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閑話 シェリルの人生その3

色々思うことがあると思いますが、ご容赦ください

基本は作者のやりたいようにやっておりますm(_ _)m

本人もたまにはあって思うことはあります


すみません引き続きサブタイトル修正します

ご主人様が泊まっている宿屋に着きました


最初、ご主人様は別の部屋を取ると言ってくれました

冗談じゃありません、折角ご主人様と一緒になるチャンスなのに


「そ、そこまでしして頂かなくても・・・私はご主人様と同じ部屋が・・いいです」

頭の中でははっきり言えるのに、どうしてもご主人様に直接言うときは恥ずかしくなってしまうぅ


「じゃあ、食事のみでお願いします。」


ご主人様と一緒の部屋・・・うふふふっ

ご主人様は桶と水を頼んでいました、ご主人様の後をついていき部屋に向かいました

ここでご主人様と2人っきりで過ごすのですね

するとご主人様は


「あ~~~~~、疲れたぁ~~~~~、あ、適当にくつろいでて」


今、ご主人様の素が見えたかも、だらけてる姿がかわいい

私はご主人様の前に座ることにしました。

ご主人様は神代 和弘と名乗ってくれました、これからは和弘様と呼ぶことにしましょう

和弘様と話していると宿屋の方が水の入った桶をもってきました


「じゃあ、先に体を拭きな」

手ぬぐいを渡されました、あれ?和弘様はどちらへ?

どうやら和弘様は私の体を見ないように気を使ってくれたみたいです

すごく嬉しいのですが、和弘様にはすべて見せて構いませんのに・・ちょっと残念です


気を取り直して体を拭くことにしました、先ずは腕輪を外し、外蓑を外し奴隷の服を脱ぎました

水に手ぬぐいを浸してから搾り、耳から順に拭き上げていった、毛を一本一本丁寧に拭きあげるとさらさらした手触りが戻ってきた、顔を拭きあげる、うわぁこんなに汚れていたのね、次は全身を拭き始める・・・


「はぁぁ~」


思わずため息がでた、なぜなら私の体は骨が浮き出るくらいに痩せていたのだから、わかってはいたのだけど汚れを落とすと余計に目立つようになった、こんなんじゃ和弘様に抱いて貰えないわ、でももしかしたら・・・・

そう思い隅から隅までさらに下半身の中心まで丁寧に拭きあげるのだった

折角きれいになったのだから和弘様が買ってくれた服を着て待ってましょう


あ、そろそろ戻ってくるみたい


少しして和弘様が戻ってきました、でも何故か入り口で立ち尽くしていました、何かあったのでしょうか?


とても熱い眼で私をみております、普段の優しい眼も好きですが、この熱い眼も癖になりそうです


「ご、ご主人様?」


「あ、ああ綺麗になったな」

ああ、和弘様がこんな私を綺麗ですって・・・うふふふ


「生まれ変わったような気分です、有難うございます」


「そっか、よかったな」

和弘様が照れてる・・・かわいい

和弘様は話を逸らすように桶に向かいました


あ、待って私に拭かせて下さい!!


和弘様以外と背中が広いのですね、逞しくて素敵です

私は貴方に買われては幸せにです

和弘様の肌に触れるたびに、私の欲望が・・・我慢できません!!


えぃっ!!


私は後ろから抱きしめました

和弘様のドキドキが背中から私の胸に伝わってきます


「和弘様、私を拾って頂き有難う御座います、このまま本当に死んでしまうところでした、もう人生を諦めておりました、私はこの命を和弘様に差し上げます、和弘様の命令はなんでも聞きます、ですからどうか見捨てないで下さい」


私の本心からの言葉だった


「もちろん見捨てないよ、シェリルは俺の物だからな」


俺の物ですって・・・私は貴方の物です、さあ次は前を拭かせて頂きますよ、って、和弘様?前は自分でって・・ああぁそんな!


とても残念です・・・いつかは拭かせて下さいね


「よし、2人とも綺麗になったし食事にしよう、ここの食事はめっちゃ旨いぞ」

そういえば、先ほどのお食事は美味しかったです、でも少し足りませんでした、でも奴隷の私には十二分に素晴らしい食事でした、不満は御座いません


和弘様、何だか凄く機嫌がいいみたいですね、そんなにここの食事は美味しいのでしょうか?

