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56話:北の大陸に出かけましょう!

@悟視点@


「旅行?」


[そうです。水魅さん以外で。]


水魅は行けないんだ。


「まぁ面白そうだから行くって事にしといてくれ。」


[分かりました。]


「集合場所は何処にする?」


[貴方の高校を3kmほど北に行った場所の港の近くの公園で。一時から一時十分までで。]


「分かった。じゃあな〜。」


[ピッ]


何か知らんけど旅行に行く事になったぞ。羽双から水魅以外で旅行に行こうと誘われたんだ。


・・・・・小声で来れない場合は覚悟してくださいね?と言われたけどな‥怖かった。


別に脅されなくても行くに決まってるけどさ。


それにしても何で港じゃなく港の近くの公園なんだ?そのまま港に集合すれば早いと思うんだけどな〜。ちなみに行く場所は船じゃないと行けない場所だ。


「とりあえず行くメンバーを決めないと。」





〜港の近くの公園〜


さて、もうすぐ一時十分だ。メンバーは俺、アミュリー、烈、羽双、ジャルスなんだが‥烈がまだ来てない。遅れたら大変だって言ったのに・・・・・


ちなみにアミュリーと羽双はジャルスに自己紹介中だ。


「おぉーい!!遅れて悪‥」


「遅刻ですよ。」


[ズバゴォォォッ!!]


「ぎゃあぁぁぁぁぁ!!」


あっちゃ〜、やっぱり烈が羽双に裁かれたよ。烈は縦の手刀を腹に喰らいV型に地面に埋まった。砂煙も出て面白い光景だが痛そうだ。


「あの人強いねー」


「流石は一番弟子ですー。」


あの光景を見てのんびりとした会話が出来るジャルスとアミュリーもある意味凄い。


「それでは船を奪いに行きますよ。」


「あぁ!・・・・・って奪うのかよ!?」


「だから勇者社の港に来たんだねー。とりあえず賛成ー。」


「面白そうだから賛成です♪」


「お、俺も賛成だ!!」


皆は賛成してるし・・・この際しょうがないか。



「それでは行きますよ。」




〜勇者社の所有港〜


[ビー!!ビー!!ビー!!]


「なんだ!?」


「侵入者だ!総員、船を守れ!」


『はいっ!!』



「いやー、流石に警報位は有るみたいだな。」


「面倒ですね・・・」


[ズキュキュキューン!ズゴオォォォォォ!!]


「必殺スーパーアタァック!!」


「ネーミングセンスなさ過ぎですー」


「同文だよー。」


[バキコォン!ベコオッ!ボォォン!]


おっ、船が見えてきた!船は五つあるな。


「乗るのは右から二番目のですよ。」


右から2番目…小さっ!船は船でも大き目のクルーザーくらいの大きさ&木製だぞ!


「盗むのに何でどれか決まってるんだ!?」


「さっき決めました。」


さっきかよ!?とにかく右から二番目だな!そりゃ!


[ぴょーーーーーん!スタッ]


情けない効果音とともに全員着地!ってエンジン無ぇじゃん!!


「この船って風で動く奴だよな‥くう圧広あつこうほう!」


[ゴオォォォォォォ!]


「成功!そんじゃ、見送りありがとさん!」


「ま、待て!」


断るに決まってんだろ。ちなみに空気圧広波砲は家でエアコンをつけてるときに思いついた技で辺りの空気を集め常に一定の速度で出し続ける技だ。


団扇で扇ぐのが面倒な時に使おうと思ってたんだが‥まさか船の帆に当てて動かすなんて方法で使うとは我ながら予想外だ。


「ってか他の皆は?」


「全員部屋に行きましたよ。」


この船小さいけど確かに真ん中に部屋があるな。五人なら寝れそうな大きさだ。


「それより何でこの船にしたんだ?他にも大きな船とかあっただろ。」


「勘です。」


勘か。・・・・・ふざけるなコラァ!


「おい‥」


「何ですか?文句があるようなら深海に沈めて水圧で潰しますよ?」


「何でもございません!!」


マジで沈められる!いきなり先が不安になってきたぞ‥


「それで大陸まではどれくらいだ?1時間位?」


「馬鹿ですか?」


「えっ!?そこまで馬鹿じゃないけど‥」


「ハァ・・・この星の広さを知ってます?」


・・・知らないけど地球と同じくらい?


「面倒なので時間を言います。数日です。」


数日か。予想より掛かるなうん。・・・・・・数日ぅぅぅ!!?

@ナレ君視点@


「56話更新完了!今回は悟の代わりにナレ君が来てくれてまーす!」

【どうも!」

「さて、ナレ君が来たのも分かった事だし今日は此処らへんで終わらすか。」

【えっ!?私の登場の意味は!?】

「特になし。それでは皆さん次回もお楽しみに!」

【えぇっと‥お楽しみに!」

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