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いざ出発!

いつも有難う御座います


ここから少し話しが進んでいきます

とりあえずまったりじっくりの旅にする予定なので飽きずについてきて下さいね

「よし、じゃあ俺は床に寝るから2人はベッドを使いな」


「そんな!和弘様がベッドをお使い下さい」


「そうニャ、私は床でいいニャ」


「いやいやいや、2人を床で寝させるのは俺が嫌だ」


「でしたら3人で寝ましょう」


「私もそれがいいニャ」


「私が右、ミュリアが左で和弘様は真ん中でお願いします」


「うニャ」

それでいいなら構わないけど・・・


「さ、和弘様」


「一緒に寝るニャ」


2人は俺に抱きつく様に寝た、両方に柔らかい感触が・・・

シェリルとは公認だが、さすがにミュリアの前では手が出せん

俺は神経をそこから外す様に集中しながら寝た・・・

朝、いつもの体勢・・とはちょっと違った

俺はシェリルの胸に顔を埋めていたのだが、ミュリアが俺の脇に鼻を埋めてクンクン匂いを嗅いで幸せそうにしていた・・・

いやいやいや、え?なに?臭うの?臭いの?


「み、ミュリア?」


「うニャぅ・・・はっ!ご主人様!おはようニャ」


「あの~、何でそこに鼻があるのかな~?」


「ここからとてもいい匂いがするニャ、堪らないニャ」

そう言いながらクンクン匂いを嗅いできた


「く、くすぐったいよ」

俺はミュリアを離した、凄く名残惜しそうな顔をしている

いい匂いってどんな匂いなんだろうか?


「ふぅ~、シェリルおはよう」


「おはようございます、和弘様」

うん、今日もシェリルは綺麗だな


「さ、準備したら朝食摂って旅の準備をしよう」

俺達は着替え、必要の無いものは次元収納に入れた


「ニャ!ご主人様は収納を持ってるだニャ?」


「ああ、便利だろ?でも周りには内緒な」


「あい!」

ミュリアに説明し、食堂に向かった、この食事が最後だからたっぷり食べてやろう


「「「頂きます!」」」


俺達は1人あたり2人前ずつたべた


「「「ご馳走さまでした!」」」


さあ、ギルドにいくぞ!


「おはようございます、和弘さん」


「おはようございます、早速ですが護衛のクエストありますか?」


「ちょうど王都に向かう商人の方が募集をかけていますよ」


クエスト名:王都までの護衛

ランク:C

内容:商人を王都まで護衛する、護衛の間の食料は持参とする

期限:王都到着まで

報酬:金貨20枚(報酬は商人より手渡しとする)


お!きたきたー、ナイスタイミングもしかして俺の運の高さのおかげかな?


「よし!そのクエスト受けるよ」


「はい、かしこまりました、それでは依頼主に伝えておきますので準備が出来ましたら東門へお越しください。ちなみに王都はここから馬車で約10日かかります。途中で街がありますのでそちらで諸々補充されるといいかと思います」


「わかりました!教えてくれて有難うございます」

受付のお姉さんにお礼言った


「よし2人共、旅の準備をしよう、シェリルは食料を頼む途中で補充が出来るとはいえ何があるかわからんから多めに買うように、一応俺の収納があるから生ものでも構わないが即食べれるような干し肉なんかも買っておいてくれ」

シェリルに銀貨50枚渡した、一般の一か月分だ


「はい、美味しそうなのを買ってきますね」


「ミュリアは雑貨を頼む、フォークやスプーン、コップや皿、手ぬぐいといった日用品な」

ミュリアには銀貨10枚を渡した


「あい、任せてニャ」


「俺はテントや寝袋などの大きな雑貨を買ってくる、終わったらここに集合な」


「はい!」


「あい!」

俺たちはそれぞれ分かれた


「え~っと、テントに寝袋、ランタン、桶、鍋とフライパンってとこか」


鍋とフライパンがいる理由は簡単だ、料理するからだ

俺はこう見えて料理が得意だ!バイト時代に賄いを作っていたし、付き合った彼女よりも俺の方が旨いくらいの実力だ!あっ!自慢ではないが35までに7~8人は付き合っている、ラノベとは違うのだよ諸君!!


「調味料は何があるかな?」

なんと!この世界にはあっちの世界で使うような調味料に似たものが存在していたのだ!

まあ、俺みたいに転生させられたりするんだから他にもいるのかもしれないな

とりあえず調味料を見た、なるほどな、名前を替えてあるが何となくネーミングでわかるぞ


<ソースイ>

ソース


<シャーユ>

醤油


<メソ>

味噌


<レッドパウダー>

唐辛子


<ブラックパウダー>

黒胡椒


おお!これだけあれば何でも作れるぞ!ただ、流石に高いな、この調味料1つで1カ月分の収入が減るぞ!

まあ、食は大事だからな、金に糸目はつけん!

あ、小麦粉と卵も買っておこう、後は油だな

ってか油売ってるのか?

ありました、どうやら醤油を作るときに使う豆が油を含んでいるらしくその豆から油を作っているそうだ

俺はとりあえず油を10リットルほど買っておいた、何に使うかはお楽しみ~

あと、酢も買っておこう

ここにはあの神の調味料が無いのだ、あの白く滑らかな調味料が

ならば作ればいい・・・


「ふふふ、あいつらの驚く顔が目に浮かぶわ!」

おっと、独り言はいかんな

俺はこれらを全て購入した、金貨10枚消費しました

すかさず次元収納に放り込む、これで腐ることはない

次元収納様々である


「長居し過ぎたな、急いで戻ろう」

足早に集合場所に戻ることにした・・・


「あ、和弘様」


「ごめん、待たせたね」


「いえ、先ほど私達も合流した所です」


「あい!」


「じゃあ、依頼主を待たせてると思うからすぐに行こう」

俺はシェリル達が買ってきた物を収納に入れ東側入口へむかった


街の入口に馬車が一台あった、今回の依頼はあれかな?

近寄ると1人の中年男性が声をかけてきた


「貴方が護衛の方ですか?ギルド職員が言われた通り若いですね」


「ギルドランクAのカミシロです、王都までは私のパーティーが護衛致します」


「私はシャールと申します、Aランクの方が護衛してくださるなら安心です、王都までよろしくお願いします」

俺達は握手をかわした


「では、早速向かいましょう、ここから5日ほど行ったところにはディセンという街があります、まずはそこに行きましょう」

俺達は馬車の荷台に乗った、御者はシャールが行った


「よし、何があるかわからないから気を引き締めていくぞ!」

言葉とは裏腹にワクワクしていた、こんなにワクワクするのは久しぶりだ!


馬車が門番を越えた・・・サラバ!エイプリの街よ!

次回はミュリアの閑話が入ります

結構喋り方とかの変化には気を使ったつもりです。


あと、ヒロインになる種族はもう決まっております、ご期待に沿えなくて申し訳ありません

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