54話:50話突破パーティ編/いろいろベスト3
@悟視点@
「さて、そろそろゲストが来る頃です。注意しましょう!」
「え?あ、あぁ。」
注意って‥誰が来るんだよ?
【あの〜、そろそろゲストの正体を教えて欲しいんですけど。】
「悟君の知り合いのようでしたね。」
「いや、マジで誰‥」
[バリィィィィン!!]
窓が割れた!?ってかガラスが降り注いで痛いし!誰かヘルプミー!
ってナレ君気絶してるぞ!
「誘惑を得意とする神様、此処に降臨です!」
あ、アミュリー・・・・・か?
「ね?知り合いだったでしょう?」
「確かにそうですが・・・瞳の色が違うぞ。」
俺が戦ったアミュリーは瞳が緑だったが、今居る奴は瞳が赤だ。
「アミュリー君は、瞳によって人格が変わるのです。いえ、逆でしたっけ?」
「えぇ!?そうなのか!?」
「はいです!確かに私は瞳の色によって特徴が違うです♪」
「特殊なタイプの多重人格です。一人一人別の考えとかを持ってるようですね。でも、全員同一人物と言う不思議なタイプです。」
全員同一人物‥俺とボケ役みたいなものか。
〔天才の俺を呼んだか?〕
呼んでねぇよ。
「瞳が髪の色に近くなるほど、本性に近づいて馬鹿になるです。瞳の種類は髪の色に近い方から、レモン色・黄色・金色・赤色・緑色の順番です。」
「って事はこのアリュミーは四番目に馬鹿なアリュミーか。」
「馬鹿って言うなです!私は馬鹿じゃないです!」
「ちなみに赤色アミュリー君は、尾語にですを付けるのが特徴だな。
無理矢理つけてるように聞こえる事もあるな。
【さて、今からやることはいろいろな事のベスト3を発表です。】
「例えば何です?」
【例えば主人公に向いてるキャラベスト3等ですね。】
そんなのダメに決まってるだろ!!
【今回の私達は、それを聞いてる+たまに何か言うだけです。それじゃあ行きましょう。まずは、最初の方は出番が多かったのに、最近出番が少ないキャラベスト3!】
「一人は大体予想できるんだが。」
「私は分からないです♪」
分からないのに嬉しそうに言うのはおかしいだろ。‥ちょっと馬鹿だな。
【1位はRT・DX+で、出番がまったく無いから。2位はクレー。理由は最近の出番が少ないから。3位は私。元々少数出演だから。以上です。」
「クレーはまぁ予想通りだったな。」
「RT・DX+君なんて居ましたか?」
「私の出番をナレ君より増やすですー!」
【何で!?・・・えっと次は強さランキングベスト3!現時点で判明している強さで、強い順に推測して表示します。】
「二人ほど心当たりが有るんだが・・・」
「私は予想もつかないですー。」
【1位は魅異で、理由はないです。2位は羽双で、弱体化した魅異位の実力があるから。そして3位は印納。一応は魅異と引き分けたから。以上です。】
「3位は印納さんかよ!」
「印納君は、槍の勝負での引き分けでしたけどね。」
【はいはい。次は悲惨な人ベスト3です。】
「やっと面白そうなのが来たな。」
「大変な人の紹介ですー。」
【1位は水魅と烈が同着。2番は1番が同着だから無くて、3番は…じゃあ悟。以上です。】
「さっき考えたよな!?迷った結果俺かよ!でも確かに俺は悲惨だぞ!」
「悟は大変そうです。」
「そろそろネタが尽きてきましたね。」
「ふあぁ〜、です。眠いです。」
うーむ、やっぱり語尾が無理矢理言ってるように聞こえる。
【よし。では終了にしましょう。」
このタイミングで!?
「まぁ、賛成だな。」
「賛成ですー。」
「では帰る支度をしましょうか。外は暗いのでお気をつけてー。」
「じゃあなー。」
「さよならです。」
〜家〜
「これで平和的に、オチも無ければハッピーエンドだ!」
「わーい、ハッピーエンドです♪」
そうそう、ハッピーエンドォハゥアッ!?
「何で居るんだ、アリュミー!?」
「付いて来たからです。」
そーいう意味じゃなくて…
「家に帰らなくていいのか?ってか帰れるのか?」
「実際は帰れるけど、帰れないから泊まってくって事で良いです。」
「良かないよ!部屋が足りないし。」
とは言っても、今は一人だが。
「そういう訳で家まで戻ってくれ‥って!」
「ZZzzz・・・」
「もう寝てるぅ!拒否権無しかよチクショー!」
あぁ、もう知るか!俺はずっと寝て現実逃避をしてやる!