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討伐報酬

いつもありがとうございます


前回のドラゴン、バレましたね・・

いやー、アレは名作だけど結構年数経ってたからいけるかと思ってましたがダメでしたね


ドラゴンの必殺技は修正させて頂きました、申し訳ありません

「はぁ~、さっぱりした~?」

表面上はさっぱりしたが、俺のアレはフラストレーション溜まりまくりだった

そりゃそうだろ?

巨乳の美女、モデルな美女、標準の美女、エロい美女、幼い美女に体を洗われたんだぞ?

俺は何処の国の王様なの?って思ったぞ


俺はルーティを飲みながら、一息つく

すると5人も風呂から出てきた

俺は5人にジュースを用意してあげる


「ありがとうございます」

「ありがとうニャ」

「ありがとうねぇ」

「あ、ありがとうございます」

「ありがとう」


皆一斉に飲み干す


「さて、落ち着いたことだし、お互いの話をしよう」


「はい、まずは3人に私達と同じアイテムバッグを購入しました、そのあと私とアンナは食材、ミュリア、サリー、リリアーナには日用品と調味料を買うことにしました」


シェリルとアンナが机に食材と酒、ジュースを置いた


「おお、それなりに買えたな」


「お酒とジュースは明後日の朝一に100本ずつこちらに届けて貰うようにしてあります」

100本か、普通なら腐ってしまうが俺の収納なら時間が止まるから全然問題ないな


「ありがとう、これで旅の間好きなだけ飲めるな」

俺は食材と酒、ジュースの瓶を収納に入れた


「次は私達ニャ」

ミュリア達は大量の石鹸、入浴剤・・?入浴剤?


「ミュリア?この入浴剤はどうした?」


「これは新しく入荷したニャ、お風呂に入れると気持ちいいって行ってたニャ、ご主人様喜ぶと思って買ったニャ」


「ああ、嬉しいよ、一番最初は皆で入ろうな」


「あい!」


ミュリアは他に櫛や歯ブラシ、タオルなども出していった、俺はそれを回収する


「おにぃちゃん、後はね調味料も買ったんだよ」

リリアーナとサリーが大量の調味料を出した

すると一際珍しい色した瓶が目についた

その瓶は綺麗な黄色の粉だった

瓶を持った手が震えた


「な、なあ、もしかしてこの瓶は・・」

俺は期待の籠った声で聞いてみた


「これはキャリーパウダーという珍しい粉だそうです」

サリーが答えた

キャリーパウダー、名前からしてアレしか思い付かないな

俺は瓶を開けた


「ふお!なんてスゴイ香りだ!これはまさしくカレー粉だ」


「嗅いだことない匂いです」

「刺激は強いけど、美味しそうニャ」

「こんな匂い嗅いだことありません」

「体の奥を刺激するような匂いねぇ」

「あたし、これを使ったご飯が食べたいよ」


「これを使った料理だとやっぱりアレだよな・・・あぁ!」


「どうしました!」


「こ、この国にはこ、米がない・・・」

俺は両手をついた


今まで口には出さなかったが、米が恋しかった

カレー粉があるのにカレーライスが食べれない

俺は絶望に包まれた、するとミュリアが


「ご主人様はお米が好きニャ?」


「ああ、本当はパンより米が好きなんだよ、でも無いのはわかっていたから考えないようにしていたんだ、でもこの黄色い粉で思い出してしまった」


「お米なら獣人の国にあるニャ」


「そうですね、ありましたね」

え!何それ獣人あるある?


「ほ、本当か?」


「あい!昔食べたことあるニャ」


「な、なんで獣人の国に米の文化が・・いや、この際どうでもいい」

俺は皆を見詰め


「次の目的地が決まったぞ!」


『獣人の国ですね』


「はい!そうです!」

俺は元気よく返事をした、待ってろよ米!


