獣人国への旅その1
いつもありがとうございます
御者の順番はこうだ
俺→シェリル→ミュリア→サリー→アンナ→リリアーナ
の順で回していく、交代は1日2回朝と昼で行う、だから明日は朝はミュリア、昼からはサリーとなる
見張りは俺を固定にして5人をローテーションでコンビを組むことにする
そうなるとこうだ
俺&シェリル
ミュリア&サリー
リリアーナ&アンナ
の順に並べローテーションすると
俺&ミュリア
サリー&リリアーナ
アンナ&シェリル
俺&サリー
リリアーナ&アンナ
シェリル&ミュリア
俺&リリアーナ
アンナ&シェリル
ミュリア&サリー
とこのような感じでローテーションすればいいだろう
多分だが俺とのコンビを固定するとなんとなく良くない気がするからな
狩りの時は俺、シェリル、ミュリア、リリアーナで順番に留守番をすることにしよう
こんなところかな
思考が終わるとシェリルが声を掛けてきた
「和弘様、終わりました、私達が見張っておきますので体を拭いてきて下さい」
「あい、私達にお任せニャ」
「じゃあお言葉に甘えようかな」
馬車の中に入る
「おお!」
思わず声が出た、何故なら3人が俺を待ち構えてたかのようにタオルを持って立っていた
「和様お背中お拭きします」
「こちらに座ってねぇ」
「あたしたち任せておにぃちゃんはリラックスしてね」
「うん、ありがとう」
3回目となれば慣れますよ
気持ち良く拭いて貰いました
ちなみにまだ襲ってないからね
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「皆綺麗になったからそろそろ寝ようか」
俺は馬車の中にベッドを置いた
「今日は俺とシェリル、ミュリアとサリー、リリアーナとアンナのコンビで見張りを行う、時間はこの砂時計が落ちるまでとする」
俺は前もって砂時計を買っていた、この世界では時間の概念がない、皆大体体感と空で行動している
この砂時計は大体4時間くらいのやつだ
「はい(あい)(はぁい)(うん)」
「よし!じゃあ寝よっか」
4人は馬車の中に入っていった
俺はウィンとボルの所に向かい
「ご苦労さん、俺達が見張りをするから明日に向けて英気を養ってくれ」
「「ブルル」」
2頭は頬をスリスリしてから膝を曲げ横になった
「シェリル、今度は2人で見張りだな」
「はい、1人よりも2人の方が寂しくなくていいですね」
俺は神眼、シェリルは気配察知を最大に発動し御者席に座る
この馬車の後ろは金属の扉で鍵が閉まっているためそう簡単に開けることが出来ない為、俺達は好きな場所で見張ることが出来る
「シェリル」
「はい」
「ドラゴンを討伐したときに言われたんだ、俺は人族ではないと」
「え?」
「俺は異世界からここに転生されてきた、今でもステータスでは人族となっている、でも実は俺にもわからない項目が存在しているんだ」
「わからない項目・・です・・か」
「ああ、俺は職業を変えることが出来る、シェリル達が御者を早く覚えたのも俺が職業を与えたからなんだ」
「そうだったんですね、どおりで早く覚えれると思っていました」
「俺の覚えた職業の中に????が存在しているんだ、どうやってもそれに替えることが出来ないんだ、もしドラゴンの言ったことが本当ならこの????が鍵になると思っている」
「・・・・・」
「俺は何者なんだろうか」
「和弘様は何者でもありません、私達の優しくて素敵で強くて可愛くて最高のご主人様です」
「そうか、ありがとう」
俺はシェリルを肩に抱いた
「俺は皆のお陰で救われてるよ」
俺が例え何者であろうと彼女達は必ず守ると今一度心に誓った
この世界では俺達が常識だ!
