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宿屋でゆっくり休もう

いつもありがとうございます

「いらっしゃいませ、カズヒロ様ですね?シャール様よりお代は頂いております、こちらの鍵をどうぞ」

おお、流石高級店!受付の人が執事っぽい服を着ているぞ

その男性は手慣れた手つきで鍵を渡してくれた


「そちらの階段を上って頂いた一番奥の一番大きな部屋になります、尚お食事は1Fの専用食堂にて行っております、使用時間に制限は無く、好きな時に好きなだけお食べ下さい」

おいおいおい、なんだこの待遇は!

シャールさんここにいくら払ったの?

俺達は呆気に取られていた・・・


「カズヒロ様?どうかなさいましたか?」


「え?い、いや、こんなにしてもらって大丈夫なのかなぁと」

男性は満面の笑みで


「カズヒロ様はシャール様のご紹介です、当店ではシャール様に大変御贔屓にして頂いております、そのシャール様から最上級にもてなす様にと仰せつかっておりますので」

マジ、あの人何者?


「わ、わかりました、よろしくお願いします」

こちらも妙に畏まってしまった

深く考えるのはいいや!この宿でゆっくりしよう


俺達は階段を上り一番奥の部屋に向かった


「え?あの部屋かな?マジかぁ~」

一番奥の部屋は両扉になっていた、扉デカいだろ(汗)


彼女達も状況がよく分かっておらず、俺にくっついていた

そりゃ、不安になるわ、人生で2度あるかないかの経験なんだからな


この世界で考えたら一部の上流階級か、超一流の冒険者レベルの人たちが泊まるのであろう


ガチャリ


鍵の音が低く響く・・・


俺は両方のレバーハンドルを掴み、下に回して引いた・・・


「うわぁぁぁぁぁぁぁ」

「わぁぁぁぁぁぁぁぁ」

「にゃぁぁぁぁぁぁぁ」


なんだこの部屋は!!!


クイーンサイズの大きなベッド、柔らかそうなソファー、カウンターにはいくつかの酒がやジュース、果物っぽい物が置いてある、そして何より同じ部屋の中に風呂が置いてある


風呂はその部屋の角にあった、10人くらいが入れそうな大きさだ、湯もすでにはってあり常にお湯が循環している状態だった・・

いつでもすぐに入れるってことだ


床は一面絨毯が敷かれていた、特にソファー周りにはもう1枚重ねて柔らかそうな絨毯が敷いてある

ちなみに部屋の広さは50畳くらいだと思う、あくまで感覚だぞ


「す、すごいな」

「ええ、びっくりです」

「こんなところ始めてニャ」

俺も初めてだよ


「よし、この際だたっぷり楽しもう」

2人は吹っ切れたように


「「はい(あい)!!」」

と元気よく返事をした


俺は早速服をラフな格好にした


シェリルもミュリアもラフな格好になり、腕輪も外していた

うん、うさ耳も猫耳も可愛いなぁ


「2人ともジュース飲むか?」


「あ、はい、頂きます」

「あい、飲みたいニャ」


俺はカウンターに置いてあるグラスを取った、流石王都、ガラス加工の技術はあるんだな

俺はジュースに手を伸ばそうとした時にふと四角いBOXに目がいった

なんだろう、見覚えのある感じがするフォルムだな


俺はそのBOXの扉を開けた


「マジか~~~~」

そのBOXからは冷たい空気が出ていたのだ


この世界には冷蔵庫はないと永遠に諦めていた、それがあったのだ!!

どうやら昔の日本と似たような仕組みらしい

分かる人は分かると思うが昔は2段の箱状のもで上に氷を置き、下をその冷気で冷やすという仕組みだった

この世界ではその冷気を氷ではなく魔道具を使用して出しているのだ、更にこの世界の箱は外は木造だが中は金属で出来ているため、凄く冷えやすいのだ


コイツは家を買ったら必ず買おう!絶対に!


