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45話:神様と勇者の魔法勝負だぁー

@悟視点@



「き、筋肉痛が・・」


ヤバイ・・・昨日のモンスター退治が原因で筋肉痛になった。


「でもとりあえずは動けるな。」


「膝蹴り〜。」


[ドグォ!]


「ぐぎゃあぁぁぁ!!」


ぬぁ〜!筋肉痛の場所に見事ヒットしたぁ!


「な、何しや・・がる・・・」


「いや〜、痛筋肉を筋肉痛って言うのはちょっとね〜。それじゃあ部屋でのんびりしてくるね〜。」


「痛筋肉なんて単語は無いし方言でも無いし使ってる奴なんか居ねぇ!ってか謝れぇ!」


コイツに天罰か何かを与えてくれる良い神は居ないのか!?


〔一応居るには居るが。〕


ってボケ役!いつ出てきたんだ!?


〔さっきに決まってるだろ。ってか特星には結構な数の神が居るぞ。〕


ほぉ。神様って1人じゃないのか。


〔特性の神様の中では、四天神が最強レベルだな。〕


それじゃあ四天神を呼べないか?


〔無理だよバ〜カ。まぁ、俺の知り合いで良ければ、1人くらいなら呼んでやってもいいぞ。〕


知り合い居るのか!?ってか強さは?


〔ツッコミとよく喋るオバサンとアニメキャラに弱い。それ以外はまぁまぁだな。〕


と、とりあえずOK。早く呼んでくれ。


〔まかせろって。俺の昆布電話ですぐ来るはずだ。〕


昆布電話!?電話じゃないだろそれ!


〔もっしも〜し?俺だよ俺。悪いけどスライス1枚送ってくれ。うん。そう。じゃあな〜。〕


何処に電話してるんだぁ!!


〔神の住んでる所だ。すぐ来ると思うぞ。〕


【変な電話で呼ぶなぁ!】


〔よっ、久しぶり。〕


「どうも初めまして。」


神って人型なんだ。


【あっ、ども。‥で、何か用か?】


〔実は・・(省略)・・って事だ。)


【とりあえず、その勇者と戦えばいいのか。じゃあフィールドは別次元に有る場所を使うか。】


「別次元・・・常識外な話だ・・・」


【そりゃ神だからな。じゃっワープ!】


[グチャッ]


効果音悪っ!



〜何処でしょうね?ナレ君の私でも分かりません〜



何かいろいろツッコミどころが有るんだが!


【とりあえず今から敵を呼ぶぞ。おいで、おいで。】


そんなんで来るかぁ!


「呼んだ〜?」


そして来るなぁ!


【俺は神の中の1人だ。今から魔法で勝負しろ。】


「じゃあ、貴方が負けたら勇者社の社員決定だよ〜。」


【・・・分かった。じゃあお前が負けたら俺の忠実な・・・モグラになれぇ!】


「別に良いよ〜。」


【それじゃあ勝負だ!物理攻撃をを跳ね返す壁カモーン!カウンターバリア!】


カモーンて、呪文がおかしくないか!?


〔まぁ、放っておけ。〕


「行くよ〜。そう、勇者における道筋とは、私が決めるもの!私の魔法で全てを消し去り、私の実力を思い知らせる!私の為の遊びの魔法、今ここに発動させるよ~!」


呪文長いって!途中早口だし!


〔流石は魅異だ。俺と付き合うのに相応しい。〕


それは無いと思う・・・


【チッ、地獄からの使者よ此処へ参れ!トライデビル召還!】


{グルルルゥゥゥ}


召還か。なかなかかっこいいな。


〔俺のは?〕


馬鹿の40乗くらいだ。


「私の魔法を喰らうといいよー!夜道を叫び行く魔法の要塞~!」


【何を呼ぶかは知らんが、とにかく行け!トライデビル!】


{グルゥァ‥ギャァォォォン}[グチャッ]


<巨大要塞登場!>


要塞が喋るかぁぁぁぁ!!!でも見かけは本物だし!


<お引越しぃぃぃ!!>


【って、こっち来るなぁ!!】


[グシャッ]


<じゃ、さいならー!>


【あ、危なくやられるところだった・・・】


ってかスライスって神凄ぇ!アニメみたいに薄っぺらくなってるし!


「真のロマンは一撃必殺、ボスであろうがロマンを喰らえ、魔法のロマン星、発動だよ〜♪」


魔法なのかそれ!?・・・でも要塞もOKだし魔法になるのか?


【ロマン星ってなんだ!?】


「ボスをも一撃で倒す魔法だよ〜。外すと、普通のダメージだけだよ~。そ~れ。」


「当たるか、そんなもの!」


[どかっ]


魅異がロマン星を投げるが、相手はそれを避ける。しかし、魅異はそのまま敵を突き飛ばし、その結果、敵は星に当たった。


【ぎゃぁぁ!体が消えていく!一体何者なんだよお前ぇ!】


「私は異常者・神離・変人・馬鹿の優れた大勇者だよ〜♪」


【そういう意味じゃなぃぃぃ・・・】


[ぺチャッ]


「おっ、元の部屋に戻った。」


「いや〜、楽しかったね〜。」


「ってか別にお前は呪文を言わなくても使えるだろ。」


「まぁね〜。ところで残りの二人は〜?」


「まだ帰ってないんだろ。よし飯作れ。」


「OKOK〜。2人が帰ってきた頃には、冷めてるようにするね〜。」


うわ、酷っ。


結局コイツを懲らしめてくれなかった。・・・あぁもう、今日は疲れたし、飯ができるまでソファーで寝よう。





そのあと起きたのは、2人が帰ってきたときで、飯は見事に冷めてた・・・誰かコイツを懲らしめてぇ〜!

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