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異世界チートは拠点  作者: ポチだんご
2/12

1話

 謎の集団というか、神様らしき人と黒服の人に窓から放りだされた。

どうも、カオスです。

どうやら本当に異世界に来たみたいです。

夢かなと思っていたら知らな森の中に居ました。

そしてガサゴソと急に音が聞こえたらと思ったら緑色の肌ににやり笑うと牙が見え5匹程度の異世界定番のゴブリンに出会いました。

もちろん絶賛逃亡中です。

普通は、少し自分の分析ができたり、周りを見渡すぐらいの時間があるのが定番なのに俺はいきなりモンスターにエンカウントとしました。


「安全確保できるような世界渡りじゃないのー!?安全な拠点は何処だー!!」


ピロロンと脳内で音がしたような?

なんじゃこりゃ?と思っていたら、目の前に半透明なボードが出てきました。


『拠点を設置しますか?』


「今かよ!?もちろん出してください!安全な拠点!今すぐ!」


『緊急事態と把握、すぐさま拠点を作成します』


そうボードに出るといきなり目の前に小屋が出てきた。

みすぼらしいけど、とにかく今はゴブリンから逃げる事が先決!

急いで敷地に入ってドアを開けて小屋に飛び込む。


「こんな小屋でゴブリンから身をまもれるのか!?とりあえず、入ってこれないようにドアに重しかバリケードになりそうなものをって、あれ?声が聞こえない?」


俺は恐る恐る小屋の中にある、木窓から外の様子をうかがう。

すると、ゴブリン達が小屋の周りから5メートルぐらいだろうか?そこから何かに遮られてるかのように入ってこれないようだ。


だが、聞こえないと思っていた声も目が合うとギャーギャーと騒ぎ出した。

てっ怖っ!!

何か知らんがとりあえず助かったのかな?

ふぅーッとため息はを吐く。

とりあえず、落ち着て周りを見渡すと、暖炉と、簡素なソファーに簡易べっと、キッチン?後は、何があるかな?


一応、脅威はさったと思う。たぶん、周りでギャーギャー騒いでるけど。


さて、ゴブリン達からの脅威は今の所は心配なさそうだ。

まだ外で騒いでいるけどな!


一息ついてから拠点となる小屋の確認だ。

今さだが勢いで拠点の小屋を出したので、今は森の中にポツンと空白ができたかのように我が拠点があるのだよ。

ここから移動するにも何かしら脅威となるような事が起きる可能性は大いにあるだるからな。

まずは、小屋の中を物色していく。


キッチンには何故か、野外で使うようなガスボンベを入れて使うようなコンロが一台。

持ち運びできそう。

ほんで持って食料はそれなりに戸棚に収納されている。

これは、この食糧が無くなればアウトなのでは?

水は水がめにたんまりと入っている。

うむ、水も何とかしなければならない。

後はトイレとかお風呂はどうだろうか?

部屋の一に扉があるので、たぶんそこだろう。

えっと、トイレはぼっとんでした。

お風呂は五右衛門風呂です、どうも有難うございます。

これは薪も必要じゃないか。

まあ、幸いこれも備蓄があるから大切に使おう。


後は、武器になりそうな物が欲しいぞ。

意を決して、扉を開ける。小屋の外にも物置らしき物が見えたからそこも確認せんとな。

ゴブリン達はなんか近づけないみたいだし。

一応、キッチンに会った包丁を持って外に出る。

外に出ると案の定、ゴブリン達が待ち受けていて、俺を見てまた騒ぎ出す。

不可視の壁が侵入を許さないので、こちらに攻撃を仕掛ける事ができなそうで何より。

不可視の壁さんにはこのまま頑張ってもらいたい。

だが怖いので、包丁は手から離さない。

小屋に隣接された物置らしき所にはクワ、草を刈るような鎌、何かしらのタネ、ハンマー、ジョウロ、斧。

家庭菜園でもしろって事かな?

斧って薪割り用かな?

