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姦~霊能三姉妹の怪奇事件簿~  作者: 乙丑
第十四話:川姫(かわひめ)
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肆・聾桟敷

聾桟敷つんぼさじき:江戸時代の劇場で、正面2階桟敷の最後方の席。舞台に遠く、役者のせりふがよく通らないところからいう。それから転じて、関係者でありながら、情報や事情などを知らされないことをさす。


「それじゃ、今日は遅くなるから」

「おう、道中気をつけてな」

「お酒、控えてよね?」

 弥生が釘を刺すと、

「わかっておる。まだ自己管理出来んほどボケとらんわ」

 拓蔵はグビリと酒を飲む。

「一応夕食は作ってあるから、レンジでチンして」

「弥生姉さん。そろそろいくよ」

 玄関のほうから、葉月が叫ぶ。

「それじゃ、いってくるから」

「おう楽しんでこい」

 拓蔵は今を出て行く弥生にそう告げる。


(さてと、弥生たちも出て行ったところだし)

 拓蔵は厨房に入り、食器棚の下にある引き出しから、中身が入っていないビンを手に取り、勝手口を出るや、裏にある倉庫に入った。

 そこには神社での奉納や、破魔矢などに使う道具が仕舞われている。

 拓蔵は扉の近くにかけてある懐中電灯を手に取り、部屋の中を照らす。

「えっと、確かここらへんに……」

 拓蔵が取り出したのは、四角形のガラス瓶である。

 その中には桃が酒に漬けられている。

 酒瓶の蓋を開け、中蓋を取ると、桃の香りが倉庫内に広がっていく。

 酒さじを使い、空き瓶に注ぎ込んだ。


 居間に戻った拓蔵は、先ほどの桃酒を湯飲みに注ぎ、氷やお湯を入れるわけでもなく、そのまま一口飲んだ。

 桃の甘い香りが口の中から広がると同時に、酒特有の体を温める効果により、ほんのりとするが

「うーん、度数が低いんかのう? あんまり酔いそうにないな」

 などと云っているが、果実酒は焼酎で漬けるため、35%のものを使っており、氷砂糖も使っているので、少なくともそれ以上となっている。

 そのため、酔わないということはまずなく、そもそもストレートで飲めるものでもない。

 そんなことが出来るのは、蟒蛇うわばみである拓蔵くらいのものであった。


 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 ステージの裏側で、燈愛と秀隆が入念にチェックをしている。

