22話:食べ物とは食べれる物の事
@悟視点@
[キーン!コォォン!カァァァァァァァン!!コォォォォォォォォォン!!!!!]
いちいち五月蝿いチャイムだな。まぁ授業も終了したし食堂でも行くか‥
「悟ー!料理作りバトルしようよ〜〜〜〜!!!!!!!」
五月蝿っ!?チャイムより五月蝿いって!
「魅異!チャイムより五月蝿いから、少し声の音量を下げろ!」
「むっ、失礼な。私がいつ大声出したの〜?」
「ついさっきだろーが、アホ。それで料理作りバトルって?」
「前に新技紹介した会場で作者がクッキング・WO・TUKATTE・バトルをおこなうらしいよ〜。」
何だそのネーミングセンスの低さは・・・・・
「それに俺も参加しろと?」
「その通りでありますです。」
日本語おかしいだろ!?ますの後にですはいらね〜ぞ!
「参加は拒否すr」「出番は~。」「まぁ、しょうがないから参加するか。」
我ながら早っ!?嫌々だが参加するか。
「ちなみに【喜んで参加したら(変な物の)味見役は免除】って話g」
「喜んで参加させていただきます!!!」
マジで自分の事だけど早いなオイ!?
「集合場所はさっき言った会場で、5時だよ〜。」
「準備物は?」
「材料や道具は用意するって言ってたから、要らないらしいよ。でも各自で持ってきたければ、持ってきてもいいんだって。」
各自で準備も有り・・・か。嫌な予感がするのは、気のせいじゃないよな。うん。
だが、やるからには勝つぜ!
〜会場〜
・・・・・いま凄ーく気になる事が有る。それは・・・
「何で魅異とウィルが別々で居るんだぁーーーーー!!??」
まぁ、これはこれで嬉しい事だけどさ〜。理由を説明してくれ。
「誰か説明してくれー。責任者出てこーい。」
「仕方ないね~。私が説明するよー。」
「さっさと説明してくれー。」(棒読み)
「私とウィルの両方が参加者なんだけど、料理作りは同時進行で行うから、別々になったの~」
「分かりやすい説明をどーも。」
「さて、此処からは平等にナレ君視点だよ~!」
@ナレ君視点@
何かナレ君の名前が、普通になってきてるんですけどー。まぁいいか。今回は【】の中の発言が私の発言と言うことで。
【まずは調理組の紹介!悟・魅異・クレー・ウィル・校長が担当します。そして評価組はジャルス・聖王・行方不明の烈(来れば)・そして私が担当します!
制限時間は30分。何回作り直そうと、他人の妨害をしよと、盗もうと、奪おうと、自由です!
ただし同じものを4人分(烈がこなければ3人分)作らなければなりません!
それではレディー・・・・GO!ちなみに実況は私がお送りします!】
[ドゴォォン!!]
【おおっと!いきなり魅異選手がクレー選手を吹き飛ばした!再起不能だ!】
「次は・・・悟、覚悟~!」
「俺かよ!?だが甘い!ハエ叩きスライド!」
[ヒュッ!]
「甘いのは悟だよぉ〜。目にミカンの汁!」
[ピチャッ]
「おわっ!目がヤバイ!誰かタオルプリース!」
【このバトルの中、無事に料理を作ってるのは、校長選手とウィル選手と復活したクレー選手だ!残り20分!】
それよりどんな料理を食べる事になるか心配ですね・・・
[ドゴォォォォン!!!]
【おっと!此処でウィル選手の所で爆発が起きました!誰かが爆弾を仕掛けたようです!】
「うぅ〜ん、どうしよう・・・そうだ!」
【おっと残り時間が10分になりました!此処でやっと悟選手と魅異選手が、料理作りを再開しました!】
「かなり時間を使ってしまった!しょうがないからサンドイッチにするか!」
【タイムアップまで後30秒!】
「よし、何とか多めに6人分はできたぞ。」
「それでは、半分持ってきますねー♪」
「あぁ、ウィル。どうぞご自由に〜。・・・・・・・・・・・・って駄目だぁぁぁ!」
【タイムアーップ!!!】
〜試食タイム〜
【え、えっとー、料理の紹介をしますと・・・悟選手がサンドイッチ、ウィル選手もサンドイッチ、魅異選手もサンドイッチ、クレー選手もサンドイッチ、校長選手もサンドイッチで、全員がサンドイッチを作ったようです。量は悟選手3人前、ウィル選手は4人前、魅異選手は10人前、クレー選手は2人前、校長選手は5人前です。それでは評価に行って見ましょう。ちなみに量が足りない時点で、クレー選手は敗北決定です。】
〜悟の評価〜
【結構美味しいです。具の選び方はまぁまぁです。】
「確かにねぇー。僕的にはもうちょっと具が少なくてもいいかなー?」
「うん美味い。それだけ。」
〜ウィルの評価〜
【悟選手のと同じですね。】
「同文。」
「同文。」
〜魅異の評価〜
【食べれません!スライムは食材ではありません!】
「同じくこれは食べれないな〜。」
「同じく。」
〜クレーの評価〜
【既に失格になってます。】
「・・・・・」
「・・・・・」
〜校長の評価〜
【・・・・・・スミマセンが・・・か・・なり不味い・・・です。水を貰いますよ‥】(食べた)
「タマネギが生で、丸ごと皮ごと入ってる時点で、味はタマネギだけだと思うよー」(食べてない)
「うぅ・・気分悪い・・・・・」(食べた)
[ゴクゴクゴクゴク]
【ふぅ、さて〜、今回の優勝者は・・・悟選手とウィル選手の引き分k‥】
[ドゴォォォン!!]
「やっと出られたぁぁぁ!!!」
【おぉっと!食材の中から烈が復活したぁ!】
「鯨に食われてる間は地獄だったぜ!!!・・・で、何してるんだ?」
【実は‥(事情説明)‥と言うわけなんです。】
「事情説明と言うわけ?」
【・・・・・とりあえずどの料理が1番美味しいか、審査してください!あと悟選手は量が足りないので、自動的に敗北となります!】
「マジデェェェェ!!??」
その後、優勝は当然ウィルだった事は、言うまでもありませんよね。
「烈ー!!お前が出てこなかったら俺とウィルの二人で優勝だったんだぞ!!」
「分かったから俺を動物園のライオン小屋に入れるなぁぁ!!!!!!!!」
[ガブッ!]
「ギャァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」