ちなみにその冷蔵庫にもジュースや酒が入っていた、俺はピンク色の液体を取る


キュポンッ


トクトクトクトク


グラスに液体を注ぐ、うん、よく冷えてるな


俺は机の上にグラスを置いた


「ふわぁ~この透明な器と液体の色がとても綺麗です」


「あい、綺麗なピンクだニャ」


「きゃ、器が冷たいです」


「ほんとニャ、手が冷たくなったニャ」

驚いてるな、2人とも


「ほら、飲んでみな」


コク、コク


2人は一斉に飲み始めた


「これは冷たくて美味しいです、あの食堂で飲んだフルーツジュースも美味しかったですけど、冷えてる分こっちの方がもっと美味しいです」

そうだろ?ジュースは冷やして飲むと美味しいんだよ


「ニャー、フルーツの甘みと酸味がとてもサッパリしてるニャ、冷えてるから更に飲みやすいニャ」

酸味のあるジュースは冷えてないと美味しくないからな


俺は2人の反応に満足し、冷蔵庫からお気に入りの酒であるルーティを取り出し、グラスに注いだ


あの時は陶器みたいかコップだったのでイマイチ酒の色を楽しめなかった


ルーティという酒はグラスに注いだ事によって、綺麗な薄い琥珀色を輝かせていた


やはり、酒は色も楽しまないとな


俺はグラスを持ちソファーに腰掛けた

そして一口


ゴクッ


「うん、冷えてる方が旨いな」

やはり酒も種類によっては冷えていないと美味は半減してしまうのだ

あきらかにこの酒は冷えてる方が旨い!


俺は手慣れた手付きで酒を飲んでいた


「「・・・・・・」」


ん?2人ともこっちを見てボォ~っとしてるぞ、てか顔も赤いな


「どうしたの?」


「え?い、いえ、あの和弘様の飲んでる姿がとても大人っぽくてスゴくカッコよかったので見とれてしまいました」

まあ、あの食堂で飲んでた時はあまり雰囲気を楽しんでなかったからな

飲み方も雑だっただろう


「ご主人様、大人っぽいニャ、雄の匂いがするニャ」

雄って・・・

俺は疑問に思いながらもう一口飲む


ゴクッ フー


鼻から抜ける香りが堪らないな


「はぁー、旨い!」

するとシェリルが右にミュリアが左に座ってきた

そして二人の頭が俺の胸に預けてきた

うさ耳が頬にペシペシあたる

ネコ耳が顎のあたりをさわさわあたる

あれ?これはサイコーのシチュエーションじゃない?


「どうしたんだ?急に」

シェリルの耳が俺をペシペシ当てながら


「和弘様がカッコよすぎて」

耳がペシペシペシペシペシペシ、え?これ愛情表現なの?


するとミュリアは

「ご主人様の匂いが堪らないニャ~」

こっちの耳はピョコピョコしながらさわさわ当たる


いや正直気持ちいいのとくすぐったいのとで何ともいえない状態なんだけど・・・


俺は2人の耳を触った


「ふわぁん・・」

うさ耳は優しく揉むように握り、上下にゆっくり動かした、その毛はとても柔らかくスベスベしており病み付きになるほどだった


「にゃぁん・・」

猫耳の方は指で優しく揉むように触る、寝っ転がると気持ちいい高級絨毯の触り心地だった、分かる人は分かると思う、あのフワッとした触感だ


俺はしばらくケモ耳を楽しんだ

俺が触ってる間2人はずっと喘いでいた

実はその反応を見てるのも楽しかったりする


「和弘様」

「ご主人様」

2人がジト目で見てくる

げっ!心を読まれた!


「さあ、折角だし風呂にでも入ろうかな~」

俺はケモ耳から手を放し、逃げる様に立ち上がり、浴槽へ向かった


湯は常に張られてる状態であり、循環も常時されているのでわざわざ入れる必要もないし、変える必要もないのだ


俺は決して後ろを振り返らずに、服を脱ぎそのまま浴槽に入った

ちなみに前回やった風呂のルールは無視だ!

折角の高級宿だから自由にしてやる!


お湯は適温だった、やっぱ風呂はいいね

すると俺に後ろからぬっと綺麗な足が左右から現れてきた


シェリル達だ!

2人もゆっくりと浴槽につかりその柔らかい2つの山を俺の胸のあたりにくっつけてきた

そして左右から首筋をペロペロ舐め始めた


「!!!!!!!!!!」

し、仕返しかっ!!

そ、そこは弱いのです・・・・


2人は楽しそうにペロペロしていた、俺の反応を楽しんるな

一頻り舐められると、下半身に刺激が伝わった

湯の中なので見えないが、2人の手が妖しくこねくり回している


「和弘様ぁ、凄く逞しいですぅ・・・」

「はぁ、はぁ、とっても大きいにゃぁ、欲しいにゃぁ」

左右の耳元で囁くと同時に舐められる


俺の息もいつの間にか荒くなっていた・・・


「しらんぞ、どうなっても・・」

俺は2人にそう宣言し、彼女達を襲った・・・

結局各3回ずつしました・・・若い体凄いね




体調が良くなったで明日も更新日します!

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