「えっと、ロック中心のパフォーマンスになってるから、黒のパンク系衣装でいくかい?」

 衣装の堀塚という女性が、燈愛に尋ねる。

「はい。今日は新曲発表も兼ねてますし、それもいこうかなと」

「バックバンドの皆さんはどうします?」

 堀塚がそう尋ねると、

「ああ、僕はいいですよ」と、ギター(以降、Gtと省略)担当の宮村一男みやむらかずおがそう言い放つ。


「私は燈愛ちゃんに合わせて、赤にしようかしらね?」

 キーボード(以降、Kbと省略)担当の国貴好くにたかよしみが燈愛の肩を叩き、そう告げる。

「国貴さん、またカジノでスッたんだって?」

 ベース(以降、Baと省略)担当の銅石将夫あかしまさおが含み笑いを浮かべながら云う。

 国貴は、銅石をキッっと睨みつける。

「おや、当たってましたか?」

「別に、黒に赤の衣装を着ても可笑しくないでしょ?」

「いや失敬。ノワールに対してルージュだったんでね、てっきりルーレットで大負けしたのかと思って」

 銅石はそう言いながら、ベースのストラップを肩にかけ、楽譜を広げるや、確認を取り始めた。


「すみません。えらい遅れまして」

 うしろの方から、声が聞こえ、燈愛たちはそちらを見た。

「ああ、菅原さん。遅かったじゃないですか?」

「ええ、ちょっと込んでましてね。お客さんはバスや電車で来てるはずなんですけど、会場の外にも行列が出来てましたよ」

 そう言うや、ドラム(以降、Drと省略)担当の菅原康三すがはらこうぞうは、ペットボトルを口にしながら、皆に言う。


「こ、河本さん?」

 燈愛は秀隆の裾を引っ張り、呼びかけた。

「こ、こんなすごい人たちをどうやって? 皆さんバックバンドじゃなく、メジャーな人ばかりじゃないですか?」

 燈愛が驚いたのも無理はない。


 まず、Gtの宮村一男。

 彼は元アイドルであったが、ギターの才能があり、そちらを専業としている。

 数多くのアイドルのバックバンドを勤めており、今回のバックバンドではリーダーを頼まれている。


 二人目にBaの銅石将夫。

 幼い頃から音楽に溶け込み、中学の頃からベースをしている。

 編曲アレンジを数多くこなしており、今回発表する新曲のアレンジを担当していた。


 三人目にKbの国貴好。

 帰国子女である彼女は、むこうではあまり見られなかったアニメにはまってしまい、主にアニソンの作曲や編曲を担当することが多い。

 またそれ以外にも、ロックや、ポップス、演歌、はては賛美歌コラールや、ブーガルー(1965年から70年にかけて、ニューヨークで流行ったラテン音楽の一種)といったマニアックな音楽ジャンルを作曲するため、無国籍作家と言われている。


 そして、先ほど遅れてきたのがDrの菅原康三。

 幅広いジャンルを得意とし、日本だけに留まらず、海外アーティストからも高い信頼を得ている。先ほども他のアーティストとのリハーサルが長くなってしまい、遅れてしまった。


 兎にも角にも、燈愛にとっては遠い存在である彼等かれらが、自分のバックバンドを担当してくれるとは思いもしなかったのだ。


「さぁて、後三時間後に出番だから、二時間くらい自由にしていいからね」

 秀隆は燈愛にそう声をかける。

「それじゃあ私、会場の周りを散歩してますね。何かあったら携帯に連絡してください」

 そう言うや、燈愛は自分の携帯を秀隆に見せ、スカートのポケットに仕舞った。

「会場には、すでにお客さんも入ってるから、少し変装しておきなさい」

 秀隆がそう言うと、燈愛は「わかってます」と告げた。


 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 三姉妹がイベント会場最寄の駅から、それからシャトルバスに乗り、イベント会場に行く間の事である。

