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08 井戸改善計画③

ふぅ。

あの後わたしたちは丘に行き、いたいけなカビガラたちを十匹ほど狩り、固めの毛を入手することに成功した。

あ、そうそうそういえばわたし、魔法なんでも使えるらしいの!ステータスプレートを見返したら書いてあった!

わたしってば優秀。


まぁでもこれでついに井戸掃除機が作れる!

「じゃあ、わたしが下の部分を作るね!」

「わかりました。なら私が上を。」


ということでわたしたちは井戸掃除機の製造に取り掛かった。

まずは

木の板を買ったのこぎりでたくさん作るところから。

作り終わったら、次は井戸の寸法を測って木の板たちをつなぎ合わせて切る。

それが終わったら、下の部分担当のわたしは一回り板を小さくして、そこの周りにカビガラの毛をくっつけまくる!

ちなみに上担当の晴香は最後につなぎ合わせるための棒を作る。

そして丸く切った板の真ん中に穴をあけてそこに棒を通せば、井戸掃除機の完成!


さて後は、

井戸の中の水さえどうにかなれば……。

「水、どうしよっか?」

「魔法何でもできるんでしょう?なら、転移魔法でも使えばいいんじゃないですか?」

「あ、そうするね!」

「でもどんな感じで魔法って使えるの?」

「それは……なんとなくでしょう?」

とりあえず、念じてみよう!

転移転移転移……

何も起こんないどころか変な人じゃん!

もっと意識したらいいのかな?

魔力がふわーっときて、こうすぁっと……

きた!

今だ!

転移!

「おー!すごいですよ!」

その声を聴き、わたしも井戸の中を覗いてみる。

すると

消えてる!

井戸の中の水はものの見事に消えている。

わお。


これで準備完了!

井戸掃除機(手動式)をついに活躍させる時が来た!

わたしと晴香は協力して井戸掃除機を使って井戸の中をきれいにし始めた。


~1時間後~

「終わった~!!」

「やりましたね!」

ついに井戸がきれいになった。

これでわいてくる水はもう飲めるよ!

そしてもう川に水を取りに行かなくて済む!

川は町の向こうの山を越えたところにあるからわたしでも10秒くらいかかるんだよねぇ。

これで行かなくて済む!

ってわけで


井戸改善計画   達成!


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