23話:地球への特殊ゲート完成!
@悟視点@
「今日は皆さんに非常ぉ〜に重大な話題があるんですが、聞きたいですか!?」
[おぉーーーーー!]
何だ朝からこのテンションの高さは・・・校長の話題とやらが元凶だな。
だが、・・・凄く話題が気になるぞ校長!あんたが重大って言う言葉を使う事、滅多に無いから、ウソォ!?位の反応がある話題だろ!
「地球へ行く為のゲートがこの高校の地下10階にできました。」
へぇ〜、地球に行く為のゲートねぇ。
[「・・・ウソォォォォォォォォ!!!!????」]
おっ、クラス全体でハモった‥じゃなくてー、そんなの作ってたの!?
「あっ、でも完成したとはいえ、まだ使用許可が出てませんから、勝手に使わないようにしてくださいね。使ったら波動刃で斬られるらしいですから。」
それはアンタが斬るからだろぉ!?
「あといつも通り悟君と魅異君は、授業終了後に校長室に来てくださいね。」
「おぉっ!特別許可でももらえるのかな〜?」
「多分な。」
魅異の言う通り許可をくれるとかになりそうだよな〜。
〜校長室〜
「烈君を除く全員が集まったようですし、旅行へ行きましょう!こちらへ来てください。」
〜地下10階〜
やっぱり予想通りだ。あと最初に校長室呼んだのは、俺達だけずるいとか言われない為のカモフラージュだ。ちなみに今居るメンバーは俺、魅異、ジャルス、そして校長だ。
「あと、地球では此処とは違って怪我とかするので、注意してくださいね。それと高性能翻訳飴の効果は地球でも続いていますから、何語でもOKですよ。」
高性能なだけあって便利だね〜。販売したら絶対売れるのに勿体無い。
「それから魅異君にお願いが有るのですが・・・」
「何?」
「烈君を迎えにいって欲しいんですが、いいですか?」
「全然オ〜ケェ〜。」
「機械の使い方は、行きたい場所を選択して、押すだけです。世界中何処でもいけますよ。」
〈何処へ行きますか?『アイウエオ順』『面積の広い順』『ランダム』〉
「それじゃあ良い旅をしてくださいねー。あと不老効果は付いたままですので、年は取りませんから安心してください。場所は・・・アマゾンにしましょうか。ではグッバーイ!」
[ヒュン!]
どうせなら不死の効果も付けてくれよー。
「それじゃー、僕も行くねー。場所はピラミッドや、自由の女神の有るフランスで〜」
[ヒュン!]
ピラミッドが有るのはエジプトで、自由の女神はアメリカだ!!
「じゃあ先行くから。場所は・・・・・・・・やっぱ日本だろ。」
[ヒュン!]
〜地球(日本)〜
「よし到着〜。・・・さて、家に向かうか。」
えっ?家なんか有るのかって?失礼な。有るのは当然だ。中学時代に住んでた所は、土地ごと俺の物だぞ?何県何市に有るかって?秘密だ。
「しばらくの間のんび〜りするか。」
[ヒューーーーーー]
「んっ?」
[ドゴォッ!!]「「いってぇぇぇぇぇぇ!!!」」
一体誰だ!‥って烈じゃないか!
「何で空から降ってきたんだよ!?」
「魅異に特星から投げられたんだ・・・宇宙は無重力無視で。」
あの馬鹿、また物理学者を困らせる行動取りやがって。第一、宇宙の無重力を無視出来ても(普通は無理だが)、落下地点に人がいる事を考えやがれ。
ってかピンポイントで俺にヒットさせたって事は明らかに狙って投げたに決まっている。
まぁ、当たって少ししか怪我してない俺も、どうかと思うがな。昔なら死んでたよ。
「そんで魅異は?」
「すぐ追うって言ってたぜ!!」
「自由なアメリカンー!!」[ズドォォォォォォォン!!!!!]「ぎゃぁぁ
ぁぁ!!!」
「うるせぇぇぇ!!・・・ありゃ?」
烈がいない‥ってか目の前に有る地割れ見たいなのから少し出ている自由の女神の像は何だぁ!!??
