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14話:遊園地へようこそ!

@悟視点@


「ZZzzz・・・・・・・ふぁ〜」


グッドモォニィィィング!朝だ〜。


「・・・」


眠いなー。こういう時ってしばらく座ったままで、少ししてから起きるのが多い。





「・・・・さて飯でも食うか。」


5分の放心状態からやっと解き放たれた!俺が。


「んっ?何だこれ?」


2枚の紙を発見。どうする?


1:両方確認


2:片方確認


3:嫌な予感がするからスルー


フフフ、俺は魅異の異常が移ったせいか、タイトルが分かるのだよ。


ズバリどちらかは確実に遊園地の招待券!もう片方はそれの送り主からの手紙だぁ!


「って事で1枚目確認!」


【水族館無料招待券 (有効期限 今日中) 期限が近いので、今のうちに来てみよう!】


何故、水族館の招待券なんだぁぁぁ!!?


「次2枚目・・・」


やけに低テンション。


【グッドゥモォニィィング悟君。今日はこの現代エリアに遊園地を作りました!って事で、オープン前に特別サービスで、無料で遊園地に招待しますよ。場所はこの紙の裏に書いてあります。この紙と一緒に送った無料招待券を持って、遊園地に装備を忘れずレッツゴー!


ちなみに悟君以外にも招待券は送りました。それじゃあグッバァーイ。

追申:今日高校は休みになりました。by校長】


「ナイスだ、校長!」


こっちは遊園地だった!


ウィルと一緒に行ってやろうじゃないか!


「今の俺はやけに高テンションだぜ!‥さて飯でも作るか。」



〜遊園地〜


省略多っ!!今居るメンバーは俺と、クレーと、ウィルと、烈と、ジャルスと、校長だ。


「ってか何で校長がいるんだ!?」


「ノリです。」


「あっそう。」


予想通りの返事だな。


「さて、この多人数行動もなんだし、班でも決めるか〜。」


これが俺にとって1番重要。失敗は許されない。



〜班を決め中です‥しばらくお待ちください・・・〜


とりあえずあみだクジで決まった。


俺・ウィル・校長の班


ジャルス・烈・クレーの班


「まぁまぁの班だな。ボケ役が居るけど。」


それはもちろん校長だ。


「私はツッコミですよ、悟君。」


あっそ。




〜ジェットコースター乗り場〜


「まずはこれにしませんかー?」


「流石はウィルだなー。OKこれにしよう。」


「やったぁ♪」


喜んでるな。うん、ナイス俺。校長は壁と常識外の一人会話をしているが。


「荷物置き場は‥そこか。」


【装備品以外の落としてはいけない物は、此処に置いてください。】


「そういえば、校長?何でこの遊園地に、装備品を持ってくる必要が有るんです?」


「乗れば分かります。あとこのジェットコースターは立ち乗り専用で、足場固定なしですよ。」


ハイ?悪いけど幻聴が聞こえたような‥立ち乗り専用で足場固定なし?ジェットコースターから落ちるぞ!?


「しかもループ(αみたいな形)の場所も有るのです!誰が落ちずに残れるますかな〜?」


このジェットコースターの成功率を考えると・・・


俺=(5%)俺は普通の人間だから成功率は極めて低い。

ウィル=(85%)元勇者だし魅異の体だから成功率は高い。

校長(?%)=この人は分からないな。ってか落ちても絶対平気だろ。



「俺が1番不利だ!?」


ってかどうしよう。ここっで逃げたら主人公失格だし‥やってやるか!


こうなったら開き直って成功させる!


[まもなく発進します!]


「ちなみに勝ち残ったら賞品として折り紙800万枚を‥」


「いらんわ!」


800万枚も迷惑だ!ってか発進してるぅぅぅぅ!!


[ヒュン!]


おわっと!さっきの何だ!?


[此処でルール説明!このジェットコースターに向かって、前方から敵が突っ込んでくるので、全員回避するように気をつけましょう!]


[ガスッ!]「さよならー!」


あっ、スピーカー落ちた。


[グルルゥゥゥア!]


何かボスキャラみたいなのでたぁ!!


「あれはヴィンデェードゥと言う巨大鳥系モンスターで、炎を吐きますよ。速さはジェットコースター以上。」


ほぉ〜、なるほどねぇ‥って冷静に解説してる場合じゃ無いぞウィル!


[ゴォォォォ!!]


「おっと危ないです。」


「この程度では、私に攻撃を当てる事など不可能ですよ、ヴィンデェードゥ君。」


熱っ!!俺だけ避け損ねた!二人はバク転で回避したけど。そして校長、敵キャラに君付けは止めた方がいいぞ!って二人とも落ちていった!


「あぁ〜、落ちちゃいました。じゃあ後は頑張ってくださいね〜♪」


「いやー、やっぱりあそこで避けたのが間違いですね。ヴィンデェードゥ君の攻撃なら喰らっても大丈夫でしたし。」


それより俺にどうやって生き残れと!?


[グゥゥゥ」


何か炎を溜めてるんですけど!!


[グォォ‥ドカッ!!ヒュ〜]


‥都合よくジェットコースターの柱にぶつかって落ちたな。助かった〜。


「あとはゴールするだけ‥って無理だ!」


ループがあるって!やっぱ都合悪いぞ!ってか今落ちてるって!!


[ゴォン]












・・・・・・・・・・・




[べチャッ]


「っ辛っらぁーーーーー!!!!」


辛い!ワサビのツーンがやってきた!!ヤバイ!ヤバイ!!ヤバイ!!!ヤバイィ!!!!この辛さはヤバイィィィ!!!!!!


「おぉ〜、辛そうだですね。」


この声は校長か!!


