43話:雨のち追いかけっこ!所により大地震が来るでしょう!
@悟視点@
今は昼過ぎで普段なら家に帰る時間だが皆帰ろうとしない。
何でか分かるか?・・・・・雨が降ってるからなんだが普通の雨じゃないぞ。
雨の種類は酸性雨だ!いくら不死でもダメージって物は有るから帰れねぇ!
原因は学校の周りが現代エリアになった事だ。いや、正しくは現代エリアの工業地帯になったからだな。排気ガスが原因でこうなってる訳だ。
まぁそういうわけで帰れないので困っているわけだ。
「ねぇ〜、いつになったらこの雨は止むの〜?」
「師匠が知らない事を私が知ってるはずはありませんよ〜。ミアン、いつ止むか分かる?」
「私!?私が知るわけ無いでしょ!悟、パス。」
「また俺かよ!?知らねぇ。魅異にパス。」
とまぁ何で雨が止まないか聞きあってます。20分ぐらい。
いい加減に何か指示を出せ高校め。
[ピンポンパンポン!あ〜こちら校長です。今回の雨は普通じゃないようなので高校側の指示に従って帰ってください。]
ナイスタイミング!どんな指示だ?
[全員酸性雨の中を走らず帰りましょう!雨宿りなんて論外です!それでは!ピンポンパンポン!]
あの校長に少しでも期待した俺が馬鹿だったぁ!
〔その通りだバーカバーカ。〕
ってボケ役!?まだ存在してたのか?
〔俺はいつでも何処でも存在するぜ!〕
いつでも何処でも・・・それはある意味怖いんだが。
〔何だと!超嬉しい事を言うなよー。〕
怖がられる事が嬉しいのか!?
〔あぁ。嬉しいね!それじゃーなー〕
結局何しに来たんだよ!?ってもう居ないか。
〔まだ居るけど?〕
うるさい!早く消えろ!
〔へぃへぃ〕
「それで・・・どうするんだ?」
「私は歩いて帰るのに賛成だよ〜」
「師匠が賛成なので私も当然賛成です!」
「それじゃあ私も賛成ね。」
三人賛成・・・こりゃ決定だな。
「ミアンも賛成してくれるんだ〜♪結構優しい所も有るんだねぇ〜」
「えっ?えぇ当然・・・ってハイィ!?」
「ミアンの意外な性格発見ですね師匠!」
「うんうんそうだね〜。」
「ちょちょ、ちょっとストォップ!今の発言無し無し!」
「「そんなの駄目に決まってるって〜♪」」(逃げる)
「待てぇぇぇぇぇい!!!」(追いかける)
酸性雨の中追いかけっこって・・・しょうがない‥追いかけるか。
〜4時間後(家のリビング)〜
「ゴメンなさい!スミマセン!スミマセン!ゴメンなさいぃぃぃ!むぎゃぁぁ!!」
いま魅亜がうつ伏せの水魅の上に馬乗りで乗って首を思いっきり引っ張ってる。なんかメキメキ音が鳴ってる。ってか魅異も見てないで助けろよ!
「高校でのことは忘れる?」
「ご、ゴメンなさい・・・そ、それ・・以上は・・死にます・・・忘れるから許して・・」
[パッ]
「ハァ・・ハァ・・・・・」
軽く涙目だな。確かに息ができなかっただろうけどな。
「ってか魅異は攻撃しなくていいのか?」
「魅異は捕まえる事自体ができないから止めとく事にさせてもらうわ。」
まぁ正しい選択だな。捕まえれる奴は少ないだろうし。
[ゴゴゴゴゴゴゴ]
地震!?
「おぉ〜、地震だね〜。大体震度は7、386755555‥位かな〜?」
「・・・結構震度は大きいですね。」
「アンタ達なんでそんなにのんきなの!?そして魅異は何でそんな細かい所まで予測するの!?」
「私を誰だと思ってるのミアン〜?私は有名な異常者・神離・変人・馬鹿のイカレた大勇者様だよ〜。」
「そして私は異常者・神離・変人・馬鹿のイカレた大勇者の1番弟子だからだよ♪」
正しい答えになってないよな。
[ゴゴゴ・・・]
「収まったな。テレビをつけて震度を見てみろ。」
「はいは〜い。」
[ポチッ・・・と言うことがありました。では次です。先ほど6時49分13秒に震度7、386755555の地震が現代エリア全般に発生しましゅた‥あっ失礼しました。最近よくかむんですよー。特にいきなりの地震とかニュースではかむ率が3倍くらいに上がって‥」
時間と震度は細かっ!魅異の予想当たってたし!ってか後半は地震関係ないだろ!
「いや〜、これはニュース番組とか生放送の特権だよね〜。」
「ですよね〜。」
「いやいや!そんな特権は普通無いから!」
[あ〜、話が普通にそれましたね。ってか逸らしたのは私ですが・・・それであの地震は酸性雨が地面にしみこんで何らかの理由で大陸のプレートまで届いてプレートを溶かしてそれが原因でプレートがずれて地震が起こったのでしょう。
大陸のプレートの事が分からない人はパソコンで調べましょう。多分出るから。
それでは引き続き地震続報を‥プツン]
「「「「あっ」」」」
テレビの電源が消えた。ってか家中の電気などが止まった。これは・・・
「停電かよ!?今日は見たい番組があったのに・・・・」
「やったぁー♪久しぶりのハプニング発生だよ〜♪じゃあお休みー。」
「私も寝るね。お休みなさーい。」
「アンタ等寝るなぁー!」
「「ZZzzz・・・」」
「−60万℃水圧圧縮砲!」
[ドゴォォォン!!]
「あばがぁっ!?」「ZZzzz・・・」
当然だが俺の作った魔法弾だぞ。両方に平等にHITして水魅は転げ回ってるが魅異の場合は熟睡してる・・・どんな神経してるんだ!?
「魅異はあきらめた方が良くない?」
「・・・そうだな。」
それは確かに正しい選択だな。ってか宇宙消滅レベルの技で気絶さえしなかったからな。魅異が2個目の弱体化の術を食らう前の話だけどな。
ってか本人が同意した上でじゃないと弱体化の術も効かないってどんなんだよ?本人が同意したら術が効くようになるのか?
「ってか夜飯はどうするんだ?今日の飯当番は魅異だぞ。」
「師匠ー!起きてくださーい!」
「この際だから何処かに食べに行くのはどう?」
「「賛成!」」
魅亜のアイディアに即効賛成だ。
「・・・でも誰のお金で行くの?ヤッパリ発案者のミアンが出してくれる?」
「えっ!?・・・あぁー、私は最近此処に来たばかりだからお金が足りなくて・・・」
「私は今日の朝に師匠に修行代で取られたばっかりだから足りないよ。」
[ジィー]
「分かった俺が払うから奢れの念を込めた視線をこっちに向けるな!」
「「やったぁ!」」
あぁ最悪・・・・・。鍵は魅異が居るし開けっ放しでいいか。
それで2人に奢ったあと家に帰ったら魅異が寝ぼけて家の鍵を閉めたらしく4時間くらい家に入れなかった。
@悟視点@
「さて43話更新完了〜」
「更新ペースが戻ってきたな。」
「当然!テスト勉強が無くなったからな。」
「ふーん。」
「まぁそれだけだ。それでは皆さん次回もお楽しみに!」