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新たなクエスト

いつも読んで頂き有難う御座います


このクエストは少しだけ続きます

「おはようシェリル」


「おはようございます和弘様」


俺達は当たり前の様にキスをする


「ん・・」


「さ、ご飯食べてギルドにいくか」


「はい!」

いつもの様に美味しい朝食を食べてからギルドに向かった


「おはよう御座いますカズヒロさん」


「おはようございます、早速集計をお願いします」

二日分の成果をカウンターに置いた


「今回も多いですねぇ、集計しますので少しお待ちください」

ゴブリン10匹の耳と1個の肉、オーク3匹の牙、コボルト7匹の牙と2個の肉、薬草40枚を集計してもらった


「今回は銀貨35枚と銅貨29枚になります」

まあ、2日分なんだけどね


「そろそろ戦闘にも慣れてきので他のクエストもやってみようかな?」


「それでしたらこちらはどうでしょうか?明日朝一のクエストになりますが報酬はいいですよ」


クエスト名:オーク掃討戦

ランク:F~B

内容:オークが大量に発生

   速やかに殲滅せよ

   中には固有種もいる模様

期限:殲滅もしくは固有種討伐まで

報酬:オーク1匹につき、銀貨10枚

   固有種ば別途追加報酬


「オークの掃討か」


「ええ、オークが大量に発生しこちらに向かっているとの情報がありました、ご存知の通り繁殖欲の塊です、おそらくこの町を狙ったのでしょう、統率もとれているようなので何かしらの固有種がいるかもしれません、このクエストは複数の冒険者で当たって貰います」


なるほど、オークの大量発生か1匹あたりの報酬が肉と同等だな、それだけ切羽詰まっているってことか

ただ、固有種が気になるな、最悪オークキングを想定しておいた方がいいな


「よし、このクエストを受けます」


「はい、有難うございます、明日の朝入り口に集合になりますのでよろしくお願い致します」


「そうときまったら、明日の準備をするぞ」


「はい!」

「君たちもクエストを受けたんだね」

後ろを振り向くと4人のパーティに声をかけられた

声をかけてきたのは、金髪でロン毛の顔が整った男だった、俗に言うイケメンだ


「僕はラインハルト、Eランクの冒険者だ」

その男は髪をかき上げながら自己紹介してきた


「ああ、そうだよ」


「じゃあ、明日はお互い頑張ろうな」

セリフは良いこと言ってるが、その視線はシェリルを舐めるように見ていた

シェリルの顔が歪む


「ハルト様、早く行きましょうよぉ」


「そうそう、行きましょう」

二人の女性が甘えて言ってきた

片方の猫なで声を出してるのはローブを羽織り、水色のミニスカート手に杖を持っていた、魔法使いなのだろう

もう一人は真っ赤なビキニアーマーとロングソードを持ったスタイルのいい女性だった、こっちは剣士かな

あと、後ろに隠れている汚れた全身ローブでフードを深く被ってうつむいている女性もいた

ん?彼女も仲間かな


「では、また明日会いましょう」

男はシェリルにウィンクすると二人の女性の腕を組みギルドを出て行った、

フードを被っていた彼女も後ろをトコトコついて行った


俺は念の為にラインハルトのステータスを見ていた


名前:ラインハルト

LV :15

種族:人族

年齢:16

性別:男

職業:剣士

腕力:82

体力:82

速さ:50

魔力:22

幸運:40

固有スキル:口説き

スキル:剣3、槍2

称号:女ったらし

ランク: E

パーティ:メイ、リン


ちょww

称号女ったらしってw 固有スキル口説きw

おいおいおい、完璧なナンパ野郎じゃん


<女ったらし>

自分より能力が低い女性を口説きやすくする、口説いた女が傍にいると全能力に1.15倍の補正


まじかっ!!結構な能力だぞ!ってか羨ましいな、口説きやすくってずるいぞ

まあ、基本能力はそこそこだな


あくまで目安だが、この世界で能力は一般を10とし、100が城の兵士、ギルドランク10~80をF~E、81~150をD~C、151~250をB~A、251~400をS、401以上をSSとなるそうだ

もちろん基本能力だけで左右されるわけではないが、称号補正とかもあるしね

そうなるとあのヤリちんは接近だけならほぼDランクというわけだ


奴のあの目はシェリルを狙っていた・・・

まあ、能力はシェリルの方が上だから大丈夫だとは思うけど用心はした方がいいな

あと、あの後ろにいた女性は何故か気になったな、なんであんなにボロボロなんだろう

気にはなるが今は考えても仕方がないな


「シェリル、あいつに気を付けておけよ」


「はい、私あの人嫌いです・・・」


「そっか、まあ何かあっても俺が守ってやるからな」


「はい、有難う御座います」

奴に嫌悪していたシェリルが嬉し恥ずかしそうに返事していた、やっぱりかわいいなぁ


「じゃあ、準備をしにいくか!」


道具屋に着いた、俺たちは水筒、薬草、毒消し、シェリル用にポーチを買った


「薬草や毒消しの半分と水筒はシェリルがこのポーチで持っていてくれ、俺達には収納があるけど今回は手分けして討伐にあたる可能性があるからな」


「はい、わかりました」

最悪野宿を想定して毛布も買っておこう


「次は食料を買いに行くぞ」


俺たちは定食屋に行った


「和弘様?ここは定食屋ですよ?


「ここは持ち帰りが出来るんだよ」


「え?でも今持ち帰っても明日食べれるんですか?」


「あっ!ごめんごめん、説明してなったな、俺の次元収納の中は時が止まってるんだ、だから今作り立てを入れたら作り立てのまま保存されるんだよ」

彼女は驚いていた


「和弘様の収納はただでさえ凄いのに、時間停止の効果もあるんですね、とゆうことはいつでもどこでも出来立てを食べれるんですね」

シェリルのウキウキした姿、大好きだなぁ


「その通りだ!じゃあ好きな物選びな」


「はい!!」

俺たちはオークとコボルトのステーキ、野菜スープ、ゴブリン肉の煮込みシチューとパンをテイクアウトし

出来上がり次第収納した


「よし、これで準備は完璧かな」

一つ気がかりなのはやはりあの女性だろう・・・


「明日は早いし、宿屋に戻ってゆっくりするか」


「はい、ゆ~~っくりシましょう」

彼女の顔が妖艶になっていたのを俺は見逃さなかった・・・・


その日は正にゆっくりたっぷりシました、ご馳走様です・・・



安直なので気づいた方はおられるでしょうか?


ミ:ま、まさか・・・

主:お?気づいてしまいましたか・・

フ:え?何がですか?


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