「無事到着〜♪」
「無事じゃねぇぇぇぇ!!!!!」
[バシィィィィン!!!]
ハエ叩き全力HITだぜ!!
「ギャー。いつもより威力高くない?」
「ギャーを棒読みで言うな。そりゃー不死のベールは出てないからな。まぁ不老のベールは永続効果らしいがな。」
烈は何とか避けたようだが、気絶している。
「なるほどねぇ〜。ところで何処行く〜?」
「最初に向かうのは当然、瞑宰県!」
「その理由はー!?」
「特に無し。」
「えぇ〜〜〜。」
んなこと言ったって理由が無いし。
「それ以前に俺はセルしか持ってないんですけどー。」
「そうなの?それじゃあ少し待っててね〜。」
〜10分後〜
「はいお金〜」
「多っ!?何処で手に入れたんだ!!??」
軽く200万は有るぞ・・・
「露出狂達が偶然歩いてたから、放置は駄目だな〜と思って、人の道を歩まないと、後々いろいろな意味で苦労するって教えてあげただけだよ〜。このお金は授業料。」
人の道を歩まないといけないのはお前だろ!?
「それじゃあ瞑宰県にレッツGO〜」
それはいいとして、自由の女神はどうするんだ!?
〜瞑宰県〜
[ズキューン!ズキューン!]
「危ねぇ!ってか警察が一般市民に向かって銃を撃つなぁぁぁ!!!!!」
今逃げてます!全力で逃げてます!何故かと言うと、あの馬鹿が警察署に乗り込んで、牢屋を破壊して、また授業料を取っていたら、警察官が集まって、さらにそいつ等を脅して、警察のお偉いさんを呼び出し、急に瞑宰タワーを([当たらないように?)投げつけて、最終的には一緒に居た(全力で止めようとしてた)俺に土産とか言って、脅した警察官の金を渡すから、俺が犯人扱いされてるんだコンチクショーーー!!!
警察は警察で銃を撃って来るし、確信犯の魅異はのんきに買い物に行ってるし、こんな時に限って希望であるウィルは出てこないし、最悪だぁーーー!!!
「誰か俺に安らかな時間をくださぁぁぁぁぁい!!!!!」
[ズキューン!ズキューン!]
だから危ないっての!俺の周りの人が腰抜かしてるだろ!!
「我々の給料返せーーー!!!」
「給料とそこら辺にいる人の命と、どっちを優先してるんだぁぁぁぁ!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・給料!」
「考える時間長っ!しかも給料かよ!?」
「五月蝿い!くたばれぇ!」
マジでやられる!此処はしょうがないが・・・
「空気圧圧縮砲!!」
[ドゴォォォォン!!]
「グベフォッ!!!」
「そしてダーッシュ!!自業自得だ!」
さて・・そろそろ帰るか。帰る時は専用ゲートがどこかに有るはず‥有った。
[ブゥゥゥゥゥン!!!]
蜂がきたぁ!?脱出!
[ヒュン!]
〜地下10階〜
「よし到着‥」
[ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!!!]
しつけぇぇぇぇ!!!!!
「逃げ切ってやるーーーーー!!!」
〜5分後〜
[ブゥゥゥゥ・・・・]
何とか逃げ切った。途中で捕まりかけたから、降参して謝ったら蜂が逃げてった。
[ブゥゥ・・]
蜂は転送装置で日本に帰す。これで安心だ。
「よし、虫除けスプレーと殺虫剤を買って帰るか。」
〜そのころ〜
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!何で俺が蜂に刺されるんだよぉぉぉ!!!しかも自由の女神が邪魔で動けねぇし!!誰か助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」