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良い仲間に巡り合えた

いつもありがとうございます

シェリルと心も体もリフレッシュし、リビングへ戻った


「うぉ!結構飲んだな」

机の上にジュースの空瓶が10本近く置いてあった


「ご主人様、申し訳ありません、どうしても手が止まらなかったのです」

サリーが謝る


「ごめんねぇ、ジュースなんて高級な物飲んだことなくてぇ、ついつい調子に乗っちゃったのぉ」

アンナが謝ってるのかな?


「ごめんね、おにぃちゃんこんな美味しい飲み物初めてだったの」

リリアーナは涙目になっている


「ご主人様、私が調子に乗って皆に飲ませたニャ、皆は悪くないニャ」

ミュリアは皆を庇う

俺は感動していた、特にミュリアに

彼女は自分を犠牲にして皆を庇っている、中々出来ることではない

正直ジュースなんてどうでもいい

俺は本当にいい仲間に巡り合えた


俺は全員の頭を順番に撫でた


「あっ・・ん・・・」

「あぁん・・・・」

「あぅ~・・・」

「にゃぁう・・・」

全員反応が違って楽しいな


「ミュリア、俺はどんな奴だ」


「ご主人様は何でも出来て、強くて優しくて可愛くてカッコいいニャ」


「そんな風に思ってくれてたんだな、有難う、じゃあ最初にでた何でも出来るってところを皆に見せてあげるよ」


俺は机に向かい、空瓶をどかした

「じゃあ、机を見てて、ほらっ」


俺は次元収納からワッフル、マンダリン、ネクターのジュースを各10本づつ出した

追加で買っておいたのだ


「「「「わぁぁぁぁぁぁ」」」」


彼女達驚きと感動の声をあげていた


「え?え?今どこから出したのですか?」

「あ~ん、ご主人様~、こんなにいっぱいどうやったのぉ?」

「おにぃちゃん、凄い!ミュリアおねぇちゃんの言った通りなんでも出来るんだね」

ちなみにミュリアは事情を知っているので黙っていた

口外しない約束だったからな


「このように何でも出来るから皆遠慮することはないからな、ここにあるものは皆の物だ、さあこのジュースを冷蔵庫に仕舞ってくれ、しまったら寝る準備をしよう」


「「「「「はい(はぁい)(あい)(うん)」」」」」

返事と共に皆してバケツリレーの様に片付けていく

おかげでアッとゆう間に終わった


「よし、じゃあ寝るとしよう、改めてサリー、アンナ、リリアーナよろしく!」


「はい、よろしくお願い致します」

「はぁい、よろしくねぇ」

「うん、よろしくおにぃちゃん」

彼女達は部屋に戻っていった


「シェリルにミュリア、これからにぎやかになるが皆で一緒に頑張ろうな」


「はい(あい)」

2人は元気よく返事をした


「あと、ミュリア、さっきの件だけど」

俺はミュリアを抱きしめた


「ニャ!ご主人様?」


「皆を庇ってくれて有難う、本当に感動したよ、ミュリアは本当に責任感が強く優しい女の子だな」


「と、当然の事だニャ、仲間は助け合うのが常識ニャ」


「うんそうだね、ミュリアが仲間を守るように、俺がミュリアを守ってあげるからな」


「あい・・・」


シェリルはその光景を微笑む様にみていた、彼女も同じ気持ちだったのだろう

俺は体を離し


「じゃあ、俺達も寝ようか」


俺達は寝室に向かった、途中ミュリが耳元で


「今日はシェリルの番だったから次は私の番ニャ、今度いっぱい愛してニャ」

やはり2人して話合っていたのか

俺はミュリアの耳元で


「ああ、わかったよ」

まったく本当に俺の彼女達は優秀だよ


俺達は幸せの中眠りについた

「おはようございます、和弘様」

シェリルが優しくキスをしてきた


「ん・・・おはよう、シェリル」

彼女の綺麗な髪を優しく撫でる、耳を優しく触る


「はぁう・・・」

シェリルはうっとりとその感覚に酔いしれていた


「ミュリアは・・・安定の場所だな」

毎度お馴染み、俺の左脇に埋まっている、時折ピコピコ動く耳が可愛い


「こいつは、はぁ~そんなに脇の匂いが好きか・・・」

俺、腋臭じゃないよね?毎日洗ってるよ?

