」


わしは大臣に話かける


「はい、毎日女性と戯れている様子です」


「う~む困ったものだ、何とか出来ないのか」


「勇者殿の力は余りにも強大でメルキドが手も足も出なかったほどです」


「このまま我慢するしかないのか・・・うっ、ゴホッゴホッ!」


「王様!大丈夫ですか!」


風邪でも引いたか


「だ、大丈夫だ、少し私室で横になる、後は任せたぞ」


わしは部屋に戻りベッドに寝ころぶ


コンコン


「誰だ」


「メイラです、お父様」


「入りなさい」


「失礼します」


「どうしたんだ急に」


「はい、お父様の御加減が宜しくないとお聞きしまして」


「ふ、大丈夫だ少し寝れば良くなる」


「お父様、これを御飲み下さい」


メイラは瓶を差し出してきた


「これはカンポウというもので、500年前の勇者が残した滋養強壮いいと言われるものです」


「カンポウ、聞いたことあるがこれがそうなのか?」


「ええ、この粉を定期的に飲めばすぐに良くなると思われます」


「メイラよ態々私の為に済まない」


パンパン!


メイラは手を叩いた

するとメイドがやってきた


「これを貴女が責任をもってお父様に飲ませなさい、万が一を考えて他の者に他言は無用です」


「はい、畏まりました」


メイラがここまで私の体を心配してくれるとは


「お父様、早く良くなってくださいね」


「ああ、有難うメイラ」


わしは幸せな気持ちで眠った・・・


<メイラサイド>


フフフ、これでお父様は死ぬ

アイラは獣人の国へ出かけている

国を乗っ取るチャンスだわ


あとは勇者をこちらに引き込まないと

まったくあの勇者は猿の様に毎日毎日と・・・

でもそれがつけ入る隙なのよね


「勇者を王の間に呼んで」


「はっ!畏まりました」


私は玉座に座る

もうすぐこの椅子は私のものよ


「あれ?王様いないじゃん、あっメイラ様」


「こんにちは、毎日お楽しみの様ね」


「ああ、最高だよここは」


「でもそろそろ何かしらの成果を出してもいいと思うのですが」


「ん?そんなこと言ってもいいの?」


「何もしない方に王都に住んで頂く意味はありません」


「僕の気分一つで魔王討伐を辞めてもいいんだけどね」


「そうなりますと勇者様にはこの国を出て頂く事になります」


「僕を止めれると思ってるの?」


「ここで暴れるのは得策ではないですよ?」


「なんで?」


この人は本当に頭が悪いわね


「いくら勇者様が強くても、この国には100万の兵士がおります、現にこの王の間にはすべての兵が集まっております、勇者様一人で100万の兵と戦うのは大変でしょう?」


「た、たしかにね」


「さらに、私に危害を加えようとした瞬間、城の者が手配書を回しますので、勇者様はこの国には居れなくなります」


「・・・・・」


「ちなみにこの国を追い出されても同じ様に手配書を回します、そうですね賞金は白銀貨1000枚かしら」


勇者は汗を流していた


「国の為に勇者となるか、国を去るかどちらになさいますか?」


「・・・・・ふぅ、負けたよ」


「では」


「ああ、この国の為に戦うよ」


「有難うございます、ですがすぐにとは言いませんので今しばらくは好きに過ごして下さい」

「へ~、すぐにやらせる訳じゃないんだ」


「ええ、勇者様のお気持ちを確認したかったので、ですが今言ったことは本当ですからね」


「わかってるよ」


勇者は王の間を出て行った


「これで彼は私の駒ね」


フフフ、あとはお父様が死ねば獣人国に攻めることが出来る

あの国の技術をすべて取り込み人族の国が世界を支配するのよ


私は興奮が収まらなかった・・・



<隼人サイド>


パンパンパンパン


やばい、この生活最高だわ


「あ~、でるっ!」


「うっ、うっ」


目の前の女声を圧し殺して泣いていた

確かメルキドに拐わせた街娘だったな

僕の子種が貰えて嬉し泣きしているのだろう

僕は勇者だからね

貴族の娘は僕の血を欲しがり、簡単に股を開いた

この女も同じだろう


「お前はこの勇者である僕に選ばれたんだ、良かったな」


「うわぁぁぁぁぁぁぁん」


女は嬉し泣きをした

周りには裸の女が10名程立っている

全員僕に選ばれた女達だ

最高の眺めだ、言ってみれば隼人コレクションだな

女達は僕に見られ何とも言えない表情をしている

照れいているのだろう、やはり女は羞恥心がないとな


「さて、次はどの女にしようかな~」


僕の台詞に全員がビクッとする

あの大きなおっぱいの女にしよう


「じゃあ、君に・・・」


コンコンコン!


「隼人様、メイラ様が御呼びです、至急王の間へ御越しください」


なんだよ、いいところだったのに

まったく、いつものお願いってやつか?


「おい、お前達でそこの女を片付けておけ」


俺は裸の女達に指示を出す


「はぁ~、メンド」


僕は王の間へ向かった

「クソ!クソ!クソ!なんだあの女!ふざけやがって!僕は勇者だぞ!」


王の間での話は最悪だった

今まで王はここまで言って来なかったのに

このままではこの天国のような生活が脅かされてしまう


「クソ!何様だあの女!」


これで僕はこの国の為に働かなくてはならなくなった

冗談じゃない!誰が好き好んで戦いに出るってんだ!

僕は日本人だぞ!戦争がない国で育ったんだぞ!


「クソ!あの兵士達さえ居なければ、直ぐ様犯して従わしてやるのに・・・ん?」


犯す・・・なるほど良いことを思い付いたぞ

準備に少し時間がかかるな、いや確か僕が働くのは暫く後だと言っていたな、よし、いけるな!


しかし、まずはこのイライラを解消しないとな


「メルキドぉ!」


「はい、勇者様」


「街から8才~10才くらいまでの女の子を今すぐ拐ってこい!」


「な!そ、それはあまりにも・・・」


「グタグダ言ってないでさっさと行け!殺すぞ!」


「くっ!畏まりました」


ふひひひ、泣き叫ぶ幼女を無理矢理犯してストレスを発散してやる!

日本じゃ絶対に出来ないからな

ストレスを発散したら早速行動を起こそう

あのクソ女!楽しみに待ってろよ

勇者に対するフラストレーションは溜めておいて下さい


なんとか屑っぽく書けたかな?

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