26話:枕なら何でも良しの枕投げ大会開催!(後編)
@悟視点@
[ァー、アァー、マイクのテスト中ー!・・よし!それじゃあこの説明が終わったら、枕投げを開始するよ〜。ルールは簡単。眠ったら、気絶したら、または旅館内から出たら負けだよ〜。旅館内には催眠薬(効果:小)が撒かれてるから、少しは眠りやすいと思うよ〜。枕シーツの中には何入れてもOKで、優勝したら、現代エリア特等地の3階建ての家と、土地が貰えるよ〜♪]
マジで!?特等地は、一坪が10億セルの場所じゃないか!絶対に優勝しないと!
[それじゃー、スタートだよ〜!]
今の場所は調理場の調理テーブルの下に居るが、‥魅異はさっき放送してたから隣の放送ルームだろうな。
こっちに来ませんように・・・我を救いたまえ、王様、神様、作者様。
「此処に誰か居るかな〜?」
俺の願い通じずに魅異が来たぁ!!偉そうなやつに頼んだ俺が間違えだった!
「私のツッコミ探知機が反応してるね〜。って事は、ウィルか悟が居るはずなんだけど〜。」
ツッコミ探知機!?
「あっ、反応が一瞬強くなった。どっちかがツッコミをしたってことだね〜♪」
ヤバイヤバイ。・・・ツッコまない様にしないと、ツッコまない様に・・・眠くなるな。
「賞味期限切れのメロンゼリー、私は貴方を見捨てない・・・絶対に。」
賞味期限切れ!?捨てろよ!!
「私の頭の良さを見せてあげるわ!レーソーサーノーさん!」
誰!?
「4222×2×56×878×20×34132×1×0×221×232332=えぇ〜っと4222×2は8888で・・・・・」
馬鹿だ!!途中に0が入ってる+掛算だけだから、0だろ!それ以前に4222×2は8444だぁぁぁぁぁ!!!
「それなら桃次郎のお話をするよ〜!!」
桃次郎!?
「むかーし むかーし ある川に桃がありました。」
いきなり桃から始まるのか!?
「その上に 青りんごがありました。」
何故!?
「その少し先で 都合よくお婆さんが 川で洗濯をしておりました。」
ここはまともだ。
「しかし いきなりマシンガン持ちのお爺さんが、山から滑り落ちて、お婆さんに激突!二人一緒に川にドボン!と突っ込みました。」
何故マシンガンなんか持ってるんだぁ!?
「二人は泳いで川から出ようとしましたが、運良く桃が凄い勢いで激突して、二人は沈んでいきました♪」
運良くじゃねえだろ!あと楽しそうに言うな!
「その沈んだお爺さんとお婆さんの名前は、それぞれ悟・ウィルと言う名前でしたとさ。 めでたしめでたし♪」
「全然めでたくねぇ!」「全然めでたくありません!」
「「あっ」」
ウィルも隠れてたのか・・・冷蔵庫に。
「やっと2人とも出てきたねー。って事で覚悟〜♪」
「うるさい!鉄100%枕砲!」
「いろいろ言ったお返しですっ!爆弾枕投げ!」
[ドガッ!バゴォォォォン!]
おっ、W枕がHIT!俺の撃った弾も、枕シートで包まれてるから、ルール違反じゃないんだよね〜。魅異は今は弱体化中だから、無事なわけが‥
「ヒロインに攻撃なんて酷いよ〜。」
有りましたぁ!!魅異って人なのか!?人じゃないよな!!
「次は私の番だよー。魅異列車突撃〜!!
[ドゴッ!バゴッ!ブチ!バキィ!]
「「「「うわぁぁぁぁぁ・・・・・・」」」」
トレインが壁を破壊してきた!!!はねられたのは、ジャルス・校長・烈(潰された)・そして馬鹿な魅異だ。魅異は自滅だろ!俺とウィルの方にはトレインが来なかったから助かったぜ。
「えっ・・・・・とー、大会・・・続けます?」
「あ、あぁ。」
皆は撥ねられて、外に飛ばされていったから、あとはウィルだけだ。粉のせいで眠気が多い。まぁ、ウィルも同じだろうから、これを利用した枕で決着をつける!!」
「「睡 眠 薬 枕 砲!!」」
あっ、ハモった。じゃなくて!相手も同じような枕を投げてきたから、それがぶつかって・・・
睡眠・・・薬・・・・が辺りに・・・・・・・・・・ぐぅ。
〜次の日〜
「・・・・・・で、何でこうなってるの!?」
俺は賞品の家に引っ越したよ、今日。魅異が1瞬で荷物を運んでくれたから、楽だったぞ。
でも何故‥
「何で魅異と一緒に住む事になってるの!?」
「二人が見事同時に寝ちゃったからだよ〜。それに荷物は全部此処に移した後だよ。」
「朝起きたら勝手に移されてた気が・・・」
「代金は返さないよ〜。」
部屋とかどうしよう・・・此処はやっぱり次回決めるべきだな!