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2話:この小説に勇者と魔王を出さない訳ない

@悟視点@


「・・・・・いいもの釣れないなー。」


っと今回も俺視点か。というか一応、主人公だから視点多いのは当然か。


川に釣りに来たまでは良かったんだがろくな物が釣れない状況に陥っている。


連れたものはカエル、空き缶、ゴミ袋生ゴミ入り、借金領収書、ワニ、魅異に痴漢容疑のあるかもしれないオッサン等だ。これ釣った順番もきっちりしていて釣れる物が悪化しているのが分かる。


ってか最後のオッサンは人助けになる気もする。それ以前に何でこんな物が釣れるかが非常に不思議だ。


「それで何も釣れなくなったと言う訳だ。」


よし。次の当たりが来るまでの間に別の話でもしよう。


この世界にも一応勇者と魔王は居るんだ。・・・いやもうすぐ出てくる。俺たちの中から誰かやるんだ。


決める方法はやりたい人だけ能力を測定してもらい、それを特星総合管理センターに『どっちを希望するか』と『能力』を書いて出すんだ。そして一番適切なやつにするらしい。ついでに俺も勇者希望で参加中。


後、あの馬鹿魅異も参加してたな。まぁ勉強能力は無いだからまずは落ちるな。・・・んっ?


「おっしゃ、ちょうど当たりが来たぜ!」


だが・・・重い。


「だがその分大当たり!おりゃーーーー!!!」


無理やり引き上げた。


[ドサッ]


「此処で私の登場〜!」


・・・・・・・・・・・噂をすれば魅異か。まぁ、まずはやっぱり、


「何で、」


俺は足を大きく振りかぶり、


「お前が、」


言いたい事を言いつつ、


「此処に居るんだぁぁぁ!」


全力で蹴ってやった。自分の足が痛むほどの威力だ。


おもいっきりぶっ飛んだな。俺ってそんなに力は無いのに‥


「さて、釣りの続きでもやるか。」


ん?竿が無い・・・まてよ魅異を釣った直後に蹴ったから・・・・・・・・・・・・


「ま、まさか!?蹴っ・・・・ちゃった?」


多分今の俺は漫画で言うポカーンて顔をしてるだろう。


「ま、まってくれーー!俺の竿ぉぉぉーーーーーーーーーーー!!」


この釣竿はいろんな物が釣れるから重要なんだぞ!






@ジャルス視点@


「ふぁ〜、悟はこっちに行った筈だけど居ないな〜。烈ー、見つかったー?」


「人に任せないでお前も手伝えよ!まったく。」


あっ僕視点になってる。いやー気づかなかったよ。


今は決闘サボって悟を探し中。本当は魅異も探してるんだけど、授業終了直後にいなくなっちゃったからねぇ、しょうがないから竿を持ってった悟を探してるんだ。


だけど二人ともなかなか見つからないなー。


「いやっほぉぉう〜!」


あ〜魅異は見つかった。ってか竿付けて飛んでったー!?


「しょうがないなー。烈、追いかけようよー。」


「良し。分かっt」


「竿ぉぉぉ!!待てぇぇぇぃ!!」


[ドカァッ]「ぎゃぁぁぁ!落ちるぅぅぅ!」[ドサッ][ブゥーーン][グサグサグササササッ]「ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


ありゃー、刺されちゃってるよ。

えーと、さっきのを簡単に説明すると・・・



・悟が走って来た。


・烈が跳ね飛ばされた。


・悟は走ってった。


・烈は運良く木の上に落ちた。


・が、幸い中の不幸で蜂の巣が有り、しかも壊れた。


・やられ役の烈は当然の結末に。


と、まぁこんな感じだと思うよ。まぁそれよりも‥


「烈ー早く行くよー。」


「な、何とか追い払った・・・」


「この星では針は刺さらないから大丈夫。」


「・・・・でも痛たかった事は事実だー!」


「はいはいー。」




@ナレーター視点@




どうも皆様こんにちわ。キャラ紹介で登場したナレーションでございます。


今は魅異が飛ばされているという事で私の登場です。


「それより私はどこで止まろうかな〜?」


何故か魅異には私が見えるようですね。


あっ、目の前に高校がありますよ。


「じゃあそこに着地しよう〜。」


[ズゴォォォン]



@魅異視点@


「あぁ〜、埃だらけになっちゃった〜。」


「まったくいつでも馬鹿は馬鹿のままだな。」


「魅異君、ナイス登場じゃないか!」


この声は・・・・・


「馬鹿以下のクレーに杉野正安校長だ〜。」


そういえば校長に今日話があるって言ってたような?


