51話:50話超えちゃったし表彰式でもやりましょう/夏休み突入!
@悟視点@
今日は生徒全員が体育館に集まっているぞ。何でって?校長が気分で何かやると聞いて来てみたら表彰式でした。
でもちょっと前に主人公賞を貰ったぜ!滅茶苦茶実感が有る賞だ!
「次は魅異君ですよ。」
「はいはい〜。」
おっ、魅異も呼ばれた。この学校では必ず1人1つは賞をもらえるんだが、2つ目以降は学校が作った物じゃなく、マジで貰える普通の賞だ。俺は6枚貰ったぞ。
「おい、魅異は何枚賞を貰ったんだ?」
「私は去年の記録を上回って78枚だったよ〜。」
「マジですか・・・」
1人1枚貰える賞を除いても、77枚じゃねえか!凄すぎる。
「次はウィル君。」
「あっ、ハイ。」
ウィルは何か考えてたみたいだな。昨日の事か?あと先に言っとくけど、今はウィルと魅異は別々だからな。昨日ウィルの本体が見つかったしな。
確か転校生は新入賞が必ず着いてくるから、2枚以上は確実だな。
「悟〜、ナレ君があそこに居るよ〜。」
「嘘ぉん!?」
って叫んじゃったよ!皆俺達の方に集中して‥ないよ!スルーされた!
でもマジでナレ君居たし!職員の席に座ってるんじゃねぇ!
「それじゃあ、悟君も疲れてきたみたいですし、終わりにしましょう。」
いやいや!その気遣いは嬉しいけど、烈とかまだ賞を貰ってない生徒が、こっちを睨んでるんですけど!ヘルプミー!
「あと、今日から夏休みですので、後は自由行動をしていてくださいね。」
「悟!俺の賞を返せぇ!!」
烈が俺の賞を奪いに来た!
「いや、奪ってないから!ってかどうせ、お前は普通の賞は貰えないだろ!」
「うるさいボケェ!!待てぇぇぇ!!!」
「俺はボケないし、お前の方がうるさいし、待てと言われて待つかぁ!」
隙を見て不意打ちしてやるぜ!
「いやー、仲が良いねぇ。」
「あっジャルス居たんだ〜。」
「まぁねー。」
ってか俺達の追いかけ合いは無視かよ!?おっ、隙有り!
「電池放電弾!」
[バチチチチッ!!]
「ぎゃあぁぁぁ!!痺れる!!」
この電池の電気を放電する時間は3分!この間に逃げ‥って!
「待て悟ぅぅぅ!!!」
「烈め、しつこい!ってか放電電気喰らいながら寄るな!」
逃げないと俺まで痺れる事になるぞ!
〜2分後〜
追いつかれるぅ!どんだけ体力あるんだ、馬鹿烈め!
「って行き止まり!?なんの!」
ジャンプ!そして壁を蹴って逆方向に‥無理だぁぁぁ!!
[ドコォン!ドサッ、バチチチチッ!!]
「ぎゃあぁぁぁぁぁ!!」
・・・・・巻き添え受けたし。状況を言うと、正面の壁を蹴って逆方向に飛ぼうとしたがキックに失敗して、ジャンプ中に烈が壁に激突して、その上に俺が落ちて一緒に放電を受けた。
「・・・・・・・戻るか?」
「当然!!」
立ち直り早っ!!流石はヤラレ役。
〜とりあえず家〜
「さて、今から夏休み計画を立てようと思ったんだが‥もう皆出来てるのか!?」
「そうだよ〜。私は知り合いの家にちょっとね〜。」
「私も、一応そこに行くんだけど。」
「すみません、悟さん。私も行く事になってしまって。」
そんでもって、水魅は行方不明ですか・・・まぁ、勇者社の人達が探してるから大丈夫か。
「そうか。それじゃあ俺は家で留守番でもするかな。」
これは思ってもいないチャンス!久しぶりにのんびり出来る!
「もうすぐ駅の時間だからもう行くね〜。」
「おぉ。いってらっしゃい。」
出来れば戻ってこなくていいぞ。
「さ〜て、久しぶりにのんびり休むか」
[チャーチャーチャチャチャチャチャチャ♪]
・・・このタイミングでの電話って良い事がないんだよなぁ。ってか着メロ変えたか俺?
って校長からだ。・・・出たくないが、出ないと直接乗り込んできそうだな。
[ピッ]
「もしもーし、校長ですか?」
[ふふふ、私は校長ではありません!そう、あえて名乗るなら、美少女と言った所です!]
「声が校長なのに美少女な訳あるかぁぁ!気持ち悪い!」
「よくぞ見破りました!実は50話突破記念会があるのです。良ければ来ませんか?」
マジですか!?まあ、どうせ暇だし行ってやるか!
「OKOK。何時頃に行けば良いですか?」
[6時から開始で、解散は朝の5時です。]
朝までやるのか!?‥だがそれでこそ面白そうな予感だ!
「分かった!場所は?」
[現代エリアの校長カンパニーの3階だ。]
「よし覚えた。じゃあな〜。」
[ピッ]
さて、50話突破記念パーティか。俺がパァ〜っと盛り上げてやるぜ!