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上がり  作者: 馬財 令子
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3

静かな声。

空気だけ。

空気を震わせることができない。

その機能か劣っている。

静かなな場所。

心地よい。

全くの無音は苦しい。

少しの音も許してくれない。

わたしに関わらない音。

それは安心感。

私を軽蔑するでも差別するでも、見下すでも、バカにするでない。

雑音ならば私は身を委ねられる。

私の気持ちを払拭してくれるもの。

そんなものを探している。

そんな人を求めている。

それだけかもしれない。

愛する人がいるのなら、それはどんなにしあわせか。

露程も知らない。

私はそれを知らない。

しかし、みんながとても幸せそうで、私も幸せを望んでいる。

そんな私の独りよがりの言葉。

誰にも見せれない。

みっともない姿。

認められるか。

難しいな。

いつか自由になれる?

信じたい。

愛する人と出会える?

希望を持ちたい。

でも、無理かもしれない。

そう私は決めつけている。

そうしかならない。

強い意志はない。

人を羨むばかりだ。

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