31話:ボケ役主人公で日常!
@悟視点@
〔ZZZzzz〕
起きろ赤信号!起きろツッコミ!起きろ深海のカビ!
〔誰がカビだぁぁ!!〕
おっ、起きたな。俺だよ俺。
〔・・・俺俺詐欺?〕
YES!
〔認めるな!ってか何でボケ役視点なんだよ!?〕
いや〜、前回はお前の夢だけで終わってしまったから、今回は目立とうと・・・
〔前回も十分目立っただろ!ってかやっぱり夢か!〕
お前は昨日、ずっと寝てたんだ。その間、俺が色々動いてたんだぜ。
〔いつの間に!?〕
この世が滅びる間にだ。
〔未来かよ!ってか滅ぼすな!〕
滅びる位はセーフ!
〔アウトだよ!〕
そうそう。そこから、外の会話を聞こえるようにしといたから。
〔どうやって!?〕
ただし、外にお前の声は聞こえないがな。
〔スルーかよ!〕
広く果てしない消しゴムが目の前に‥
〔有るわけねぇ!〕
ツッコミは疲れないか?
〔疲れるわ!お前のせいで!〕
それは悪い事をした。・・・・・って言うのはベタな奴!
〔ベタな奴でいいから謝れ!〕
木製の車をやるから許してくれ!
〔許すかぁぁぁぁぁ!!!〕
[ガチャ]
「アイ!ラブ!プランクトンー!!」
〔魅異が来たぁ!そして何故プランクトン!?〕
「さー、悟もご一緒に〜!」
「異常者・神離・変人・馬鹿の、イカレた大勇者そこに参上!」
〔変なテンポでボケ役もノリに乗ったぁ!?ってか神離は苗字だろ!〕
「うわぉ〜、ボケ役の悟はノリがいいねぇ〜。」
「刀の素振りを見せてやろう!」
〔それは秋刀魚だ!確かに刀って付いてるが・・・〕
「よし!悟もボケ役なことだし、学校に行こう〜。」
「おぉ〜!」
ツッコミ役〜、残念だが今回は俺がメインのようだな〜。
〔頼むから、疲れないようにしてくれ。〕
〜高校(教室)〜
〜歴史〜
〔最初は歴史の授業中だ。歴史は、お馴染みの校長がやってくれる。〕
「それでは次は・・・悟君。」
〔都合よく当たるなぁ。〕
「あと、魅異君。二人で特星の40年前に起こった戦争を再現してください。」
〔無茶だぁぁぁぁ!!!〕
「OKだよ〜・・・おい!しっかりしろ!おい!」
〔これは魅異。多分隊長役〕
「俺はもう駄目でした!」
〔これはボケ役。副隊長役かな?あと何故に過去形!?〕
「あと1人敵を倒せば泥水からちくわの穴に昇進させてやる!だから蘇れ!」
〔んな無茶な・・・〕
「マジ!?よし復活しました!」
〔凄いな!?ちくわの穴になる為なら生き返るのか!?〕
「よし!それならお前1人で、あの700人いる基地を滅ぼして来い。」
〔流石に無理だろ!〕
「分かりました!では行って来ます!隊長の大事にしている車で、隊長の家を引きずって。」
〔酷っ!〕
「あぁ。・・・・・って駄目だぁぁぁ!!!おい!まだローンが払い終わってないんだぞ!!オォォォォォォォォイ!!!!!・・・行ってしまった。」
〔うわぁ〜悲惨。〕
「今夜に自殺しよう。借金を子供に託してから死んでやる!」
〔迷惑なやつだな!〕
【その後、隊長は自殺しましたが、副隊長は敵軍を倒して隊長に昇格して、贅沢な暮らしをしました。一方、隊長の子供は借金を背負ったまま、一生を迎えました。・・・END】
「おぉ、凄く良いお話でしたね。」
〔悲惨だよ!特に子供が!ってか今の話、昔に本当にあった事なのか!?〕
〜国語〜
〔特に問題無し(当てられなかった)ので省略〕
〜英語〜
「YOSI、TUGINOMONDAI!」
〔あれは意味不明な人の1人、EーNGリフレッシュマン。名前がダサい人で、ローマ字で喋る。本当の名前はENGLISHマンらしいが、カタカナが少ないので改名したらしい。中身は人間。他にもCOMICSマンや、CHEATマンなども居るらしい。〕
「TUGIHA、SATORUKUNGA、KOTAENASAI。」
「答えを知りたいなら、この俺に分かるように喋る事だ!」
「オー、スミマセーン。デハ問題デース。主人公ノ趣味ハ何デショウ。」
〔英語関係ないじゃん!俺の趣味は・・・釣りだな。〕
「魅異の盗撮!」
〔オイマテコラァ!何勝手に人を変質者扱いしようとしてるんだよ!!??〕
俺の趣味。
〔こ、コイツ危ない・・・犯罪者だ。〕
とはいっても毎回カメラ全部壊されるんだよなー。
〔当然だと思うが。〕
「正解デース!!」
〔なにぃぃぃぃぃ!?〕
[ガヤガヤガヤガヤ・・・]
〔周りがざわつき始めた!?ってかそんな趣味はねぇ!!!〕
「ダッテ、主人公本人ガ盗撮ッテ言ッテルンダカラ、正解確定デース。」
[おぉーーー。]
〔確かにその方法は有りだけど、答えてるのはボケ役なんだ・・・・・気付いてくれ・・〕
〜体育〜
〔体育は、夢の中でも出てきた羽雨流さん。別名教頭。羽雨流さんの名前は、覚えやすいと評判だ。〕
「いや〜、昨日は面白かったですね〜。特にクライマックスが。(ヒソヒソ)」
「羽雨流も見てたのか。確かに花火より面白かったな。(ヒソヒソ)」
「次の作戦は、いつ位にやるんでしょうね〜。(ヒソヒソ)」
「さぁ?そんなもの、企画したいと思う奴次第だろ。(ヒソヒソ)」
〔2人共何を話してるんだ?〕
あぁ、昨日の殺人ドラマの話をしてるんだ。主人公の殺人犯が敵から逃げるっていう。
〔作戦って?〕
・・作戦って言うのは、敵の軍の機械プログラムを破壊する作戦だ。
〔まてまて!殺人ドラマに何で、敵軍や機械プログラムが出てくるんだ!?〕
そ、それは当然、敵の軍の機械プログラムが暴走して、人を殺しまくるからに決まっているだろ。そんなことも分からないくらい、バカになったのか!?それを止めようとする主人公は3歳の子供で、死闘を繰り広げて・・・
〔ちょっと待てーい!3歳児が死闘を繰り広げるのか!?何か、言ってる事が滅茶苦茶だぞ!どこが作ってんだ!?〕
校長の会社だ。
〔ああ、なるほど。〕
〜放課後〜
〔結局、体育の時間は、ドラマの話題で羽雨流さんとボケ役が盛り上がってなくなった。まぁ、罰で何10週も走るよりはましだな。〕
「よし、ドリーム探しに行くぞ!」
〔行くかぁぁ!!〕
「それじゃあ昼寝!」
〔早く寝ろぉぉぉ!!〕
「ZZzz。」
〔早っ!!〕
「おっしゃ体が戻った。ってか疲れた。」
〔ZZzz・・・〕
「・・・どうせなら永眠してろ。」