 電車の中も、バスの車内も、人で溢れており、三姉妹は強制的に立つこととなっていた。

 望んでもないおしくらまんじゅうに……

「あー、熱い!」と皐月が愚痴を零していた。


「葉月! あんた、少しは考えて葉書を出しなさいよ?」

 弥生はうすうす感付いてはいたが、ここまでとは思っておらず、葉月を友達とその保護者と行かせなくてよかったと思っていた。

「ごめんなさい」と葉月は謝るが、周りは葉月よりも身長が高いため、最早どこにいるのかわかったものじゃなかった。

「降りたら、即行そっこうでコンビニによって、アイスかジュース買おう。鮎川燈愛が出る時間まで、まだ時間あるでしょ?」

「ええ。確か夕方くらいだから、結構早めに着いちゃったね」

 弥生は腕時計を見ながら云う。

 現時刻は午後二時を少し回ったところで、鮎川燈愛が出演する時間は午後五時頃からとなっている。


「それじゃ、それまで時間潰そう。知ってるアーティストいないし、それにあの葉書って、アーティストが出演する時間の30分前までは入れないって書いてなかった?」

 皐月がそう尋ねると、

「うーん、あんまり詳しくは見てないからなぁ、バスに降りたら、確認のために見ておこう」

 そう話していたのが、つい十分ほど前の事であった。


 会場近くにあるコンビニは、ライブを見に来た人たちで溢れており、店の中に入っていた皐月が、クタクタな表情を浮かべながら、弥生と葉月の元に戻ってきた。

「はい。ジュース。葉月はアイスでいいのよね?」

 皐月はレジ袋を広げ、二人に中身を見せる。

「近くに公園があるから、そこで食べない? こういうところって、色んなのが見えるから、あまり」

 葉月がそう言うと、

「ああ、ここって海に近いから、霊も集まりやすいんだっけ?」

 皐月がそう尋ねると、葉月は答えるように頷く。


「そういえば、そこの海って自殺の名所らしいから、死にきれない地縛霊が引っ張ってるのかもね?」

 弥生がそう言うや、葉月はビクッと体を窄めた。

「ど、どうかしたの?」

「や、弥生お姉ちゃん? 冗談でもいって良いことと悪いことがあってね?」

 葉月はうっすらと涙を浮かべながら、弥生を見る。

「さっき、どう見ても周りの人とは明らかに濡れてる人が、前を通り過ぎてたんだよ」

 葉月は三姉妹の中でも一番霊感が強く、力の弱い浮幽霊でも、くっきりと見える。

 そのため、たまに人間なのかと思ってしまうことがあるのだ。

 しかし、炎天下というのに、濡れているということは――――

「ば、場所変えよう」

 弥生がそう言うと、皐月と葉月は頷き、その場を後にした。


 三姉妹は、コンビニ近くの公園にあるベンチに座り、レジ袋からおのおのの飲み物や食べ物を取り出す。

「皐月? あんた、いくらなんでもそれはないんじゃないの?」

 弥生が呆れながら云う。

「ほ《そ》う? 糖分は取った方がいいと思うけど?」

 皐月はチョコがコーティングされ、中に生クリームが入っている、コッペパンのようなものを口に頬張ほおばりながら喋る。

「いつも思うけど、どうしてあれだけ甘いもの食べて太らないのかしら?」

「運動してるから」

 弥生の愚痴に、皐月は答える。

「私なんて、気をつけてるのに、1キロ太った」

 弥生の愚痴を聞きながら、皐月は昨夜、風呂場に置いてある体重計に乗った時、前よりも数グラム痩せたのだが、そのことは云わないほうがいいなと思った。


「それで、やっぱりアーティストの出演時間から30分前までは入れないことになってるの?」

 話を変えようと、皐月は弥生に尋ねた。

 葉月が応募して手に入れた当選葉書は弥生の鞄の中である。

 弥生は鞄から葉書を取り出し、内容を読み返した。

「ええ。確かに出演時間の30分前からしか入れないみたい。しかもこれ、普通にチケットを買う人より、待遇いいみたいよ?」

「元々、ファッション誌に載ってたやつだからじゃないかな? あまり待たせると、お肌に悪いとか何とか」

「葉月は化粧水を少しつけるくらいで、十分じゅうぶんでしょ?」

 弥生がそう言うと、葉月は首を傾げた。


 すると、公園の方から誰かが歌ってる声が聞こえ、三姉妹はそちらを見やった。

 噴水の近くに少女が立っており、「アーッ」と、確認するかのように歌っている。

 その歌声は、はっきり言って拙い。

「合唱の練習?」

 皐月が首を傾げる。

「一人で? しかも彼女、サングラス着けてるわよ」

 少女はティアドロップタイプのサングラスをかけ、青色の帽子を被り、サマーセーターにデニムという姿である。


「でも、これって……」

 葉月は「うーん」と考え出す。

「あ、思い出した。この曲、鮎川燈愛のだ」

 葉月がそう叫ぶや、少女は歌うのを止めた。

「な、なに? 鮎川燈愛だって?」と、公園内にいた人々が騒ぎ始めた。

「そういえば、今日のイベント出るっていってたな」

 騒ぎが大きくなり、三姉妹と少女は周りを見た。

 そして、少女はゆっくりと三姉妹、特に葉月に近付く。


「ちょっと、あなた」

「な、なんですか?」

「ついてきて、あなたたちも」

 そう言われ、三姉妹は警戒する。

「どうして、知らない人に命令されないといけないのよ?」

 皐月がそう言うと、

「ごめんなさい。これだったらいいかしら」

 そう言うや、少女はサングラスを少しだけはずした。

「あ、あい……」

 葉月が名前を言おうとした時、少女が口を手で塞いだ。

「わかった? 静かなところに連れてくから、少し黙っててね」

 そう言われ、葉月は頷いた。


 少女に連れて行かれた場所は、トラックが数十台も停まっている駐車場である。

 その中にはキャンピングカーもあり、三姉妹は少女に押されるように中に入った。

「ここなら見つからないわ」

 そう言うや、少女は扉を閉めた。


「えっと、ごめんなさい。歌の練習してたのに邪魔しちゃって」

「いえ、いいのよ」

 少女はサングラスをはずし、帽子を脱ぐと、肩まで伸びた髪が揺れた。

「やっぱり、鮎川燈愛だ」

 葉月は若干興奮気味に言う。それを見て、燈愛は困ったような表情だが、口元は笑みを浮かべている。

「でも、どうしてあんなところで歌の練習してたの?」

「ブースだと音が響くけどね、外だと響かないから、思いっきり歌えるの」

 弥生の質問に、燈愛は答える。

「それに今日は野外ライブだから、普段使ってるハウスとは違って、音が響かないの。遠くのお客さんに聞こえるか、声量は大丈夫か確認してたの」

 燈愛はそう言うや、スーと深呼吸する。

 ――そして三姉妹に、その歌声を聞かせた。


「それって、聞いたことない」

 葉月がそう言うと「もしかして、今のが新曲?」

 弥生に言われ、燈愛は少しばかり照れくさそうに、

「ええ。今日発表しようと思ってる曲。私もお気に入りなんだ」

 そんな話をしている中、皐月だけが険しい表情を浮かべていた。

「えっと、気に入らなかったのかな?」

 燈愛が皐月にそう訊くと、

「ああ、この前歌番組に出てましたよね? それを見た時から、どうも変なんですよ」

 弥生が燈愛に説明する。


「皐月、鮎川燈愛が可愛いし、歌もうまいからって、ひがむような」

「二人とも、まだ気付かない?」

 皐月がそう言うと、弥生と葉月は首を傾げた。

「気付かないの?って、なにが?」

 葉月が尋ねると、

「あなたの実力がどれくらいのものか、私は専門家じゃないから、はっきりいってわからない。でも、それは人を引き付けてるからでしょ? 可愛いし、歌もうまい。でもそれって、あなた自身の実力なの?」