「誰が馬鹿以下だ!」


「クレー以外に誰が居るの〜?」


「お前だ!」


「私は馬鹿だけど馬鹿以下ほど酷くは無いって〜。」


「それなら俺は天s」


「馬鹿以下しか思いつかないね〜。」


「誰が馬鹿以下だ!」


「クレー以外に誰が居るの〜?・・・・って」


∞ループ!?気付かなかったら永遠に言い合いになってたね。


「まぁまぁ二人そろったし話を始めますよ。」


「あっどうぞ」


「同じく〜」


「あと魅異君、その突っ込みどころ満天のカッコいい釣竿は?」


「釣竿〜?これは最近流行のファッションだよ〜。」


これは多分悟のだね。でもファッションにしたら流行ると思うよ〜。


「流石は我が生徒!とってもピッタリなファッションじゃないか。いや〜そんなファッションがあるとは気づかなかったよ。ベリーベリーグッドですよ。」


「まぁね〜。他にも硫酸スライムの腕輪とかも有るよ〜。」


「いやぁ、私も昔は結構集めてましたね。」


話がしやすくて、こんなに良い趣味の校長はあんまり居ないよね。


「あの、校長。お話のほうは?」


「話ですか?あぁそう言えばそうでしたね。実は貴方達二人が‥」


[ドコーーーン!]


「釣竿返せぇぇぇぇぇ!!!」


あっ悟だ。いつも壁を壊すなとか言ってるのに自分が壊してるよ。


あと此処は三階なのに、外側のほうの壁から突入するのは無理があるって。


[ヒョイ]


「ふぅようやく竿を取り返した。って校長!?・・・とクレー」


「俺はオマケかよ!?」


「悟君、超ベリーベリーベリーナイスな登場ですね!!」


@悟視点@


と、とりあえず謝らないと。


「え〜と・・・・・・すみません!」


「いえいえお気にせず。ナイスな登場でしたし。」


それだけの理由で許されるの!?やっぱこの人分からねぇ!


「校長!無駄な抵抗はやめて早く話を進めな!早くしないとと外に落とし穴を仕掛けるぞ!」


ハァ!?魅異アンタ何を根拠に校長に強盗口調で命令してんの!?


いつもの口調変更の趣味か!?


しかも落とし穴ってそんなので校長が話を進めるわけ・・・・


「えぇぇ!?そ、それだけはお許しください!お代官様!」


あったぁぁ!?しかも強盗がお代官様もやってるのか!?


「まぁ我も鬼ではない。実際は王だからのう。三分のカップ焼きソバが食べれるようになるまでの間に世界征服をしたら、まぁ命だけでも許してやろうではないか。」


鬼だよ!3分のカップ焼きソバ出来るまでの間に世界征服をしろと?絶対に無理無理。強盗とお代官様をやってる王様も頭の問題で失格だって!


「征服してまいりましたよ!」


早っ!スゲェよ命令された直後に世界征服って!まさか俺も征服されてんの!?


「フハハ実は我は湯を入れずに食べるのだ!って事でその命もらったぁ!」


酷っ!やっぱ鬼だよアンタ!でもやっと終わr


「クッ、こうなったら反乱だぁ!奴を撃つ!」


反乱したぁ!?当然の結果だけど!


「今すぐ五円を褒美としてやろうと思ったのだがねぇ。」


ショボッ!ってこの国の単位はセルじゃ無かったのか!?


「貴様ぁ!我々農民を馬鹿にしているのか!」


怒った。まぁ当然の結果だな。あと校長は農民の役だったのか。


「何が不満だ?」


普通に金額だろ。


「金額だ!五円ではなく十円にしろ!」


十円でいいのか!?反乱はたった十円で収まるのか!?


「何だとぉ!?わが国にはそんな大金など無いわ!」


無いのかよ!五円はあるのに十円は無いのか!?