「じゃあ、そろそろ寝ようか、明日は俺はギルドに行って報酬を貰ってから少しだけ狩りをしてくるわ、シェリル達はどうする?」


「私達は服を買いにいくつもりです」


「そうか、いっぱい買っていいからな」


俺達は各々の部屋に入っていった、と言ってもサリーとアンナは同室、俺とシェリルとミュリアとリリアーナも同室だから、この表現は微妙だな


ちなみにだが、昨日からリリアーナとも寝るようになったので、アレはしていない


寝るときの配置は右がシェリル、左がミュリア、リリアーナは俺の右下で腰に引っ付いている、この場所は色々とまずいのだが・・


そんなこと考えながら眠りについた

「おはようございます、和弘様」


「おはよう、シェリル」

いつもの様にキスをする


「おにぃちゃん・・・」

リリアーナがモゾモゾ上にあがってきた


「おはよう、リリアーナ」


「ん・・」

リリアーナは顔を上げる

ん~、キスをしろと言うことですか?


「リリアーナにはまだ早いから、ほっぺな」

頬にキスをしてあげた


「む~」

微妙に納得してないようだった


「そのうちな」

俺は頭を優しく撫でてやった


「あぅ~、絶対だよ」


「お、おう」


「クンクンクンクンクンクン」

こいつは・・・未だに理解が出来ん


「ミュリア、おはよう」


「んにゃ、ん~、おはようニャ」


「さあ、今日も忙しいからさっさと起きるぞ」


俺達は簡単に朝食を済ませ

家を出ていった


《和弘サイド》

俺はギルドの受付カウンターにいた


「あ、おはようございます、カズヒロさん」


「やあ、おはよう、クエストの報酬を貰いにきた」


「え?ああ、討伐系てすね、では戦利品の提出をお願いします」


俺はリザードマンの鱗582枚と上鱗106枚、さらに村のシンボルを提出した


「え?これって・・・」

お姉さんが戦利品を見て固まる


「リザードマンの壊滅をしてきたぞ」


「えぇぇぇぇぇぇぇ!」


「おい、すげぇぞリザードマンの村ってたしか上位種もいたよな」


「ああ、村とはいうがその規模は町を一つ破壊出来るくらいの戦力たぞ!」


「やはり、噂は本当だったんだな」


「さすがAランク」


周りがヒソヒソ喋っているが全部聴こえてるぞ


「で、では集計します、しかし量が量ですので明日の朝までお待ち頂けますでしょうか?」


「それは構わない、それともう一つ戦利品があるが出していいか!」


「はぁ、それは構いませんけど」


俺は収納からドラゴンの首とワイバーンの鱗13枚を出した


『!!!!!!!!!!!!!!!』


全員がその場に固まる

辛うじてお姉さんが口を開く


「か、カズヒロさん・・・も、もしかして・・・これは・・・」


「ドラゴンに決まっているだろう」


『・・・・・・・・・』


「これも、明日までに集計しておいてくれ、明日の朝一に取りに来る」

俺は言いたいことを伝えギルドを出ていった


「おい!あいつドラゴン倒しやがったぞ」


「ドラゴンは個体にもよるけど実力はSSランクだぞ!」


「ああ、場合によっては魔王を凌ぐと言われてるらしいぞ」


「本当か?ということは、あいつは魔王に匹敵するってことか?」


「もしそうならば、この戦争は楽勝じゃないか!」


「すげぇ冒険者がいたんだな」

周りは好き勝手に騒いでいた


「あ、このままじゃいけない!直ぐにでもマスターに相談しなきゃ」

お姉さんは早足で奥に去っていった

《ギルドマスターの部屋》


「なに!それは本当か!」

ギルドマスターが声を上げる


「はい、1日でリザードマンの壊滅とドラゴン討伐を達成されました、これはギルド史上最速になります」


「実力は本物ってことか、いや疑っていた訳ではないが、まさかこれ程とは思わなかった」


「マスターはドラゴンの討伐をされたことがあるんですか?」


「ワシも昔SSランクだったが、1対1ではとてもじゃないが勝てん」


「では、彼はマスター以上ってことになりますね」


「ああ、間違いないな、とりあえず彼にはギルドランクをSSに上げるとしよう、あと依頼も高難易度を優先して貰うように」


「わかりました」


「それにしてもこのタイミングでいい冒険者が入ったな、王様からは魔王との戦争が近いため冒険者を少しでも増やせと言われていたが、彼がいればかなり有利になる」

マスターはニヤリと笑った


「よし、早速王様に報告しよう」

マスターはご機嫌で酒を飲んだ


可哀想なことに和弘達が明日には旅立つのを知るのは王様に報告した後だった


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