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「お、そろそろ時間だな」
シェリルとまったりしてたらいつの間にか時間がきていた
すると御者席の後ろからミュリアをサリーが出てきた
「ご主人様交代の時間ニャ」
「ごゆっくりお休み下さい」
「ああ、今のところ何もなかったが気を抜くなよ」
「あい(はい)」
俺とシェリルは馬車の中に入っていった
俺は皆を起こさないように
「馬車の中でベッドで寝れる日がくるとは、快適レベルが凄すぎだろ」
「和弘様がやったんですよ」
「そうだね、じゃあ寝ようか」
俺はベッドに横たわる、柔らかくてサイコーだ、これ速攻で落ちるぞ
「おやすみシェリル」
「おやすみなさい和弘様」
<ミュリア&サリー>
「サリーは目視で周りに気を配るニャ、私は気配察知で全体を見るニャ」
「はい、あのミュリア?」
「ニャ?なにかニャ?」
「先ほどの会話聞いていましたか?」
「ご主人様の話ニャか?」
「はい」
「サリーはまだ間もないから知らニャかったのニャ、ご主人様は異世界からこの世界に転生してきてるニャ」
「そうだったんですね、たしか昔存在した勇者も異世界から召喚されたと聞いています、和様も勇者なのでしょうか?」
「う~ん、どうニャんだろう、ご主人様は勇者の感じはしないニャ、もっと凄い人な気がするニャ」
「そうですね、私は和様に拾われて幸せです」
「そうニャ、ご主人様は優しくて素敵で強くていい臭いで最高のご主人様ニャ」
「いい臭いなんですか?」
「そうニャ、ご主人様の脇から凄い雄の香りがするニャ、堪らないニャ」
「そ、そうなんですね」
「サリーもその内嗅げるニャ」
「え?」
「サリーはご主人様の事が好きニャ」
「え?え?」
「隠しても無駄ニャ、私達には分かるニャ」
「は、はい・・・」
「サリーもアンナもリリアーナも皆ご主人様が大好きニャ、皆して愛して貰うニャ」
「いいのでしょうか?」
「問題ないニャ、私達はご主人様を独占するつもりもないニャ、皆同じ仲間ニャ、それに強い雄は大勢の女を囲うニャ、だから問題ないニャ」
「はい」
「今度2人きり場を作ってあげるニャ、その時に襲うニャ!」
「お、お、襲う・・・・」
「私もシェリルに場を作って貰ったニャ、そして襲ったニャ」
「わ、わかりました!よろしくお願いします」
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クシュン!
「んぁ、今何かが確定した気がするが・・・まぁいいか」
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「あ、そろそろ交代の時間ニャ」
「はい」
「交代の時間よぉ」
「ゆっくり寝てね」
「お休みニャ」
「おやすみなさい」
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<リリアーナ&アンナ>
「わたしはぁどうすればいいのかしらぁ」
「アンナおねぇちゃんは周りを警戒しててね、私は魔眼で広範囲に警戒するから」
「はぁい、よろしくねぇ」
「ねぇ、アンナおねぇちゃん」
「なぁに?」
「おねぇちゃんみたいにおっぱいが大きくなるにはどうしたらいいの?」
「う~ん、むずかしぃわねぇ、おっぱいの大きさは遺伝が大きいからぁ」
「え、そうなの?」
「リリアーナのお母さんはぁ、どうだったの?私のお母さんはぁ、とっても大きかったわぁ」
「あたしの母さまは普通くらい?だったかも」
「それならいずれ大きくなるわよぉ」
「でも、あたしはすぐ大きくなりたいの、何か方法ないの?」
「噂でしか聞いたことないどぉ、揉むと大きくなるらしぃわよぉ」
「え!も、揉めば大きくなるの?」
「そうよぉ、自分で揉むのも効果あるけどぉ、異性に揉んで貰うとぉもっと効果かあるらしぃわぁ」
「じゃ、じゃあ、おにぃちゃんに揉んで貰えれば大きくなるんだね」
「そうねぇ、リリアーナはまだ和弘ちゃんとシてないの?」
「うん・・おにぃちゃん中々襲ってくれないの・・」
「リリアーナは見た目が幼いからぁ、躊躇してるのねぇ、それならばぁ、無理矢理襲っちゃえばいいのよぉ」
「む、無理矢理・・・できるかなぁ」
「それくらいしないとぉ、むずかしぃわよぉ」
「う、うん、そう、そうだよね!それくらいしないとおにぃちゃんは襲ってくれないよね!」
「そうよぉ、それにリリアーナが終わらないと私たちはぁいつまでたっても順番がこないのよぉ」
「え?」
「んーん、何でもないわぁ」
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クシュン!
「おぉぅ、また何かが確定した気が・・・まぁいいか・・」
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「そろそろぉ朝ですわぁ」
「おにぃちゃんたちもそろそろ起きる頃だね」
こうして初日は何事もなく朝を迎えた