「ならば覚悟!」


「返り討ちだ!」


そして俺とクレーの事なんかお構いなしで戦争になってしまった。


[ドコッ!バキッ!ガシャン!PIPIPI!ZIRIRIRIRI!ワンワン!グワーン!ピーンポーンパーンポーン!お客様のお呼び出しを申し上げます!特星現代エリア学校寮からお越しの雷之 悟様!]


俺!?


[お母さまの神離 魅異様が校長室で迷子になってます!至急三階校長室までお越しギャー!ピーンポーンパーンポーン!]


お越しギャー!?


ってか見かけは普通のバトルなのにどうやったらあんな効果音が出るんだ!?


しかも母親の方が迷子かよ!!


「あと俺はアイツ(魅異)の子供になった覚えは1度も無い!!」


[ピーンポ‥ドガガガガ!!バキィ!!ドゴォォン!!]




@ナレーター視点@


本日2回目登場〜。クレーはバトルを止めようとして、巻き添えを受けて伸びてます。


バトル状況を確認すると、悟は超巨大ハンマーを振り回してます。魅異は右手に槍、左手に爆弾、ダイナマイト、私のキャッシュカードなどを投げてます。


いったい何処から?校長は波動を操って、波動剣はどうけん波動砲はどうほうの他に波動波はどうなみなどを扱っています。


[[ドカッ!バーン!ヒュ〜]]


おおっと悟がハンマーで二人を横に殴り飛ばした!二人は壁を突き破って落ちていった!




「校長〜、こっちだよ〜。」


「おおっ魅異君、私のことを助けてくれるのですか?それはベリーナイスアイディアです!」


おおっと魅異が校長を助けようとしている!これはまともなシーンだ!


[パシ]


校長の服を掴んで‥


「それ〜。」


下に投げたーーー!?感動シーンじゃなく魅異の罠だった!


[ドカァン!]


校長、地面に突っ込んでいきました!


「さて、私はどうしようかな?んっ?アレは」




・・・・・・・・・・・



「烈ーこの人、校長だよー。」


「何でこんな所に校長が頭から突っ込んでるんだ!?」


「さぁ?・・・・・・あっ!」


[サッ](草むらに隠れる)


「どうしたジャルス!?」


「避難ー。」


「避難?何か来るのk」


[グシャッ」


「グェ!!」


「無事着地完了〜♪」


「無事じゃない!!早くどけ!!」


「おっと失礼〜。」


[ピョン]


「いや〜、危うく踏まれるとこだったねー。」


「ジャルスてめー、一回踏まれろ!」


「お断りだよー。」


[ガシャッ、ガラガラッ]


おっと暴れすぎて高校が崩れそうですね。


「ガラガラガラガラ!ドガシャーーン!!」(崩壊


あっ崩れた。







@悟視点@


「いてて‥死に掛けた。」


これで学校破壊回数がまた増えてしまった。これで20回目ピッタリだ。


「おはよ〜。」


・・・・・一番嫌な奴が起きたか。全ての元凶め。


「み、耳鳴りがする!」


あっ、クレーも起きたな。まだそのネタを持ってくるか?


「ゴッドモーニーング悟君。」


「ゴッドモーニングじゃなくグッドモーニングです!ベタじゃないし、つまらない間違いをしないでください。」


校長とジャルスと烈はもう起きてたようだ。


「ところで校長、話は?」


クレーがそんな事を言う。話があったのか?


「あぁすっかり忘れていました。実は魅異君とクレー君が、それぞれ勇者と魔王に選ばれたんですよ。」


「「「「えぇー!!?」」」」


「やった〜♪」


俺とジャルスと烈とクレーが驚いて魅異が喜んでた。


「魅異君は体力と身体能力の異常な高さで勇者に決定してクレー君は魔法が使えるから役がピッタリだからと言っていましたよ。」


その程度の事で良いのか特星本部‥頭のレベルは二人とも馬鹿だぞ。


「あと聖王は他所の学校の者がなったらしいですよ。あと勇者、魔王、聖王が決まったから

明日に特星恒例のコロシアムでバトルが行われるらしいですので参加したらどうですか?商品付きですよ。」


よし、それなら次回で主人公らしいところを見せてやるぜ!

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