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初クエスト後編

いつも読んで頂き有難う御座います。

「じゃあシェリル行こうか」


「はい!」

町の周辺は見晴らしのいい草原の為、魔物の姿が見当たらない、俺たちは遠くに見える森に向かう事にした


「先に話しておくけど、基本戦闘のメインは俺がするからシェリルは弓で援護をしつつ、隙があったらダガーで攻撃するように、あと周りの邪魔が入らないように索敵も頼むな」


「え?和弘様が前衛ですか?」


「うんそうだけど・・・」


「私が前衛で囮になりますので、そのスキに攻撃して下さい、私は速さには自信がありますので」


「いや、それはないな、確かにシェリルの速さは凄いと思う、だからと言って女の子を囮にするなんて俺が許さないよ、シェリルには遊撃をメインにやってもらう」


「ですが、和弘様にもしものことがあったら・・・」

彼女の表情が曇ってきた、まずい・・・


俺は彼女の頭を撫でた、髪さらさら~


「ひゃう・・・はぅぅぅ」


「じゃあ、シェリルが安心できるくらい俺が強かったらいいんだね、最初の戦闘は俺に任せて貰っていいかな?」


「・・・・・はぃ」

頭なでなでがすごく気持ちいいみたいだな、返事に力がないぞ


「よし、じゃあ行こう」

俺たちは森の入り口についた、森は相当深く奥が暗くて見えなかった・・てか、1人なら100パー入らないね(汗) 


おや?あれは?


森の入り口から背の低い緑の物体が現れた、右手にこん棒を持って腰布一枚の姿だった、ゴブリンかな?


<ゴブリン>

緑色の魔物、主に群れで行動する、繁殖力が強い、稀にゴブリンロードなどの上位種が出現する


やっぱりゴブリンか!これが人生初の戦闘だな


「げぎゃぎゃぎゃ」

ゴブリンが獲物を見つけて喜んでいるようだ


「全部で3匹か、じゃあ最初は俺一人でやるからね」


「気を付けて下さいね」

よし、最初から全力で行くぞ!!俺は足に力を入れてゴブリン目掛けてダッシュと同時に横回転した、そして回転の遠心力を使用して大剣で3匹同時になぎ払った。


「必殺、スピンドライブ!」


やった!成功した!俺は創造のスキルで高速の移動に高速の横回転をイメージし、それに合わせて大剣を切り払い真っ二つにするイメージを思い描いたのだ!

おそらくゴブリンたちは自分たちが殺されたのすら気づいていないのだろう

ゴブリンを倒すと光輝き耳だけが残った、残りの2匹も同様だった


「こうやって出るんだな、てことは肉はレアってところか・・」

シェリルの方を見ると、驚きと同時にうっとりした目でこちらを見ていた


「和弘様!凄すぎです!」

すごく興奮しているな・・


「これで少しは俺の強さを信用できたかな?」


「はい・・あと、カッコよかったです・・」

うわぁ~、めっちゃ見詰めてくる、そんな目で見詰められると恥ずかしいぞ


「よ、よし、次の魔物を探そうか、当初の予定通り、シェリルは遊撃な」


「はい、よろしくお願いします!」

「シェリル、あそこのゴブリンに弓でけん制してくれ、何なら倒してもいいぞ」


「はい!・・・・えぃ!」

ゴブリンの首に矢が刺さった、この子上手くない?

ゴブリンは光になって肉を落とした


「やったぞシェリル!肉を落としたぞ!」

シェリルの頭を撫でた


「はぅ~有難うございます」

シェリルは凄く嬉しそうだった、やばい可愛すぎて抱きしめたい、いやっ我慢だ!!