他にも何かないか辺りをを見ると、井戸がありました。滑車付きですなぁ。

肉体労働確定です。


一応はここで生活はできるが、隣人さんがゴブリンさんとか嫌だ。

しかも、なんか増えてきてるし。

諦めて帰りたまえよ、ゴブリンさん達。

きっとこれが俺の能力?なんだと思うがこんな森の中でどうするのだよ。

取り合えず、ゴブリンさん達には笑顔で手を振って拠点の小屋に入った。


とりあえず、設置されているソファーに座って落ち着こう。

そういえば、キッチンにお茶があったな。

お湯を沸かしてお茶を入れる。

なんか、食器類やらは一通りそろっているので良かった。


ソファーに座ってお茶を飲む。


「ふぅー、いやー緑茶が有って良かった。なんか落ち着くわ」


さて、ではいこうか!異世界定番のステータスの確認を!


「ステータスオープン!・・・」


「メニュー!ウィンドウ!なんか出て!それから助けて拠点さん!」


すると、半透明のボードが目の前に出現。


「毎回、拠点さん助けてって言わないとダメなのか?とりあえず、ボードを確認してしますかねぇ。何々まずこの拠点について?取り合えず読んどいた方が良さそうだな」


俺はボーに書かれている事を読み始めた。


要約すると、流石神様らしきご老人にたまわった能力である。

まず、水と食料の心配はいらなくなった。

無くなっても随時補給されるようだ。

家庭菜園などのタネはその都度これも自動で補充される。

また、新しい食材などは、自分で調達しなければならないようだが。

そして何より、拠点はアップグレードできるようだ。

これは大変いいと思う。

現代科学の恩恵にあずかっていた身としては、何とかアップグレードして、より快適にすごしたいしな。

しかし、ここでアップグレードするのにポイントが必要との事。

このポイントが何ぞやと思うとポイント取得条件が色々ある。

1つ目がモンスターの討伐。

うん、ファンタジーの定番。

2つ目、素材の納品。

これもわかるっちゃわかる。

さて、問題の3つ目、行動によるポイント付与。

はて?自分の行動においてポイントがもらえる条件が何もないんだが?

これは検証していかないといけない。

正直面倒だ~ぞっと。

正直物語の主人公たちは真面目な人や心を入れ替えて無双するけど、俺には無理。

現代に生きてきた人間がそんな簡単に順応できるかってんだ。

頭もよくないし、検証なんかやって、覚えきれる自信がない。

なので、適当に過ごす事にしよう。

娯楽もないが自然豊かなこの場所でゆっくりと生きて行けたらいいなぁ。

隣人のゴブリンさん達怖いし。

でもたしか一人でも身を守れる力も下さいってお願いしたよな?

身体的に能力が上がっているか、魔法がつかえたりとか?


とりあえず、もう一度外にでて、ゴブリンさん達に魔法の披露と行こうじゃないか!


俺は外に出て、ゴブリン達に手をかざして唱えた!


「いでよ、炎よ、我が敵を焼き払え!」


すると、急に体からエネルギーが込み上げてきた。

これはいける!


「ファイアー!!」


『ポスッ』


うん、なんか赤い火がでたな一瞬だけど。

魔法はおいおいやっていけばいいだろう、うん、焦る必要ないもんな。

ゴブリンさん達が笑っている気がするが気にしてはいけない。

きっと知能が低いから良く分からないで笑ってるはずだ。


気を取り直して、今度は身体能力かな?

近くに落ちている手ごろな小石をさがし・・・ないやん!

ご都合主義的に小石ぐらい落ちとけよ!

しょうがないので、拠点の小屋に入り丁度よさがなジャガイモで試そう。

良い子の皆は食べ物でこんな事しちゃダメだかんな!


ジャガイモを振りかぶってゴブリンさん達の1匹に目掛けて投げる。

ジャガイモは空中で分解して粉々になった破片がゴブリンさん達に降りかかった。

これにはゴブリンさん達もビックリ。

より、ギャーギャーと騒ぎだした。

うむ、なんか知らんが身体能力は上がっているみたいだ。

何故、ジャガイモが空中分解したのかはファンタジーのせいだろう。

澱粉まみれになるゴブリン笑える。

粉々になったジャガイモが澱粉だけになっとは考ええてはいけない。


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