その前に腋臭好きって変態じゃん・・・

よし、俺は腋臭じゃない!うん!


俺はミュリアの耳をまさぐる様に揉んでやった


フニフニフニフニ、モミモミモミモミ


「にゃふ、にゃぁん」

エロい声だすな~


「はぁ、はぁ、ニャ?ご主人様、おはようニャ」

息切れしながらミュリアは起きた


「おはようミュリア」

俺は何事もなかった様に挨拶する


「私も耳をまさぐられたい・・・・」

シェリルが小さな声でつぶやいたのを聞き逃さなかったがとりあえず聞こえないフリした


「さ!今日も忙しいから起きて朝食を食べよう」

俺達は着替えをし、1階に降りていった


「おはようございます、ご主人様」

「おはよぉございますぅ、ご主人様ぁ」

「おにぃちゃん、おはよう」


「サリー、アンナ、リリアーナ、おはよう、よく寝れたかい?」


「「「はい(はぁい)(うん)」」」


「それはよかった、早速朝食を作るから皆でジュースでも飲みながらゆっくりしてくれ」

俺はグラスに氷を入れてやり、サリー達に渡した


「え?ご主人様?今、氷を何処から出されたのですか?」


「ん?水魔法で作ったんだけど」


「おにぃちゃんは魔法使いなの?」


「違うよ、今は剣士かな」


「ご主人様はぁ、剣士なのに魔法も使えるのねぇ」


「まあ、そんなとこだよ、その内3人にも色々教えてあげるよ」

俺はそう言い、朝食を作り始めた


今朝は簡単にあれでいこう

オークのベーコンを小口に切る、ベジン、シャリー、ロット、ボコも小口に切る


沸騰した鍋に、ロット、ボコ、ベジン、シャリーの順に入れ軽く煮込む

煮込んだらベーコンを入れ塩、ブラックパウダー、ホワイトパウダーを適量入れ

更に煮込む、野菜が柔らかくなったら完成だ!


次に茹でたタマゴを崩し、マヨネーズと和える、前回作っておいたフィッシュフライを次元収納から取り出す、ロールパンにサニーとフィッシュフライを挟み間にタマゴタルタルをたっぷり塗る

フィッシュロールの完成だ!


そしてもう1つ、収納からコロッケを出す、ちなみにこのコロッケは最初に作ったポテトサラダの残りを揚げたものだ、千切りベジンと半割したコロッケをソースイに潜らせロールパンに挟む

コロッケロールの完成だ!


「おーい、出来たから運ぶの手伝ってくれ」

俺の声にサリーとアンナがやってきた

すでにメイドとしての意識が出ているな


「じゃあ、このパンをそれぞれ1個ずつ、皆に配ってくれ、あとスープの皿も並べてくれ」


「はい、畏まりました」

「はぁい、任せてねぇ」


俺はスープの入った鍋を持ち食卓に向かった

皆はすでに椅子に座っていた

俺は更にスープを盛っていく


「よし!全員に渡ったね」


『ふわぁぁぁぁぁぁ』


「今回は2種類のロールパンと野菜スープだ!ロールパンの具はミュリアの好きな魚のフライともう一つは俺の故郷で食べてたフライだ!じゃあ、早速食べよう」


皆して手を合わせ


『頂きます!』


『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


『おいしいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ』


皆の第一声が同じとは


「サクサクのフライとパンのもっちりが絶妙です」

「タルタルが絡んで魚とパンの相性が凄いニャ」

「このコロッケと食べ物いままで食べたことない味です」

「ソースイを使った料理は食べたことあるけどぉ、この味は初めてよぉ、美味しいわぁ」

「こんな食べ物魔族でも知らないよ、凄く美味しい」


皆上機嫌で完食した


『ご馳走様でした』


「さて、片付けは任していいね」


「はい(はぁい)」


「シェリル、後は任せたぞ、俺はメイト商会に行ってくる」


「はい、お気をつけて」

「いってらっしゃいニャ」

「いってらっしゃいませ」

「いってらっしゃぁい」

「いってらっしゃい」


「うん、行ってきます」


俺は家を出てメイト商会に向かった


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