 皐月が燈愛に尋ねると、

「実力に決まってるでしょ? じゃなかったら、売れてるわけないじゃない」

 弥生がそう言うや、葉月も同意するかのように頷いた。


「二人とも、私が耳悪いの知ってるでしょ?」

「ええ、知ってるけど、それがどうかしたの?」

「聞こえないから聴こうとして、余計に集中しちゃう癖があるの。だからあの時、TVに映っていた鮎川燈愛に違和感を感じてたのよ」

 そう云われても、弥生と葉月はなにがなにやらさっぱりである。


「何が目的なのか知らないけど、彼女に取り憑いているなら、さっさと出てったほうがいいわよ」

 皐月は眼光を鋭くし、燈愛を睨んだ。

「い、いったい何のこと? 私は実力で」

「それじゃ、どうして…… 虹彩が黒く滲んでるの?」

 そう言われ、弥生と葉月は燈愛の相貌を見やった。


 普通、人の目は遺伝や、メラニン色素の濃度によって、虹彩の色が違ってくる。

 アメリカ人に多く見られる淡褐色ヘーゼルや、ロシア人に多い灰色グレー

 そして日本人は濃褐色ブラウンと、虹彩にも様々な種類があるが、黒く滲むというものはない。

 「目が黒いうちに~」という言葉があるが、これは日本人の虹彩の色が黒く見えることからだと伝えられている。


 燈愛の瞳は黒く滲んでおり、輝きも何もない。

「どうして、私の力が通用しないの?」

 燈愛は震えながらそう言うと、弥生と葉月は途惑い隠せない表情を浮かべた。

 燈愛の声が先ほどまで聞いていたものとは、明らかに違ったのだ。

 燈愛は椅子に座り、だらりと肩を落とし、俯いた。

「あなた、一体何者なの? 私の力は男女関係ないはずよ?」

「人を魅入らせることに関してはでしょ? でも、私は元から興味なかったし」

「人を魅入らせるって―― まさか、川姫?」

 弥生がそう言うと、皐月は「多分」と答える。


「でも、どうして鮎川燈愛に取り憑いてるの? 可愛いし、歌もうまいし」

「それくらいだったら、世の中にはごまんといるわよ。この子は、実力もなければ、運もないんだから」

 燈愛に取り憑いた川姫はそう言いながら、ゆっくりと笑った。

「実力はとにかく、運はあるんじゃないの? 少なくとも芸能界にいるわけだし」

「売れなかったら運はないわよ。それに、私の力がなかったら、この子――」

 川姫が言葉を止めた。その直後、キャンピングカーの扉が開く。


「すみません。ちょっと、衣装確認しますので、少し来てくれませんか?」

 堀塚がそう言うと、

「それじゃ、あなたたちが妖怪を罰する人とはいえ、私はこの子を苦しめていないし、彼女も私が苦しめていないとわかってるから、罰することは出来ないはずよ」

 そう言うや、燈愛は堀塚と一緒に出かけていった。


「ねぇ? 思ったんだけど、私たちって留守番になるのかな?」

 葉月がそう尋ねる。

「えっと、キャンピングカーは最初から開いてたから、出てっても大丈夫なんじゃない?」

「いや、可笑しいでしょ? いくら関係者しか周りにいないからって、無用心にもほどがあるし」

 皐月がそう言うや、弥生と葉月は少し考え、

「それじゃ、戻ってくるまで待っとく?」

「ライブ始まるまで戻ってこなかったらどうするの?」

 葉月に聞き返され、弥生は少しばかり悩みこむ。


「でも、さっき云ってたことってどういうことかな?」

「互いに必要としてるってことかしら? 鮎川燈愛が誰かを殺したり、何か罪をもってるってわけでもないし、執行人の仕事はないんじゃない?」

「わたし、今日は竹刀もってきてないわよ? まぁ、川姫は人を魅入らせる妖怪だけど、それに関しては罪がないからね。、後で詳しく訊いてみましょ」


バックバンドのメンバーは実在する方の名前を弄ってます。

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