どうやら私も普通に頂けるみたいですね、私までウキウキしてきましたよ


「今朝と同じメニューを2つ」

なるほど、先ほどの定食屋でのお話は本当でしたのね

私はどんどん和弘様のことが好きになっていきます

あっ、食事が運ばれて来ました

うわぁ~~、美味しそう~


「頂きます!」


和弘様?何ですかそれは?


「そっか、シェリルは知らないかもね、俺の故郷に伝わる作法で、生きとし生ける物の命やそれを扱ってくれた方達に対して感謝の気持ちを込めてるんだよ」

なるほど、わかりました!


「シェリルもこれからは言うようにしような」


「はい!頂きます」


私はお肉を一口食べた、


「!!!!!!!!!!!!!」


何ですかこれは?こんな美味しいのがあって良いのでしょうか?

先ほどの定食も美味しかったのですが、これはレベルが違いすぎます

このパンはもしかして・・・このスープに浸すと・・・

ああああ、このジュワッと感がたまりません!!

凄い発見ですよ!和弘様!!

え?このタイミングでサラダですか?

サラダは流石に普通ですよね?


「!!!」


すごっ!なんて絶妙なサッパリ感でしょうか、口の中の脂っぽさが全て消えて行きました、これならいくらでも食べれます、え?おかわり自由なんですか?本当はそんなキャラじゃないんですよ・・・でも・・・頂きます!!


結局3人前食べました、凄く満足です、幸せです。


「ご馳走さまでした!」


和弘、これは最初の頂きますの終わりの言葉ですね、流石に解りましたよ、では私も


「ご馳走さまでした!」

食に対しての感謝、はい!今の私には解る気がします!

この食事のおかげで私の回復力がもとに戻りました、まだ少しやせていますが痣はきれいになくなりました


「じゃあ、寝ようか」


これは!ついに来たのですね!!待ってました、さぁ私をいっぱい抱いて下さい!和弘様が望むなら何でもしますよ!


「とりあえず、ベッドは1つしかないから一緒に寝ることになると思うけど問題ないよな?」

もちろんです!!そのために一緒の部屋を希望したのですから


私は和弘様の右側に寝転がった・・・ドキドキが止まりません


「明日はシェリルのギルド登録とクエストを行うからなゆっくり寝ろよ」


え?え?ええええええええええええええ~


何もされないのですか?私は準備オッケーですよぉ

てか、寝付くのはやっ!!

あ、でも寝顔がめちゃくちゃかわいいです


そういえば、今日この町に着いたと言ってましたね、余程お疲れだったのですね、それなのに、私を買って頂きます、食事や服の世話、さらに身分変更の腕輪まで、有り難う御座います。


それにしてもかわいい寝顔ですね~、ああ、また私の理性がぁ

私は和弘様の頬にキスをしました

キャー、思わずキスしちゃいました、はい!我慢出来ませんでした!すみません!

何処の誰にではなく謝ってしまった


今日は寝ましょう、お休みなさい、和弘様

ん、ん~、こんなにゆっくり寝れたのは久し振りです

これも全て和弘様のお陰です

まだ、和弘様は寝てますね、ああ寝顔がとてもかわいいです、なんですかこの生き物は!けしからんですよ


「ん、ん~」


あん!和弘様が私の胸に・・・寝ぼけてても嬉しいです

あ、なんか凄く幸せにそうな顔してます、そんなに私の胸は気持ちいいですか?

んん~、声が出そうになりました、和弘様激しいです・・そんなの私の胸をグリグリしないで下さい、感じてしまいます


いやん、更に激しくなってきました、我慢できません!


「・・・あん・・・」


あまりにも気持ち良かったので声が漏れてしまいました

和弘様の顔が止まりました、起こしてしまいましたか・・・

和弘様が申し訳なさそうに顔をあげてきました


「おはようございます、和弘様」

私は何も問題が内容に振舞いました


「お、おはようシェリル、さ、さあ今日もがんばろうか」

和弘様の顔が赤くなっています、見てるとキュンキュンします

でも、もう少しシテ欲しかったなぁ

どうやら和弘様は抱き着く癖があるみたいですね、今度は声を我慢しますからいっぱい抱き着いて下さいね


さあ、今日から和弘様との冒険が始まります、冒険から夜のお世話まで頑張りますから約束通り一生傍にいて下さいね。


和弘様、愛しております・・・・

今現在、なかなか難しいですけど、楽しくやっております

皆さん暖かく見てやってくたさいm(_ _)m

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