俺はゴブリンの肉を回収した、量からすると10kgくらいだな・・次元収納に回収した


シェリルもだいぶ戦いになれてきたな、一応今のステータスを見ておこう


名前:カズヒロ・カミシロ

LV :14

種族:人族

年齢:17

性別:男

職業:剣士(旅人)

腕力:240(54)

体力:240(54)

速さ:240(54)

魔力:240(34)

幸運:240(34)

固有スキル:天職、神眼、次元収納、創造、????(なし)

スキル:剣4、体術3、弓4、短剣3

称号:女神に愛されし者、盗賊狩り(非表示)

獲得職業:剣士、狩人、復讐者、????(非表示)

ランク: F

パーティ:カズヒロ、シェリル


おや?スキルと職業が増えてる、てか派遣が剣士に転職してるしw

あといつの間に狩人とったの?の?

シェリルはどうなった?


名前:シェリル

LV :10

種族:兎人族(人族)

年齢:15

性別:女

職業:狩人

腕力:20

体力:100

速さ:125

魔力:11

幸運:10

固有スキル:超聴力、俊足、気配察知

スキル:弓4、短剣3

称号:奴隷、ご主人様大好きっ娘

ランク: F

パーティ:カズヒロ、シェリル


職業が狩人に変わってる、スキルもレベル上がってるじゃん

まてまて、なんだこの称号は!!


<ご主人様大好きっ娘>

大好きなご主人様の為にすべての能力が1.2倍~3倍まで上がる、上昇率はご主人様に対する愛の深さにより変動、レジェンド級の称号。


チート来たよこれ!この能力ずるいよ!

てかシェリルさん俺のこと好きなのかな?


いや、そんなことよりシェリルの職業が狩人になってる件だけど、もしかして俺の場合、パーティを組むと経験値の共有だけではなく職業とスキルも共有出来るのかもしれない

多分何かしらの制限があるかもしれないけどね

そんな思考を巡らしているとシェリルが


「和弘様!あの奥にオークが3体おります」

ナイスシェリル


「じゃあ、今日はあのオークを狩ったら戻ろうか」


「はい!」

さて、オークはどれくらいの強さなのだろうか


<オーク>

豚の頭をもつ魔物、力はゴブリンより強い、異種族の雌を見ると生殖活動の為、見境なく襲う


うん、女の敵だな、シェリルには指一本触れさせん!!


「オークは危険だからシェリルは弓で援護してくれ」

オークがこちらに気づいた!!

シェリルの匂いに気づいたのかもしれない、確かにシェリルはいい匂いがするからね


「ふごぉぉぉ~」

「んごっんごっ!」


めっちゃ興奮しとる・・・・さっさと倒そう


俺は剣を構え、右のオークを切りつけた、オークは槍で受け止めようとしていたが槍ごと縦に切り裂いた

後ろからもう一匹のオークが襲ってきた、そちらに構え直すとシェリルの弓がオークの首を射抜いていた

すかさず、心臓目掛けて剣を突き刺す

残り1体は・・


「きゃあ!!」


シェリルの方を向いた、オークが彼女の腕を掴み歪んだ笑みを浮かべていた


「てめぇ、誰の女に手出してるんだ!!」

俺は怒鳴り声をあげ剣を手離し、瞬足でオークに駆け寄り彼女を掴んでいた腕を逆にへし折った


「この糞豚がぁ、俺の女に何しようとした!あぁ?」

俺は俺の大事なものに手を出す奴は悪と判断し容赦しないと決めていた

オークは俺の威圧に怖気づいていた


「砕け散れ!」


拳に気を練りこむイメージをする、それを叩き込んだ後内部から衝撃を通し吹き飛ばすイメージする


「インパクトブレイカー」


ボディーブローをかまし、当たった瞬間拳を捻りながら肘を伸ばしストレートに打った、オークはくの字に拭き飛び途中で破裂した


「シェリル大丈夫だったか?」


「はい!有難うございます」


「うん!よかったよかった、じゃあ戻ろうか」


俺たちはオークの牙2本と肉を1個回収し、町へ戻った・・・

引き続き頑張ります

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