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67話:極大イベントな体育祭!(中編)

@魅異視点@


「さてさて相手は誰かな〜?強い方が面白いけどね〜♪」


「その相手は俺だ!」


おぉっ、RT・DX+だ。今日は脇役しか来てないんだね〜。


「今回は一応全力勝負だ!結界も張ったし。」


「えぇ〜、じゃあ今の状態の疲れない全力で良いや〜。」


「上等!」


さて、どんな作戦で行こうかな?私的には適当に本気で良いんだけどね。まぁ一般で言う手抜きだけどね〜。


勇者連拳ゆうしゃれんけん〜。」


勇者連拳は勇者拳を両手を使って連続で放つ技だよ。威力は勇者拳の八か九割位かな?


「回転乱舞!」


あの技は確か回転して避ける技だった筈。でも隙無く行くよ。


勇者凍剤納木ゆうしゃとうざいなんぼくだよ〜」


これは私の作った木を相手に投げる技だけど特別製の木だから相手を凍らせるこうかがあるんだよ。本当は名前重視技だけどね〜。


「グラフィックシールド!」


今度は遠距離防止技で防がれる。流石だね〜。


「よしっ!げん羽射ばいだっ!」


そういって飛ばしてきたのは羽の矢みたいなもの。この程度の技じゃ甘いよ。


勇者遊壊ゆうしゃゆうかいだよ〜」


私がRT・DX+の方に指を向ける。そして羽の矢が前触れもなく破壊されていく。


でもRT・DX+は横に飛んで避けたけどね〜。


「此処からが本番だ!奥義・呪天撃じゅてんげき!!」


何処からもなく剣を取り出して禍々しい雰囲気の強力な斬撃を繰り出してきたね。


「それなら勇者薄紙ゆうしゃうすがみだよ〜」


これはそこら辺で売ってるコピー用紙に水性マジックで『私の馬鹿の強さは最高級の食べ物より感動的』って書いた防具品だよ。この紙ならあの攻撃でも簡単に防げるはずだよ。


[ビリッ!]


「あ、防ぐ前に破れ‥」


[ズガァァァァン!!!]


あぁ〜、予想通りの展開になっちゃった‥とりあえず無念かな?




@悟視点@


いや‥確かにRT・DX+の技は凄いけどさぁ。


「絶対にアホだろアイツ。」


「まぁ確かにそうですけど‥魅異さんが負けるなんて予想外です!」


ウィルは驚いてる様子まぁ俺も驚いたんだけどさ。


「魅異‥あいつとバトルになったら敵討ちをしてやるからなっ!」


「私も魅異さんの敵討ちをしますっ!だから無事でいて下さい‥」


「ハァ、馬鹿達が‥」


って羽双!良い場面なのに邪魔するな!


「何だ何だ!お前も一番弟子なら敵討ち位はやる義務があるぞ!!」


「そうです!死んだ魅異さんに呪い殺されますよ!この際ですし三人で不意打ちしてでもあの憎き敵を仕留めましょう!!」


「それ以前に‥」


「それ以前もそれ以降もあるかぁ!確かに馬鹿でボケで間抜けでアホで異常で人外で迷惑掛けてばかりで両利きで人の不幸を楽しむ奴で単純で変態的で悪趣味でダメの見本で不純物を寄せ集めただけの戦闘位しか使い道のない虐め役でも良い所は一パーセント位は多分あるはずなんだぁぁぁ!!」


「そうです!!いくら悪いところしか思いつかない魅異さんとはいえ特星全体で魅異さんの事を詳しく調べれば一つ位はきっと見つかるはずですっ!!」


「分かりましたから離れてください‥暑苦しいので。あと両利きは良い事に分類されると思いますよ。」


「とりあえず敵討ちの為にいろいろ考えるぞ!多分今回の魅異の敗因は馬鹿だからだ!だから馬鹿な魅異が思いつかない戦法で行くぞ!!」


「はい!!頑張って馬鹿な魅異さんの代わりにアイツを倒しましょう!!」


「とりあえずその為には敵の様子を見てみるぞ!!」





「マジで勝てた!?いやぁ何か呆気ないな!」


RT・DX+は何か喜んでるし!


「でも正直今回は魅異なんか楽勝で倒すつもりで来たから当然か!ハッハッハ!!」


「じゃあ楽勝で倒してみたら〜?一回で良いから〜。」


え‥


「「「ええぇぇぇ!?」」」


俺とウィルとRT・DX+が驚きの声を上げる。何で生きてるんだ!?


「別に死んだフリしてただけだよ〜♪ちなみに今は第二形態なんだよ〜。」


第二形態なんか有るのかよ!?その割には第一形態の時と変わってないし!


「第何形態まで有るかは多すぎて調べてないけど一形態上がれば全能力がかなり上がるよ〜。ついでにこっそり変わってるときもあるからね〜。」


「いやいやいやいや!!今の能力でも危険なのにさらに上がったら反則だろ!!」


「まぁまぁ、その程度の事はお気にせず〜♪世界の常識を超える女なんだからこの位は常識範囲内だよ〜?この強さを字で表すとこうだよ〜!」


そういって取り出したものはさっき防御に使って破れた紙。最初と最後が破れて『馬鹿の強さは最高』の文字になってる。‥絶対その紙ってワザと破っただろ!




