19話:帝国突入!「たまにはギャグ無しにしてくれ!」by悟
@悟視点@
〜帝国入り口前〜
「流石に警備が硬そうだな。」
門の見張りが2人ほど居る。ロボットじゃなくて人だぞ。
「私に任せて〜。」
って、魅異が行くと凄く心配なんだけど!RT・DX+は漫画を黙って読んでる。何でそんなに余裕なんだ?
「んっ!?何だお前は!?」
おっ、魅異がどういう行動に出るか見とかないと、心配だなぁ〜。
「えっ!?どこどこー?」
「お前だ!怪しい奴だな、まさか高校の者か!?」
「えぇ〜、違うよ〜。」
何とか誤魔化してるな。安心安心。
「私は爆弾魔だから安心してね〜。」
ボォケェェェェェェ!!!明らかに安心できねぇだろ!
「そうか・・・で、爆弾魔が何のようだ?」
「この瞬間回復装置を売りに来たんだけど、いらない〜?」
それは誰がどう見ようと、超大型の洗濯機×2じゃないか!そんなのに騙されるわけ‥
「「なにっ!?それなら早速使わせてくれ!」」
騙された!?
「それじゃあ一人一つの洗濯機に入ってね〜。」
洗濯機って認めた!?
「「分かった。」」
馬鹿だろ!洗濯機ってさっき言ったぞ!
「後は洗剤と漂白剤を入れてー・・・」
「何で洗剤と漂白剤を入れるんだ?」
「普通は回復薬とかじゃないのか?」
ほら見ろ気づかれた!どんな言い訳をするんだ?
「それは、生卵とワサビの化学反応を利用した式を使って、計算した結果ですよー。」
「「なるほど。」」
何故そこで納得する!?そんな化学反応は聴いたことが無いぞ!
「フタを閉めて‥鍵を掛けて・・・・・スイッチON〜。」
「「グベィァァァベッブビバ・・・」」
鬼だ!わざわざ鍵を掛けて閉じ込めるなんて大丈夫な訳が‥
「「グボァ、た、体力が回復・・・するぞ。」」
「しねぇよ!」
もう敵が居ないから立ち上がってツッコんだ。
「早く行こうよ〜。」
「RT・DX+も行くぞ。」
「はいはい、オーケー。」
コイツ・・・・・・既にやる気ねぇな。
〜帝国(城下町)〜
「さて、どうする?」
「俺は適当に町を見回ってから、帝国に行きたい。」
「私も〜。」
この二人、今は特性全体がピンチの事を忘れてるんじゃないか?
「まぁ俺も何か買いたいから良いか。」
「悟、魅異、また後で合流するぞ。」
「また後でね〜。」
RT・DX+は西に、魅異が東に行ったか。俺はあの二人と会わないように北に行くか。
「何処にしようかな?」
何故、疑問系なんだ俺。やっぱりあまり疲れない場所にしよう‥あっ
「武器は要らないかそこ!!今なら大安売りだぜ!!」
烈が商売してるな。
「悪いがもう買った後なんでね。」
「やっぱり要らないか。」
・・・・・なんでアイツがこんな所で、兵士相手に商売してるんだ?まぁ此処はとりあえず‥
「圧縮爆撃連射砲!」
[ドゴゴゴォォォォン!!]
「何なんだ、一体ーーーーーー!!!!!?」
[キラァン]
星になったな。烈星も完成したし戻るか。結局欲しいものは無かったし・・・
「全員集合したし出発するか?」
「「おー。」」(棒読み)
もう少しやる気を出せ!
〜帝国組の城の中〜
帝国組って何だよぉぉ!!
「貴様等は何者だ!?」
「私はキラキラメッキ大勇者だよ〜。この二人は私の部下〜。」
「「誰が部下だ!」」
「なるほど息がピッタリだ。」
「でしょー。」
「まぁ、通っていいぞ。」
マジですか!?
「それじゃあ遠慮なく通るか。」
通っていいと言ってるし。
「魅異、そこの見張りにトドメを刺すぞ。」
酷っ!
「分かったー。悪夢妄想幻覚術〜!」
技はヒットしたのに何の変化も無い?
「カステラブレェードォォォ!!」
カ、カステラブレード!?
「電柱砂漠の釣り王ぉぉぉぉ・・・・・・・」
全然意味不明!ってかどんな悪夢を見てるんだ!?
「悟ー、先に進むよ~。」
「あぁ、分かった。」
〜5分後〜
今は一人で通路を歩いてる所だ。何故って?途中3つの分かれ道があったからだぜ!
俺は真ん中を選んだんだが敵がまったく居ないから暇だ。
「おっ、扉を発見!爆弾!」
[ドゴォォン!]
銃を持ったロボットの大群が居ましたぁー。・・・・・・敵が居ないと思ったら、ここに集まってたのか。
「俺の部屋の扉の仇・・・・・此処で討つ!!」
敵はロボットの大群は約700機、こっちは俺一人だ。
「十分だ。1機1撃で仕留めるぜ!硫酸化圧縮水溶液!」
[ジュウゥゥゥゥ]
今ので20機位は溶けただろ。
[キュン!キュン!キュン!キュン!キュン!キュン!]
一気に撃ってきたか。だが甘いぜ!
「リバースショット!」
[ドォン!ドォン!ドォン!]
打ち返した弾が敵を貫くぜ!リバースショットは、大体の遠距離攻撃には有効だ。
「光発圧縮弾!」[キィン!]
強すぎる光に前列周辺のロボットは全滅だ!
「ツッコミをしてないからだと思うが、あんまり疲れないぜ!」
馬鹿達が居ないとこんなに楽なのか!?
「でもツッコミ役の主人公として、これでいいのか?」
・・・・・俺がボケ役にならないといけないな!
「慣れてないけど、まぁいいか。ところでロボット!」
「!?」
「さっきから敵が考えたり、独り言喋ったりしているのに、攻撃しないとは何事でしょうか!?これについて我が会社は重い罰を与える必要が有る!?」
何故疑問系なんだ俺!?ツッコミは本心でやるが。
「まったくこれだから最近のロボットは‥以下省略‥だと思うんだ!」
いやいや!以下省略って口で言ってるし!繋げたら、まったくこれだから最近のロボットは以下省略だと思うんだ!になってしまうぞ!
「こういう悪い奴には‥回転ヘッドスライディーング+ハエ叩き!」
なんて微妙な技なんだよ!
[べシィィン!!バシィィン!ドゴォォォン!]
最後の効果音おかしいだろ!?ハエ叩きでドゴォォォン!ってどんだけ凄いんだよ!?
「くっ!回転ヘッドスライディーング+ハエ叩きを使うとは!」
使ったの自分だろ!自分の事だけどさ!
「俺の通った場所にはモヤシが生えてくるぜ!」
俺にそんな能力は無い‥って本当に生えてきた!?
「そしてそのモヤシは・・・すぐ腐る!」
本当に腐ってる!
「そして腐ったモヤシは爆発するぜ!!」
するなぁぁぁぁぁぁ!!!
[ドゴォォォォォン!!]
「さて・・・次の階へ行くか。」
ボケ役の状態は強すぎだろ・・・ってかボケ役のままで次の階行くの!?
「次の階への階段は、未来へのジャンプ台!」
何を言いたいかは分からないが、絶対勘違いしてるぞぉぉ!!