「辛いわボケェ!!一体顔面に何つけた!?」


「新技紹介の時、悟君が紹介した辛そうな技の、私流アレンジバージョンですよー。」


どんなアレンジしたんだ!一応味見したが、此処まで酷くはなかったぞ!


「私はとめたんですけど、無理でした‥」


ウィル‥まともなツッコミ役はお前だけだよ。


「そういえば敵は?」


「確か生のタマネギを食べに行ってるぞ。電気屋に。」


何故に生!?しかも電気屋!?意味わからねえよあの怪物!


「俺達は何を食べればいいんだ?」


「悟君のお金を食べる、金食い虫となりましょう。」


[パシィィン!」


ハエ叩き顔面HITさせてやった。


「それが嫌なら、全宇宙パズルのピース数兆枚にしますk‥」


[パシィンパシィン!ドコォォン!!]


ハエ叩き顔面HIT×2+バスーカショットを食らわしてやった。


「分かりました!店に案内しますから!」


「気楽な場所で。」




〜レストラァーン【どっかの時空へぱられる】〜


変なネーミングだなオイ。


「当然ですが全部無料です。」


「流石は遊園地の持ち主。」


「うーん何にしようかな〜。」


ウィルは考え中だ。ってメニューになんかランクみたいなのが付いてるな。


「校長、このランクみたいなのは何ですか?」


「それはそのメニューを選んだ時に戦うモンスターです。」


・・・・・戦うの?


「待て待て待て待て!無料じゃないのか!?」


「無料でも有料でも戦闘はありますよ。」


マジかよ・・・・


「ちょっと待って下さい。それはつまり、ランクの高い商品は敵も強いという事ですか?」


「そのとぉ〜り。だからどれにするかは自由です。」


自由なのは普通だろ!ってかどれにしようかな・・・・・





〜3分後〜


「決まったぞ。注文していいか?」


「私もいいですよ〜。」


「グッドです!」


〜注文中〜


「それにしても、遊園地広すぎだろ!」


「確かに。この広さ全部を周るのは、かなり時間が掛かりますね。乗り終わったアトラクションはまだ1つだけですし。」


それに他のアトラクションでモンスター出そう。


[クケケケケ・・・お前らがお客さんかぁ?]


[ゴルゥゥ!]


[・・・・・・・・]


ランク別のモンスターだな。骸骨と竜と幽霊だ。


「ふーん。俺の相手は骸骨剣士か。」


「お、お化けが居るんですけど‥」


ウィルはオバケ嫌いらしいな。元勇者なのに。


「あいつの相手は俺だから大丈夫。」


「そうですか。私の相手はあの竜ですね。確かランクSでした。」


ランクSを頼んだのかよ!?


「それじゃあバトル場にワァ〜プ!」


〜バトル場〜


「シンプルな場所だな〜。」


[・・・・・・・・]


本当にシンプルだぜー。だって全体が灰色だぞ。BGMが掛かってるが。


「ってかバトルするか?」


[・・・・・・・・]


無視ですか。


「オイ」


[・・・・・・・・]


「少しは反応しろ!」


[・・・・・・・・]


「聞こえてますか〜?」


[・・・・・・・・]


「無視かよ!」


[・・・・・・・・]

「・・・・・・・・」

[・・・・・・・・]

「・・・・・・・・]

[・・・・・・・・]

「・・・・・・・・」

[・・・・・・・・]


もうムカついた。


「・・・魔法混合弾!」



[ヒュン!]

すり抜けた!?ってか弾が何処か飛んでった。


「おぉ〜い?」


[・・・・・・・・]


「お前なんか成仏しろ。」


[パァァァァァ]


した!?本当に成仏しちゃった!?ってか効果音にツッコミたい!


〜店内〜


「よっしゃ戻ってきた〜。」


「悟君、遅いですよ。」


「確かに。もう私達は食事を食べ終わりましたよ〜。」


早っ!?


「二人ともどうやって倒したんだ!?」


「私は給料を減給すると脅したら、あっさり降参しました。」


酷っ!骸骨に同情してやろう。


「私の時は魅異さん勝手に戦ってました。」


竜にはさらに同情してやろう。可哀想に。


「とりあえずいろんな所をまわるか。」




〜3時間後〜


「最後は此処に行くぞ。」


「絶対に無理です!殺されるー!!呪われるー!!!誰か助けてください!」


今はまだ乗っていない最後のアトラクションに乗ろうとしているが、ウィルがなかなか行ってくれない。何故って?それは今乗ろうとしているものが‥


「オバケ屋敷なんか絶対に行けませんって!!!」


「大丈夫だって。中のオバケは襲ってこないから。」


「中に居るのはお化けモンスター。襲ってきますよ。ほら、貴方達の肩に手が・・・・・」


校長!そんな事言ったら‥


「やっぱり無理ですーーー!!!!襲われて殺されますよぉぉ!!!!!」


〜30分後〜


出口のひとつ前までやっと来た。途中ウィルが叫び声を上げた回数、80は超えるぞ。


っとそれよりボスキャラが目の前に居るわけだがどうするか。


「ってかスライムだよな?あれ。」


「そうですね。名前はスライムLLです。」


「大きさがLLなだけだろうけどねぇ〜。」


ウィルがいつの間にか魅異になってる!?


「魅異、あのスライムを全部お前にやるから、あいつを倒してくれ。」


「えっ、いいの!?それじゃあ先に進んでてね〜。」


〜オバケ屋敷出口〜


「やっと出られたぜ〜。」


「よかったね〜。」


・・・・・・魅異!


「やけに早いなオイ!」


「すぐ決着がついたからね〜。」


「それよりもうすぐ閉店時間です・・・」


「それじゃぁ帰るぞ。」

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