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52話:50話突破パーティ編/遅刻すると損するぞ!

@悟視点@


よし到着!パーティ開始20分前だし余裕余裕。


「入るぞー」


[ガチャッ。」


【あ、こんにちは。】


「あっ、悟ー。」



俺を出迎えたのは、ナレ君とジャルスだ。烈の姿は見えないな。


「ところで烈は?」


【烈はまだ来てませんよ。】


「あと15分だけど間に合うかなー?」


「さぁ?ってかやけに人少ねぇー、俺含め3〜4人かよ。本当にパーティなのか、これ?」


【それが他を誘ったら全員NOって言うから、大会場をキャンセルして、普通の家を借りたんだ。食事のランクも高級品からピザに替えて・・・・・」


「あっ、・・そうなのか。」


確かに4人位で大会場はなぁ・・・普通の家で高級品も微妙だし‥まぁ良いか。


「それより烈が遅いねー。」


「神経衰弱でもしないー?」


「やるか。なぜなら俺は運と記憶力には自信が有るからな!」


【よし!それじゃあ1位は、遅れた烈を罵倒できるってのはどうです?】


「「賛成〜」」


フルボッコも有りにして欲しいなぁ〜。


【ちなみに特殊能力も有りで良いですか?】


「あぁ分かった有りで良い・・ぃ?・・・って待てい!全然良くないわ!」


明らかに反則技を使う気だろ!


【流石です、馬鹿ほど勘が良い‥】[ズキューン!]【ぎゃあ!】


「それで何か無いのか?」


「見る限りは特に何もなさそうだよー。」


【確か冷凍庫にピザが凍らして有りましたよ。】


「ナイスだナレ君!俺を冷凍庫まで案内してくれ!」


【いえ、そこに有りますが・・・】


「へ?」


俺の質問に対してナレ君が指差したのはタンス。・・・・・


「あぁどう見てもこれは冷蔵庫だな。これでいろいろ冷やすんだな。‥んな訳有るかぁ!」


「無理矢理なノリツッコミだねー。」


こら、そこへのツッコミは禁止だ。


【とりあえず・・・このピザです。】

 

本当にタンスにピザが!しかもちゃんと凍ってる!


【そうだ!ピザの大食いバトルをしましょう!】


おっ、ナレ君の割にはナイスアイディア!


【別に余りのピザはいくつでも取り出せるから良いぞ。】


〜ピザ食いバトルナレ君の番〜


【じゃあ僕から行きますね!いっただきます!】


[キィーン]


【はふあぁ!】


何かナレ君が口から泡を出しでぶっ倒れた!


「どうしたのー?」


【こ・・この・・・ピザが硬くて歯が・・・・・】


「どれどれ。‥抜けては居ないが、ピザのパン1つ付いてない!」


全力で噛んだから反動を受けたようだ。痛そ〜。


「順番が悪かったんだ、諦めろ。」


【はい。・・・・・】


返事はしてるがかなり落ち込んでるみたいだな。


〜ピザ食いバトルジャルスの番〜


【同じような事が起こらないように、普通のピザを用意したぞ。ナレ君はダメージで参加不可だから、ジャルスの番だ。あとナレ君は痛みが止まるまで喋るなよ。】


「じゃあ行くよー」


なんか普通に食べてるな。・・・(省略)・・・1枚完食したな。


「これで僕は終わりだよー。」


【早っ!そして少なっ!】


「これで満腹なのか?」


「腹八分ー。」


【「いや満腹になるまで全力で食えよ!」】


〜ピザ食いバトル烈の番〜


「いやいや、居ないから!」


〜ピザ食いバトル悟の番〜


「次は俺だな!」


まず1枚目!余裕だ!


次は2枚目!楽勝!


3枚目!よし!


4枚目!まだまだ!


5枚目、ちょっと‥満腹になってきたな。


6枚目、あと1枚は頑張ってやる・・・


7枚目・・・・ギブ。


「【おぉー。】」


「よっしゃあ!俺の勝利!あと、・・・・・水か何か無いか?」


めっちゃ辛いんだぞコレ!ブラックペッパーの味が、口一杯に広がってるんだぞ!


【ゴマなら有りますよ?】


「いらねぇよ!」


大食い大会も終わってしまった。誰かと適当に世間話でもするか。


〔誰とだ?〕


お。前以外となら誰でも良いぞ。


〔まぁまぁ、そう言うなって。元勇者が本体に戻ったから、待機場所に誰も居なくて暇なんだ。〕


ウィルも今まではそこに居たのか!


まあいいか。で、何を話すんだ?


〔じゃあこの星であれ?って思う事が有るなら、俺が何でか答えてやろう。〕


偉そうに・・・それじゃあ何でセルが円って聞こえないんだ?


〔それは・・・この国の金の単位がそれだからだ!あと高性能ほんやく飴のプログラムの、ちょっとした問題だとか。〕


どんな問題なんだ?


〔知るか。ところで次は俺が1つ聞いていいか?〕


[ピンポーン]


「ん、誰か来たな?」


ボケ役の質問はまた今度だな。


〔がーん、ショォック!〕


【さぁ?此処は呼ばれた人しか、来れない筈なんですけど・・・】


[もぐもぐ]


ナレ君、ダメージが回復したのか、今更ピザを食べ始めた。


とりあえず、出てみないと分からないな。




[ガチャッ]


「こんな時間に誰ですか?‥あ、烈。」


「あ、ってなんだよ!?忘れてたのか、オイ!?」


「当然!ピザ食いバトルで白熱してたし。」


「ピザ!?よっしゃ、それなら俺に任せろ!!」


「あ、でも‥」


[ごっくん]


【あらら、もう無いです。】


「・・・ピザの処分が終わったようだな。」


「何ぃぃぃ!!!ピザ食いバトルするって聞いて、朝から何も食ってないんだぞぉぉぉ・・・」


[バタッ]


気絶したぁ!?原因が、ショックか空腹かどっちか分からないが、気絶した!!


「でも・・・自業自得だろ?遅刻したんだし。」


あー、とりあえず中まで運ぶか。

「後書きは・・・省略しまーす。それでは皆さん次回もお楽しみに!」

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