@魅異視点@


おっ、私視点にやっと変更したね。


それじゃあ勇者流の最強技を使っていくから読者の皆さん注目しててよ。


その前に特別講座を始めるから五万円‥と言いたいところだけど今回も無料ね。


最強クラスの技と言えば威力が最強クラスならそれだと思う人も居る気がするけど外れだよ〜。本当に最強と言えるなら『威力が高い』・『速さが早い』・『命中率が高い』の最低三種類位はあったほうが良いと思うよ?


私の勇者流の最強の技はそれに加えて『名前が短い』・『攻撃範囲を指定できる』・『威力調節の範囲が広い』・『遠距離版と近距離版がある』・『連続して使える』・『反動が少ない』が付け加えられるよ〜♪特に最後の反動は重要で使った後にかなり疲れる技とかあるけど一回使って相手が無事ならその後が大変で下手したら死亡者も出るかもしれないからね。

えっ?一部矛盾してる部分が有る気がする?気のせいだと思うよ。


それじゃあ皆もリスクの少ない技を使っていこうね。特別講座終わり!


「おーい!さっきから俺をずっと無視するな!忘れられたみたいじゃないか!」


「あっ忘れてたよ〜。ゴメンね〜。」


「お前なぁ!マジで覚悟しろ!奥義・Rレーザー!!」


ではでは〜、勇者流最強技いくよ。


「異技・勇者ゆうしゃレッガーだよ〜!」






とりあえず威力と範囲は小さくしたから何処かにボロボロになって何処かに吹き飛ぶ程度で何とかなったかな?


「とりあえず勝利だよ〜♪」


「勇者流の最強技は初めてみたな‥それより異技ってなんだよ?」


「いや〜、神技か異技か魅技か離技の内から選んだからねぇ〜。」


全部私の名前から考えたんだけどね。


「次は雑魚ベーの番だよ〜。」


「そうですか?それでは行ってきますのでアミュリーさんと雨双さんは少々待っててくださいねぇ♪」


「待ってるですー。」


「私は嫌だ。」


私達以外のバトルはもう終わったみたいだね〜。だから相手は一般人で勝ち残った人って事になるよ。




@雑魚ベー視点@


フッフッフッフッ、初めての私視点ですかねぇ?


私の対戦相手ってのはどんな人なのか楽しみですねぇ。まぁどんな相手でも倒して私が主人公になって可愛い女の子に囲まれて‥ムフフフッ♪良い事ばかりじゃありませんかぁ!このタイミングで優勝せずに何時優勝するのですかぁ!?


「あの〜、対戦者の人ですか?」


「あっ、そうですよ‥おぉ!」


可愛い!見かけがストライクゾーンですよぉ!!


「それではいかせてもらいます三角さんかくり!!」


おやぁ、蹴り勝負で私に挑むとは困った方ですねぇ。では私の華麗なる蹴りを見てもらって勝負後に抱きついてきてもらいましょう♪


「必殺!可愛い子へのジャンピング回転スローキィィック!!」


このキックはなんと回転速度と落下速度が半分になっているので私のキックの良さが見放題の超お得なキックですよぉっ!


ちょうかんり!!」


「ぐっはぁっ!」


見るどころか顔面に跳び蹴りのつま先バージョンを食らっちゃいましたねぇ‥


「こう見えても格闘歴は十三年ですので甘く見ないで下さいね。」


「大丈夫です!貴方のけりなら何発でも受けられ‥あれ?」


おかしいですねぇ。何かが矛盾してるような気がしますよ。


あぁっ!分かりましたよぉっ!!


「じゃあ遠慮なく行きますよ!連砕拳れんさいけん!!」


「残念ですねぇ。数年早く戦っていれば絶対に貴方の勝ちだったでしょうねぇ。でも‥ストライクゾーンから外れている事が判明した今なら私の勝ちです。必殺・ジャンピングストームキィィィックゥッ!」


この技は嵐を起こすキックで基本的には飛んでくるものでダメージを与える技です。


敵にダメージを与えられて時々良い物が手に入る‥まさに一石二鳥ですねぇ!


「何ですかこの技は!?ってかトラックとか降って‥」


あっ、相手の方は潰されました。他にも空き缶とか液体窒素の入ったタンクとかも降ってますねぇ。ではフィナーレといきましょうっ!!


「全て爆破ボタンですよぉっ!」


[ピッ、ドゴオォォォォン!!]






@悟視点@


見事に自分も吹き飛んでたな雑魚ベー。




その後、俺と魅異と羽双と雑魚ベーの三人が凄まじい勢いで準決勝まで突き進んでいった。


ってか次の俺の相手は雑魚ベーだから良いとして決勝戦が勝ち目無いだろ!


でも撒けたら主人公を止めないといけないのか‥こうなりゃ駄目元でいってやる!!


ただし次回にだ!!

「更新遅れてスミマセン!理由と言う名の言い訳は次回の後書きでします!それでは皆さん次回もお楽しみにっ!!」

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